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『コード・ブルー』山Pとガッキーの結婚観ポロリ。鈍感2人の恋愛はムリ?

Woman.excite / 2017年8月20日 11時0分

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『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)。8月14日に放送された第5話のタイトルは「寄り添う人」藤川(浅利陽介)冴島(比嘉愛未)、そして藍沢(山下智久)、白石(新垣結衣)、緋山(戸田恵梨香)らが、愛情、友情といったさまざまな感情の中で、互いを思い、痛みを分かちあう姿が描かれた。

© oka - Fotolia.com


■藤川×冴島に生まれた「夫婦(婚約者)の絆」

妊娠13週の冴島が勤務中に倒れ、処置を受けるも流産してしまう。緋山は、原因は子宮頚管無力症だと思うと告げ「赤ちゃん、助けてあげられなくてごめん」と涙をこらえる。それに対して冴島は「大丈夫。妊娠初期の流産はめずらしいことじゃないし。またチャンスはあるから」と落ち着いた口調で答えるのだった。

だが冴島は、つわりのせいでまずく感じていたご飯をおいしく感じたことで、赤ちゃんがほんとうにいなくなったことを実感。「私のせいで赤ちゃんは死んだ」、「ちゃんとお母さんじゃなかった」と藤川に涙を見せる。

退院の日、藤川はシアンガス騒ぎの際、冴島が一番に子どもの心配をしたことを挙げ「はるかはすごく良いお母さんだと思う」と伝える。その言葉に励まされた冴島も、火葬までの時間を「私たち家族の大事な思い出にしたい」と話し、「そうだな、出発だ!」と車のハンドルを握る藤川の横で、母親らしい優しい表情を見せるのだった。

■藍沢×藤川が背中で語った「男の友情」


© s_l - Fotolia.com


元恋人を難病で亡くし、子どもを流産した冴島を思いやる藤川。「俺、あいつ幸せにしてやれるかな」と不安を漏らすも、無言の藍沢…。だが、それは軽々しく物事を口にしない藍沢らしい返答でもあった。

その夜、冴島のために用意したトマトを頬張る藤川に、藍沢「どんなときでもおまえの家庭はきっと明るい。人は幸せになるために結婚するんじゃない。つらい毎日を二人で乗り越えていくために結婚するんだ。俺はそう思う」と寄り添った。

複雑な家庭環境で育ち、結婚に対して人一倍思うところがあるだろう藍沢の言葉には重みがある。瞳を潤ませながらトマトをかじる2人の背中からは、痛みを分かちあう友情が伝わってきた。

■白石×緋山×冴島が紡ぐ「女の友情」

冴島のベッドサイドで、退院の話をする緋山。なんと声をかけていいかわからない緋山をかばうように、白石が会話に入り込む。そしてフェローのミスという話題をきっかけに、“白石は人の気持ちに気付かないタイプだ”と盛り上がる。

たわいない会話で、傷ついた友に寄り添う女同士の友情には気持ちが和む。と同時に、白石先生ってやっぱり鈍感なのねと納得。藍沢先生もおそらく鈍感…似たもの同士のこの2人、やっぱり恋愛に発展するのは困難…かも!?




■名取×レスキュー隊員が魅せた「仕事のプライド」


© moonrise - Fotolia.com


事故現場で名取(有岡大貴)が診察し、別病院に搬送したベテランレスキュー隊員・倉田(大谷亮介)が急変。容体は落ち着くも、名取は自分のミスを素直に認めることができず、あえて気にしていないかのようなそぶりを見せる。

倉田は、意識の戻らない若手作業員・吉崎を気にかけ、食事を取ろうとしない。見かねた名取は、「自分を責めないでください」と自らに言い聞かせるように声を掛ける。だが「人は、起きたことはすべて自分の責任だと言い切れる人間に命を預けたいと思うものだ。俺の仕事は、そういう仕事だ。ドクターヘリだってそうでしょ?」と諭されてしまう。

言い訳ばかりしている自分を全否定された名取。だが、吉崎の病状が回復に向かい始めたことを機に「僕なんですよ、倉田さんの骨盤骨折見落としたの。すみませんでした」と、責任を認めて素直に謝る。

最後に見せた小さなほほ笑みには、安堵(あんど)とフライトドクターとしての決意が見えた。いままで、教科書どおりの医療を進めてきた名取だが、患者に寄り添う医師に一歩近づいたのかもしれない。

■緋山×緒方に垣間見える「恋愛と結婚」

料理人の緒方(丸山智己)はリハビリの最中に転倒し、ケガを負う。緋山が症状の報告を妻に電話連絡したところ、離婚するのでもう連絡は入れないでほしいと言われる。

その後、緒方に頼まれ離婚届の承認欄に署名をする緋山。おもむろに妻の魅力を尋ねると、「まずキレイだったよね」「頭が良くて野心家で、店の経営手腕もピカイチ。あとは、彼女は最初に俺の料理をおいしいと言ってくれた。誰にも見向きもされない俺の才能を信じてくれた」と淡々と話す緒方。しかし最後は、離婚届を提出できるのかと話す緋山に「心配してくれてるの? それは俺の体のほう? それとも傷ついた心のほう?」と冗談めかして話すのだった。

その夜、緋山は白石に結婚したいと思っているかと尋ねると「思ってるよ」と即答。「一人のほうがラクかもよ」という緋山に「でもやっぱり憧れる。誰かと一緒に生きる人生って素敵だなって思う」と返し、「意外と響いた…」とつぶやく緋山とほほ笑みあった。

離婚が成立すれば緒方はフリーになり、緋山と恋愛関係に発展しても問題ない。だが、思うように動かない腕を見つめながら「こうなった俺が悪いんだ」とつぶやく姿に、妻への未練が感じられるようで切なかった。今後、緋山の恋愛模様に進展はあるだろうか。そして、結婚したい宣言が飛び出した白石。やっぱり藍沢と恋愛関係に発展するのか!? こちらも、ますます目が離せない。

「寄り添う人」というタイトルゆえ、それぞれの心模様が多く描かれた第5話。だが第6話では冷凍室にフェローと負傷者が閉じ込められるなど、緊迫のシーンが観られそう。彼らの人間模様にも興味はあるが、やはり、ほかのドラマとは一線を画す『コード・ブルー』ならではの医療シーンに期待が高まる。

『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』第6話は8月21日夜9時から放送。


【『コード・ブルー』おさらい】





(nakamura omame)

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