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ママ友から孤立するのが怖い 神経を使いすぎて毎日苦しいです 【心屋仁之助 塾】

Woman.excite / 2017年8月24日 7時0分

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メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「ママ友から孤立するのが怖い」という、ハラミさん(50歳以上・パート)に、心屋塾上級認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。



■ハラミさんのお悩み
孤立が死ぬほど怖いです。大切な毎日をこんなくだらない悩みで埋め尽くされていて死にたくなります。もっとわたしは自由になりたい。とにかく仲間外れにされる状況が怖いのです。

実際に何かの集まりの時に声をかけられず、仲良しと思っていた人たちが、私を抜きに集まっていたことを知ると、ナイフで心をズタズタに刺されたような気持ちになり、立ち直ることができなくなります。私はのけ者にされていないか? またされないように…と余計な神経をいつも使ってしまいます。

どれが本当の自分の感情なのかもわからなくなっていて、ママ友たちと集まっていても「わたしこれで大丈夫だよね」「変な事言ってないよね」「表情は大丈夫かな」「失礼な事してないよね」と神経を使いすぎて、かえって不自然というか挙動不審な態度になっているのが、自分でよくわかります。


行きたい場所があっても、もしママ友が私を抜きに集まっている所に遭遇してしまったら…、もう生きていかれない…と感じます。

考えただけでも胸が苦しくなります。行きたい所も、ママ友がいなそうな場所や時間を選びます。

サイズの合ってない洋服を無理やり着込んでいるような息苦しさの毎日です。

わたしはこんな自分から脱出することができるのでしょうか。


■心屋塾認定講師の福田とも花さんより
ハラミさん、こんにちは。

ご相談ありがとうございます。

行きたい場所にも自由に行けず、いつまた孤立してしまうのかと、死にたくなるほど恐怖を感じながらの毎日は、とても苦しいですよね…。


わたしはこんな自分から脱出することが出来るのでしょうか。


はい、できますよ!


それでは、さっそく次の言葉を口に出して言ってみてくださいね。


・私は、変な人です
・私は、失礼な人です


言ってみて、どんな感じがしましたか? 

ハラミさんは、のけ者にされる人や誘ってもらえない人って、どんな人だと思っていますか?


「誘ってもらえない人=変な人・失礼な人」


と思っていませんか?


私を抜きに集まっていたことを知ると、ナイフで心をズタズタに刺されたような気持ちになり、立ち直ることができなくなります


とありますが、心をズタズタに刺したかのように傷つけているのは、もしかしたら、ハラミさんが「ご自身に浴びせている言葉」なのかもしれませんね…。


“誘われなかった”という事実に直面する度に、「ほら、やっぱり私が変な人だからだ!」「ほら、やっぱり私が失礼だからだ!」と、ご自分を責めて、罵っていませんか?


誘わなかったママ友さん達が、傷つけているのではないのです。

ハラミさん自身が、誰よりも自分自身を傷つけているのです。


ハラミさんは、いつから自分のことを、そんな人だと信じはじめたのでしょうか?

幼少時代から家庭の中で、自分だけ孤立しているように感じたことは、ありませんでしたか?

例えば、自分以外の家族が話していると盛り上がっているのに、自分が加わると、面倒くさそうな顔をされたような気がしたり…。

他の兄弟には笑いながら話しているのに、自分にだけ厳しいこと言われたように感じたり…。


そんな経験を繰り返していくうちに、「どうして自分だけ、仲間に入れてもらえないのだろう?」って、小さな子どもの頭で一生懸命考えて、自分の中に悪い部分や問題を、探しはじめます。


そして、仲間に入れてもらえない自分を、「こんなダメな所がある自分だから、仕方がない」と、納得させようとするんですよね…。

なぜなら、仲間に入れてくれなかったお父さんやお母さんを、悪者にしたくなかったから…。

自分を責めていた方が、楽だったのかもしれませんね。

子どもってそれぐらい、お父さんお母さんが、大切で大好きだったりするんですね。

そんな家族の仲間に入れて欲しくて、小さな子どもの自分は毎日精一杯、

「わたしこれで大丈夫だよね」「変な事言ってないよね」「表情は大丈夫かな」「失礼な事してないよね」と神経を使いすぎて返って不自然というか挙動不審な態度


を、がんばってきたのかも、しれませんね。


私もそうでしたが、家族の会話に入れなかったのは、ただ自分が一番小さくて、話に入れなかっただけなのかもしれない。話の意味が分からなくて、たまたま変なことと、捉えられてしまっただけだったのかもしれない。

こんなふうに、小さな子どもの自分が、誤解し始めてしまっただけ、なんです。

あなたは、変な人でも、失礼な人でも、ないのです。


今の苦しい現実は、あなたがそんな人ではないことに、気づくために、起きてくれているのです。

そしてきっと、ママ友さんを通して、神経を使いすぎる自分を、卒業する練習をさせてもらっているんですよ。


次の言葉も、言ってみてくださいね。

「私も仲間に入れて欲しいな」
「誘ってもらえないと、寂しいな」

変な自分が悪い! 失礼な自分のせい! と思っていると、言いにくい言葉かもしれませんね。言ってしまったら、相手に申し訳ないとか、迷惑をかけてしまいそうだと、想像してしまったり…。

でもね、残念ながら、家族の中で孤独を感じていたあなたも、今のあなたも、これらの言葉を言わないから、周りが気づかなかっただけなんです。

もう一度、お伝えします。

あなたが、「変な人」や「失礼な人」、だったからではないのです。

「私は、自分の気持ちを伝えれば伝えるほど、大好きな仲間に囲まれる!」

この魔法の言葉を呟きながら、とっても勇気が要るし、怖いと思いますが、少しずつでもいいので、気持ちを伝える練習をしてみてください。

すると、ナイフで刺されるような恐ろしい孤独感から、自ら卒業することができると思います。

ハラミさんを、応援しています。

・このカウンセラーのサイトを見る
(福田とも花)

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