「スイカップ」アナ、古瀬絵理さんに聞く! 授乳期を経ても美バストを保つ秘訣
Woman.excite / 2017年7月23日 20時0分
「スイカップ」アナ、古瀬絵里さんに聞く! 授乳期を経ても美バストを保つ秘訣
テレビやラジオなど、幅広い分野で活躍しているフリーアナウンサーの古瀬絵理さん。古瀬さんといえば、「スイカップ」と称されるグラマーで美しいバストの持ち主。一児の母となってなお、その美しさは増すばかりです。そんな古瀬さんに、子育て、お仕事、バストを保つ秘訣、さらには旦那さまのことまで、貴重なお話をたっぷりお聞きしました。
(c) 古瀬絵理 『陽だまり』/講談社
1978年生まれ、山形県出身。NHK山形のキャスターとして活動したのち、フリーに転向。情報、経済、旅番組、グラビアなど多方面で活躍する。2012年には男の子を出産し、一児の母に。2017年5月に6年ぶりとなる写真集『陽だまり』(講談社)を上梓。
https://ameblo.jp/furuseeri/
■幼稚園の役員に! ママ友づくりには「一歩踏み出すこと」が大切
幼稚園に通う5歳の男の子を育てながら、フリーアナウンサーとして幅広く活躍されている古瀬さん。その日常生活をうかがうと、毎朝6時には起きて息子さんと旦那さまのお弁当をつくり、朝食をすませ、8時には息子さんを幼稚園へ送る…と、忙しい日々を送っているそう。
「幼稚園は帰りが早くて、13時半過ぎには帰ってくるんですよ。本当は保育園を希望していたのですが、入れなくて。打ち合わせなどの仕事はできるだけ息子が幼稚園に行っている間に入れていますが、息子のお迎えまでに帰宅できないときは、夫や実家の両親にみてもらっています」
さらにはこんな心強い味方も。
「ありがたいことに、お迎えが間に合わないときはいつでも声をかけてね、と言ってくださるママ友もいて。本当に心強いです。
じつは、私が人前に出る仕事をしていることで、息子にも影響があるかもしれない…との不安がずっとありました。それで、いろんなママさんたちと関われるよう、幼稚園の役員を引き受けたんです。
役員をするまでは、どうやら話しかけづらい印象があったみたい(笑)ですが、会話をするようになったら『話しやすい、普通のママなのね』とこれまでとは違うイメージを持ってくれるママばかりで、距離がぐっと縮まりました。自分から一歩踏み出すことが大切なんだなと、実感しましたね」
■夫と実母との間で板挟みに…?
周囲のサポートを得ながら、子育てと仕事を両立している古瀬さん。しかし、ちょっとしたピンチもあったそう。
「仕事を続けるためにはどうしても実家の母のサポートが欠かせず、つい母にばかり甘えてしまった時期があるんです。ちょうど息子の一時保育が始まったタイミングでもあったので、子育ての先輩である母がいちばん頼りになる! と、そのときは思ったんですよね。そうしたら、夫がちょっとすねてしまって(笑)
もともと子育てにはとても協力的な夫なのですが、私が母ばかり頼るものだから、子育てのメインは私と母で、自分は蚊帳の外…みたいな気分になってしまったんでしょうね」
息子さんが生まれてからは、休みの日はキャンプに行ったり、公園にいったり、 アウトドアで過ごすことが多くなったという古瀬さんご家族
旦那さまとお母さまとの間で板挟みになってしまった古瀬さんですが、意識と行動を少し変えたら、みんなで子育てを楽しめるようになったと言います。
「夫の気持ちを知って反省し、それからは真っ先に夫に相談したり、頼ったりするようにしたんです。私が仕事で家をあけるときには、まず夫の都合を聞いて、夫が難しければ母にヘルプを出す。そうやって順番を変えたら、いろんなことがスムーズに回るようになりました。今では、夫と私、実家の両親、みんなが同じ方向を向いて協力しながら、よい雰囲気で子育てできています」
家族仲のよさがうかがえるこんなエピソードも。
「毎晩、息子が寝るまでのフリータイムは、家族3人でウノや人生ゲームをして遊んでいます。夫は、息子が遊ぼうと誘ったら、たとえ自分のことをしていても中断して、とことん遊びに付き合える人。それって、かんたんなようで案外難しいことだったりしませんか? それが自然とできる夫を尊敬していますし、夫の姿からいろんなことを学ばせてもらっています」
■美バスト&スタイルキープの秘密は「ながらケア」にあり!
さて、古瀬さんといえば、「スイカップ」と称される美しいバストに引き締まったボディと、絵に描いたような抜群のスタイルの持ち主。そんな古瀬さんに、妊娠・出産でのからだの変化と、卒乳秘話を教えていただきました。
「妊娠中は、2カップくらいはサイズアップしたと思います。ブラがみつからなくて、スポーツブラをしていました。授乳は2歳3ヶ月までしていました。卒乳の時期は気にせず、自然に任せて…と思っていたのですが、じんましんが出て、薬を飲まないといけなくなってしまったのを機に卒乳しました。
息子はもう言葉がわかる歳だったので、『ママはおくすりをのむことになったから、おっぱいはもうのめないんだよ』とお話ししたら、幼いながらに理解してくれたようで、ぐずることもなかったんです。
予想よりスムーズに卒乳できたことに驚いていたのですが、3日くらい経ってから急に大泣きして。きっと、我慢していたんだろうなあと思うと、申し訳ないやら、いじらしいやら、たまらない気持ちになりましたね。
それでも、その後はあきらめがついたのか、おっぱいの話はしなくなりました。今でもよく触ってきますけどね(笑)」
卒乳後、バストのサイズは元通りになったものの、ハリや弾力の低下を感じた、と古瀬さん。
「トレーナーの先生によれば、バストを支えるには胸筋だけでなく、背筋を鍛えることも大切なんだそう。そこで教えていただいたのが、四つんばいの体勢で500mgのペットボトルを持ち、ひじを引き上げるようにしながら肩甲骨ごと動かす体操です。肩こりもほぐれておすすめですよ。
もうひとつ、エステティシャンの方からは、わきの下をマッサージすると血行がよくなって、バストアップにつながるとも聞きました。私は撮影前などに行っていますが、わきに流れている脂肪をバストに戻すイメージでマッサージすると、確かにバストアップしたように感じられるんですよ」
古瀬さんは、これらのケアを気が向いたときにしているそう。
「ジムに行ったり、丁寧にケアする時間を取ったりするのって、子育て中のママにはなかなか難しいですよね。私の場合、からだづくりでいえば、幼稚園へ息子を送った帰り道は電動自転車の電源をオフにして乗る、夕食のお肉が焼けるのを待つ間だけスクワットをする、食器を洗いながらかかとの上げ下げをする…といったように、日常生活の合間の『ながらケア』を心がけています。
ちなみに、私が使っている電動自転車は30kg近くあるので、電源をオフにすると平坦な道でもそうとう疲れます(笑) 帰省中などで自転車に乗っていない期間は太もものたるみを感じるので、小さくても日々の積み重ねが大切なのかもしれませんね」
■ストレスをリリースできる、毎日の夫婦の●●とは?
がんばりすぎない日々のちょっとしたケアで、美ボディをキープされている古瀬さん。そんな古瀬さんの魅力がつまった写真集『陽だまり』が発売されました。写真集をつくるにあたっては、葛藤もあったそう。
「写真集のお話をいただいたときは、 出してもいいんでしょうか? との想いが先に立っていて、何カ月も迷いました。でも、夫に『目の前にある仕事を、断る理由はあるの?』と言われて。誰かの名言みたいですよね(笑) そんな夫の言葉に背中を押されて、心を決めました。
正直にいうと、将来、息子が写真集をみたときのことを考えると、やっぱり複雑ではあるんです。けれど、目の前にある仕事にまっすぐ向き合い、取り組んできた証でもありますので、その姿勢をいずれ理解してくれる日がきたらいいなと思っています。
39歳の頃のママの姿と、想い。それを写真集としてかたちに残せたことは、私にとってかけがえのない経験になりました」
子育ても、仕事もまっすぐに、笑顔でのぞまれている古瀬さん。最後に、忙しくてもポジティブに日々を過ごせる秘訣を教えていただきました。
「先ほどの『ながらケア』の話もそうですが、ひとつのことに集中しよう! と思っても、子どもが一緒だと中断せざるを得ないことのほうが多くて、私にとってはそれがイライラのもとでした。
でも、上手に切り替えができる夫の姿から、『子どもがいたら、なにかを中断されるのは当たり前。ひとつのことを無理してやり遂げなくてもいいんだ』ということを学んで。そう思ったら、とても楽になりました。
もちろん、イライラしそうになることもありますよ。そんなときは、息子をぎゅっとします。するとワンクッションおけるというか、気持ちがほんのり落ち着くんです。
そして、どんなに疲れていても、ほんの数分でもいいから夫と会話をすること。他愛のないことでいいんです。じつは、夫との会話が私にとって即効性のあるストレス解消になっていることに最近気づきました。夫と結婚できてよかった! って、つくづく思っています(笑)」
(講談社/3241円+税)
(c) 古瀬絵理 『陽だまり』/講談社
写真集のタイトルは、写真をチェックしたスタッフの「絵理さんの笑顔って、陽だまりみたいですね」の言葉がヒントとなったそう。
「写真をみたときに、ああ、私、こんなふうに笑うんだな、と、新たな自分を発見したような気分になりました。私自身のあこがれでもある、女性が内包するあたたかさ、やわらかさ。手にしてくださった方々に、そんなニュアンスが伝わったらうれしいです」(古瀬さん)
(コミヤ カホル)
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