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誰からも好きになってもらえないと感じる、自分を変えたい【心屋仁之助 塾】

Woman.excite / 2017年8月29日 7時0分

誰からも好きになってもらえないと感じる、自分を変えたい【心屋仁之助 塾】

メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「誰からも好きになってもらえないと感じる。自分を変えたい」という、ぴょこさん(39歳・保育士)に、心屋塾上級認定講師のひらいなずさんからアドバイスをいただきました。


© Johan Larson - stock.adobe.com



■ぴょこさんのお悩み
仲のいい友達はいますが、本当に心からの友と思える相手がいません。誰からも好きになってもらえないと感じます。好きな人ができてもうまくいきません。自分を変えたいのですが、ネガティブな思いや浮き沈みが激しい性格を、どうしたら直せるのでしょうか。

※一部、質問内容を編集しています。



■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんより

ぴょこさん、初めまして。心屋認定講師のひらいなずです。ぴょこさんは「仲のいい友達はいても、誰からも好きになってもらえない」と感じているのですね。どうして、そう感じてしまうのでしょうか?

ご相談の文面から察するに、ぴょこさんは、普段から周囲の人たちに「ネガティブな思い」や「浮き沈みの激しい性格」を見せないように、自分を隠しながら毎日を過ごしているのではないでしょうか。それはとてもしんどいし、孤独を感じますよね。

誰からも好きになってもらえない=これは言い換えれば「本当の自分を誰もわかってくれない」という気持ちです。でもそう感じるのは、ぴょこさんが「ネガティブで浮き沈みの激しい性格である自分」を、周りの人に教えてあげていないからではないでしょうか。

本当の自分をわかってもらうには、「本当の私」を周りの人にちゃんと知ってもらうことが必要です。浮き沈みの激しい自分の気持ちや本音、ネガティブな思いなど、自分の素直な感情を友達に話してみることが大事なんですね。

それを話すことで、やっと周囲の人はぴょこさんの感じていることや思い、弱さを受け止めて、理解します。そして、それらを受け入れてくれた人が、本当の友達となるのです。

人は本音を見せてくれる人に安心するし、信頼するし、心を許します。まずはぴょこさんが周囲の人に心を開くことで、周りの人も心を開いてくれるようになるのです。

ぴょこさんにもうひとつ、考えていただきたいことがあります。今まで恋愛で好きな人ができたとき、好かれようとして頑張ってきたこと、「こうしたら好かれる」と思ってやってきたことは、どんなことでしょう?

例えば、いつも穏やかに笑顔を絶やさないとか、おいしい料理を作るとか、髪を伸ばすとか、子どもに優しく接するとか、どんなことでも構いません。「恋愛がうまくいくためにやってきたこと」を書き出してみてほしいのです。

そしてそのリストを、じっくりと眺めてみてください。それはもしかすると、お母さんがそうしてきたことだったり、お母さんから「そうしなさい」と言われたり、そうあるべきと何度も言われたりしてきたことではありませんか?

ぴょこさんが恋愛でうまくいくために頑張ってきたことは、お母さんに好きになってもらえそうなこと、褒められそうなことだったのではないでしょうか。

ぴょこさんは小さい頃から「お母さんが好きになってくれそうな女の子」を頑張って演じてきたのではないかと思います。もしかしたら小さい頃、ありのままの自分でいたら、お母さんから大事にされない……と感じてしまった経験があるからかもしれません。

もし「ああ、あのとき、そう思ってしまったなぁ」という記憶があるのなら、そのときにお母さんに言いたかったことを口に出してみましょう。そして可能なら、実際にお母さんに「あのとき私は大事にされていないようで悲しかった」と伝えてみるといいですね。


保育士さんという仕事を選んだのも、無意識に「あのときの自分を癒してあげたい」という思いがあったからかもしれません。

保育士さんとして、子どもたちにしてあげたいことはなんでしょう? 例えば、「いっぱい一緒に遊んであげたい」「話を聞いてあげたい」「ハグしてあげたい」などなど。

もしそうした思いがあるのなら、自分自身にもそれらをしてあげてください。よく遊び、話を聞き、「ありがとうね、大好きだよ」と言って抱きしめてあげてほしいのです。そうするうちに「大事にしてもらえない」という思いが癒えて、自分の本音に気がつきやすくなると思います。

ぴょこさんは、「ありのままの私ではお母さんに大事にされない」という世界から卒業する時期が来たのです。もう、お母さんに好かれようとしなくていいのです。

ぴょこさんには「お母さんに嫌われてもいい」「お母さんに見捨てられてもいい」という魔法の言葉を贈ります。「ネガティブな思いや浮き沈みの激しい性格」のままで大丈夫。勇気を出して、自分の気持ちに素直に生きてくださいね。

・このカウンセラーのブログを読む
(ひらい なず)

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