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“おれってイクメン”夫の甘い自己評価に妻は? 「子育て評価」発表!

Woman.excite / 2017年5月13日 21時0分

“おれってイクメン”夫の甘い自己評価に妻は? 「子育て評価」発表!

オムツ替えした、おふろにいれた、寝かしつけした…。妻が毎日していることを数回こなしただけで「おれは子育てをしている!」とドヤ顔で悦に入る夫にため息が出る、なんてことをたまに聞きます。

© 00132 - Fotolia.com


世間一般の夫は自分の子育てについてどう思っているのか、妻からの子育て評価は夫の自己評価と一致するのか。このたび、その問いに応える興味深い調査がおこなわれましたのでご紹介していきましょう。

■子育ては誰が中心であるべき?
四街道市が2017年におこなった「子育てに関する男性と女性の意識の違い」の調査によれば、「子育ては、夫婦平等に協力しあうべきだと思う」に「そう思う人」と答えた男性は全体の約86%、女性は91%で、男女ともに子育てに関して協力しあう姿勢には変わりはありませんでした。

この調査は、東京都内7区、千葉県内7市の20歳~49歳の子どものいる男女計498名に対して行ったアンケート結果です。



四街道市「子育てに関する男女の意識の違い」調査(四街道市役所)


一方「子育ては、女性中心であるべきだと思う」と考える男性は半数以上の約53%。逆に女性が「そう思わない」と考える割合は約56%。男性は、「育児は夫婦平等」と考えながら、矛盾した意識も見えてきます。

しかし「子育ては、男性中心であるべきだと思う」には、女性の86%が「そう思わない」と答えています。女性の中でも、育児の「女性中心」の考えには賛成できないけれども、「男性中心」も現実的には難しいと思っている人が多いのかもしれません。

■子育てへの関わり方、評価甘い夫たち
「自分は、子育て、子どもの世話に力を注いでいる(いた)と思う」というアンケートで「そう思う」と答えた男性は75%、女性は約87%。一方、「配偶者は、子育て、子どもの世話に力を注いでいる(いた)と思う」というアンケートでは男性約85%に対し、女性は64%。



四街道市「子育てに関する男女の意識の違い」調査(四街道市役所)


妻からは「子育てに非協力的」とみなされているにも関わらず、「おれはイクメン」と自己評価の高い夫が多いという事実が浮き彫りとなりました。

妻からの「まだまだ足りない」という厳しい視線に、夫たちは気付いていないのかもしれません…。

■「子育て評価」判断材料は妻への態度も含まれる?

たとえばわが家の場合。息子がまだ生まれてまもないころ、夫がオムツ替えをしない、夜泣きしても一切起きない、あやさないという状況に「どれだけ子育てしない男なんだ!」と泣きたくなったことがありました。

この時期「あなたの夫は、子育てに力を注いでいると思う」というアンケートがあったら迷いなく「そう思わない」と答えていたことでしょう。

けれど「夫が子育てに協力的であるかどうか」の判断材料には、じつはいろいろな要素が含まれているような気がします。

たとえば子どもの世話ばかりでホッとつく間もないとき、夫がそっとコーヒーをいれてくれていたら。子どもが小さくて外出先が限られてしまう時期「好きなDVDでもレンタルしてこようか?」といってくれていたら。

子育ての直接的なサポートでなくても、日ごろから夫が自分に気を使ってくれていたら…。妻から夫への評価はそう悪くはならないと思いました。


© one - Fotolia.com


こう考えると、もしかしたら夫は妻を気使うことで、自分の子育て評価をあげることができるという側面もあるかもしれません。

子育てが夫婦の共同作業なら、夫の気遣いは妻の作業を気持ちよくすすめるためのサポートアクションになるはず。夫婦ともに「子育てに協力的」といいあえる関係を築くのは、そう難しいことではないのかもしれません。
<参考サイト>
・四街道市役所「子育てに関する男性と女性の意識の違い」

(すだ あゆみ)

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