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【ポジティブな離婚】実録A子さん・別れを決意する人から出る共通の言葉

Woman.excite / 2017年8月27日 21時0分

【ポジティブな離婚】実録A子さん・別れを決意する人から出る共通の言葉

【ポジティブな離婚】実録A子さん・別れを決意する人から出る共通の言葉

相手への“妥協”を我慢と捉えるか、「まあいいか」と流せるかが大きな分かれ道となります。前回に引き続き、次の幸せをつかむための投資となるポジティブな離婚についてご説明していきます。


(c)bramgino - stock.adobe.com




A子さん:インドア派vsアウトドア派、最初は合わせていてもずっとは辛い
A子さんとSさんご夫妻は学生時代から交際しており、就職とほぼ同時に結婚しました。

物静かで優しい夫と明るくフレンドリーな妻A子さんの結婚生活は、はじめの数年間はうまくいっていましたが、次第にお互いに不満を抱き始めます。

夫の趣味は一人で楽しめるインドア派ものが多く、対するA子さんの趣味は大勢で賑やかに楽しむものばかり。夫の趣味の中にA子さんが興味を持てるものはなかったので、夫が妻の趣味に付き合うという形が自然にでき上がっていました。



それでも学生時代や社会人経験が浅いうちは、自由に使える時間がまだ十分にあり、そうしたライフスタイルを続けていくことが可能でした。

しかし会社で重要な仕事を任されるようになった旦那さんは、もっと勉強のための時間が欲しいと考えるようになります。また忙しい仕事と勉強の合間には、自分の趣味を楽しんでリフレッシュしたいという思いもありました。

そんな夫の変化に妻のA子さんはショックを受けます。いつでも自分のために時間を割いてくれ、自分の趣味に付き合ってくれた理想の夫が、別人のように変わってしまった。

それでも夫との時間を大事にしたいA子さんは、自分から夫の趣味に付き合ってみることにしました。けれどもやはり、楽しいと思えません。



彼女のそんな思いは旦那さんにも伝わり、一緒に楽しむ時間はなくなりました。一緒に時間を過ごそうとすればどちらかが大きな妥協を強いられるという現実を、認めざるを得ない状況に。

またちょうどその頃、二人の間に大きな問題が持ち上がっていました。

子どもはいらないということで長年合意していた二人ですが、友人たちに次々に子どもが生まれ、自身の年齢を切実に意識し始めたA子さんが突然、子どもが欲しいと言い出します。

旦那さんのほうは寝耳に水で、仕事に勉強、自分の趣味に、妻の趣味にも付き合わなければならないし…と、ただでさえ大忙しなのに、さらに育児が加わった生活など想像もつきません。

互いに憎み合っているわけではなかったので二人は長い間悩みましたが、結局子どもの問題が決定打となり、夫婦は離婚を選びました。




離婚後の二人
その後二人はどうなったか。

長い付き合いのパートナーと別れてさぞ落ち込んでいるだろうという周囲の心配をよそに、二人はともに、程なくして新たなパートナーに出会いました。

そしてA子さんは、トントン拍子に念願のママに。

旦那さんのほうも、彼の仕事にも趣味にも協力的な女性と再婚。そんな彼女とは未来のビジョンの共有も非常にスムーズだったそうで、今では良きパパになっています。



離婚から二人が学んだこと
元仲良しカップルのA子さんとSさんが自分たちの結婚の結末から学んだことは、まったく同じことだったそうです。

○一緒にいるために妥協しなければならないことが多すぎる関係は、長くは続かない

○自分がどうしても譲れないものがハッキリ分かって、パートナーに求めるものが明確になった


最初の結婚から得た教訓があったからこそ、二人には次の幸せへの最適・最短ルートがクリアに見えており、だからこそすぐに幸せな再婚をすることができたのでしょう。

こうしたケースは比較的若いうちに結婚したご夫婦や、結婚後に夫婦のどちらか、または双方が人生の大きな転機を迎えたご夫婦によく見られます。

人は変わります。環境も変わります。自分も相手も変わっていきます。

そして変わった自分と相手が一緒にやっていこうとした時に妥協せねばならないことが出てきます。「妥協」=「すり合わせ」です。目をつぶって相手を優先する。

妥協によって、一方に“我慢”という意識が芽生えます。この積み重ねを不満のかたまりにするか、“我慢”と思わず昇華できるかで大きく変わってきます。

離婚を望むかたの言葉で定番があります。

「私だけが我慢してきた」
「僕はずっと目をつむっていた」

“我慢”になると限界が見えてきます。

妥協が自分と相手の人生を苦しいものにしてしまうものならば、二人の関係を解消して、それぞれが望む未来を追いかけたほうが、グッと幸せに近付けます。

次にご紹介するのは、二人の間の問題を認識していながら結婚に踏み切るも、結婚生活の現実の重圧に耐え切れなくなってしまった女性のケースです。
 
 

(三松真由美)

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