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【実録PTA】会議の終了時間が決まってない!?  仕事をする人がPTA活動をするために必要なこと

Woman.excite / 2017年5月2日 18時0分

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© Melpomene - Fotolia.com


最近、事件やネットなどでもPTAという言葉が騒がれています。今では、次から次へと後出しジャンケンのようにネガティブな意見が出てきますが、実際のPTAの活動はどのようなものなのでしょうか?初めてのPTAに参加した筆者の実体験を元にご紹介します。

PTA活動は強制ではない

いろいろなメディアで言われていますが、PTAへの加入は任意で強制ではありません。この話題の発端は、ちょうど1年ほど前にタレントの菊池桃子さんが「一億総活躍国民会議」に出席してある発言をしたことに始まっているように感じます。それは「任意にもかかわらず、すべての者が参加するような雰囲気作りがなされている。働くお母さんたちにとっては、PTA活動っていうものが難しい」というもの。

これにより多くの親たちが「え?PTAって全員入るものじゃないの?」と思ったのではないでしょうか。実際、強制とはいかないまでも、多くの学校で子ども1人に対して1回役員をやると決まっているところが多いようです。


実際にやってみてわかったこと

私は今年度PTA役員を引き受けています。まだ、スタートして1か月足らずですが、実際に関わってみてわかったのは、多くの活動がPTAなしではできないということです。おそらく小学校のメインイベントである運動会や全校遠足なども、準備やパトロールなどを含めてPTAの協力があってこそ安全にできていることがわかりました。

当たり前だと思って受けていた恩恵が、実は誰かが支えていたくれたものだったと知るだけでも大きな収穫でした。


集合時間は決まっているのに終了時間が決まっていなかった

どこかでは換算すると時給1000円以上だとか、拘束時間が月平均何時間だという数値も出ていますが、確かにそれなりに仕事はありますし時間も拘束されます。私がもっとも驚いたのは集合時間は決まっているのに、終了時間が決まっていないこと。つまり、終了時間は仕事が終わるまでという考えなのでしょう。

せめてこの習慣だけはやめたいという思いで、集まりがあるときには必ず「何時までですか」と聞いています。仕事の会議でもそうですが、アジェンダを共有し、決定事項を明確にすることは最低限必要だと思います。 ストイックにすることはありませんが、PTA活動が有益だと思うからこそ、目的を決めて効率的に活動を行いたいというのが私の思いです。


PTAという無償の活動の意味

PTA役員になったことを言うと、多くの人から「大変ね」「仕事もあるのに役員になったの?」などと言われることがありました。その度にちょっとモヤっとした気持ちになっていました。でも、仕事場で同じ小学生のお子さんを持つ女性が「尊敬する!」と言ってくれたときに、そのモヤモヤがすーっと晴れた気がしました。

役員になった人はもちろん役目を全うするべきです。そして、役員にならなかった人は、なってくれた人に感謝の気持ちを持つことが大切なんだなと分かりました。

誰かがやってくれると言うのではなく、自分がやらないことをやってくれていると言う意識を持つだけでも、PTAへのイメージが変わるのではないかと思います。

あなたのお子さんも通学路で事故にあいそうなところを助けてもらうかもしれない、図書館で読み聞かせを聞いて本が大好きになるかもしれない、卒業式に胸に花をつけてもらうことで成長を感じることができるのかもしれない。そのなくなったときにしか気づけない1つ1つのことが、PTAという無償の活動で行われているなんて、思えばすごいことですよね。


とはいえ、仕事をしながらのPTA活動は大変なことも多いです。スリム化はしてもいいから、仕事をする人もお子さんが多い人でも参加できる方法を見つけていけるといいのかもしれませんね。
(サトウヨシコ)

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