「化粧がめんどくさい」産後ママの美意識が激減するワケ【コソダテフルな毎日 第31話】
Woman.excite / 2017年7月20日 12時0分
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こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです! 長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。
大変なことも笑いに変えてをモットーに毎日頑張ってます。
■産後、自分のこと、夫のことに対する意欲が激減!
みなさん、思い出してみてください。第一子を生んで、退院してきた日。
なにこれ。あっという間に日が暮れるんですけど(白目)、って驚きませんでしたか?
私、びっくりしました。おなかに入っていた子が外に出てきただけでこんなにも生活がガラリと変わるのかと。
新生児は寝てばっかりとか言ったの誰!? 長男、退院してきた日から昼間はほとんど目を開けてる子で、寝てばっかりどころか起きてばっかり。
つい6日前までこの手の中に存在しなかった赤ちゃんが、たった一人増えるだけでなんともいえない忙しさなんです。
これといって何が…というわけでもなく、特別な課題やプロジェクトがあるわけでもないのですが、朝も昼も夜も関係なく授乳・だっこ・おむつ・授乳・だっこ・おむつで、あっという間に一日が終わっていくんです。
オシャレなママファッションや、産後の美容も気を付けてるママたちを見ては、どうやったらこうなれるのか、私にもそんな時期が訪れるのか、心底謎でした。
もともと私はごく一般的な女子程度、美容にもファッションにも興味を持っていましたが、長男を出産後は自分のこと、夫のことに対する意欲が激減!
これ、何なんでしょうね。
やろうと思ったらできないことはなかったと思うんです。いくら忙しいっていったって、今よりかは絶対的に余裕はあったわけですから。
しかし、なんていうんでしょう。
そもそも意欲がうせるんですよね。自分のことがどうでもよくなるんです。
妊娠中は化粧水→美容液→乳液までたっぷりと時間をかけて塗っていたんです。基礎化粧品もそれなりのものを使っていました。
が!!
産後は化粧水をはたくだけで終わり。染み込ませる余裕もなく、片手でなでるだけ~~(無意味)
お風呂あがりにガシガシと顔面に化粧水をなでたら、すっぽんぽんのまま暖かい部屋に移動して長男に服着せて、そこから自分も服を着て…そうこうしてるうちに泣き出して授乳して…バタバタバタバタ。
冬の寒い時期で、たった一人でお風呂入れるんですから、それはもうほんと大変でした。
自分のこととかできる余裕もなくて、髪の毛もビチョビチョのまま、タオルだけかぶって授乳した日も山ほどありました。
そんなかんじなので、たまに外出して、化粧品コーナーの販売員さんにつかまっても、
「化粧水でひとなでするだけなんで結構です…」で会話終了してました(爆)
美容部員さん、入り込む余地なし(笑)
おかしいな。産後も今まで通りやろうと思ってたのにな(遠い目)
あれだけ好きだったお洋服も、今までの基準とガラリと変わってきます。
かわいいとか、着たいとかじゃなくて、授乳しやすいかどうかが基準になるので、限られてきます。
選べるものも限られてくるから、だんだんと物欲も減るんですよね。
授乳しやすい服を数枚持っておいてそれをローテーションで回す、みたいな毎日でした。
■同級生と再会後、送られてきた写真をみたら…
そんな毎日を繰り返してるうちに、あっという間に一年近くたち、産後初めて、同級生たちと会うことになりました。
周りのみんなはちょうど婚約中であったり、キャリアを積み重ねてる時期で、会が終わって送られてきた写真を見てがく然としました。
え…。
一人だけ老けてる…!!!
女子会に繰り出すも、私一人、首もとヨレヨレになったブラウスとジーパン!! 髪の毛もなんかヨロヨロだし。
私の中では変わってない意識でしたが、確実にみんなと何かが違っていました(輝きが)
いやぁ…忘れもしません。なんともいえない複雑な感情でしたね(笑)
ママになるのが夢で、夢を叶えたはずなのに独身のみんながうらやましく思えました。がっつり都会で働いて好きなもの買って婚約中で…すごくキラキラして見えました。
それに比べて自分は田舎の家と子育てセンターとスーパーのトライアングルのみ。
比べちゃダメだ、自分だって今幸せじゃないか! と言い聞かせつつ、やっぱりうらやましい。
なんと強欲なんだと思いました。
でも、その後、友達も順を追って出産していきました。
そしたら、あれだけ髪の毛巻いて、ヒール履いて、身なりに気を付けていた彼女でも、0歳の赤ちゃんを連れて現れた姿は…
綿の無地のTシャツワンピース一枚に、髪の毛をきゅっと結んでぺったんこぐつ。
化粧っけのない顔!!
とにかく化粧がめんどくさいって言ってました(驚)
「ど…どうしたの! あなた…!!」
友人のかわりようを意外に思ったのと同時に、このときストン! と腑に落ちました。
こうなるように出来てるんじゃないか、と。
あれもこれも今までと同じように生活してたら身が持たないから、とかげのしっぽのように手が回せない部分を切り落とせるようにできてるんじゃないかって思いました。
そして、やはりとかげのしっぽのように、自分への意識もいずれ元に戻りました!
0歳代を終え、1歳、2歳となるたびに自分の着るものや髪型、美容への興味も戻り、戻ったと思ったらまた出産で減り、減っては増え、減っては増えを繰り返し落ち着きました。
あの友人も、0歳代はすっかりカジュアルになりましたが、今では元通り。ワンピース着て、ヒールも履いて、髪も巻いております(麗)
出産って思ってる以上に劇的な変化をもたらします。
きっと急激な変化に自分自身がついていけるように、本能的な何かで自分の美意識を減らしてるんじゃないですか、という結論にいたりました(笑)
(あくまで持論です)
(ちゅいたんママ)
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