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夫も子どももいて幸せなはずなのに! 毎日が苦痛です…【心屋仁之助 塾】

Woman.excite / 2017年9月5日 7時0分

夫も子どももいて幸せなはずなのに! 毎日が苦痛です…【心屋仁之助 塾】

メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「幸せなはずなのに、毎日が苦痛」という、みいさん(29歳・専業主婦)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。


© Monet - stock.adobe.com



■みいさんのお悩み
普通に明るくて楽しい平凡な生活がしたいだけなのですが、毎日が苦痛です。面倒くさがりだけれど思いやりのある3つ上の夫と、もうすぐ2歳の息子がいて、幸せなはずなのに。何をしてもどこにいても、周りを気にしたり羨ましく思ったりして、現実を見られません。自分が嫌で嫌で仕方ないです。

ここ最近は笑えなくなり、息子も笑わないし食べないしで困ってます。料理、節約、しつけ、体調管理、何から手を付けたらいいのかわかりません。誰に何を相談すればいいのかもわかりません。そんな私に、夫も嫌気がさしているかもしれません。色々と調べたり聞いたりもしていますが、ネガティヴな方向にしか考えられず、いい情報が頭に入ってきません。

本当はもっと普通に暮らしたいです。心底自分が嫌いです。一人で生きていこうと考えることもありますが、そんな勇気も行動力もなく、毎日ただ時間が過ぎるのを待つような生活をしてます。こんな生活から抜け出したいです。私はどうしたらいいのでしょうか。

※一部、質問内容を編集しています。



■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより

みいさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。

「今とても幸せなはずなのに、なぜかそのことに感謝できない。現状に満足できない」。そんな状態とお察ししました。

まずは「自分の感情」を優先してみてください。みいさんが今感じている感情を大切にしてみてください。

他の誰かに「幸せでしょ」とか「楽しそうでいいね」と言われても、みいさんが悲しいと感じているなら悲しみましょう。寂しいと感じているなら、寂しがりましょう。

また、「感情を大切にする」とは、気持ちをちゃんと表現することです。表情に出してみましょう。声に出してみましょう。態度に出してみましょう。つまり、「我慢しないこと」が肝要です。


それから、みいさんにちょっと残念なお話があります。

実は、みいさんは今現在「幸せ」なのです。みいさんが書かれているように、実は幸せな状態にあるのです。

ではなぜ、つらい状況に置かれているか。それは、幸せを感じたいからです。「今、幸せである」と実感したいがために、あえて不幸を感じているのです。

幸せを感じるためには、不幸せを感じる必要があるのです。幸せという状態は、「幸せ」だけでは存在できません。「不幸せ」を感じることで、「幸せ」という状態を感じられるのです。

ある意味、みいさんは「幸せを感じたいがために、あえて不幸な状態を作り出している」とも言えます。今みいさんに見えている現実は「不幸」なのかもしれませんが、旦那さんや親から見たら、何の変哲もない普通の現実に見えているのかもしれません。

ではどうすればいいのか。「何もしなくてもいい」のです。みいさんは、今の状態を不幸だなと感じてもいいのです。そして不幸だからと言って「なんとかしよう」としなくてもいいのです。ただそのまま、日常を過ごしてみてください。

何でもできる素敵なお母さんにも、ならなくていいのです。もしそうしなくてはいけないと思ったら、それこそ勘違いです。何もできないまま、周りに迷惑かけたまま、情けない毎日を過ごしてみてください。

みいさんは今29歳ですが、お母さんになってまだ2年です。2歳児の母をするのは初めてですよね。そしてまた来年は3歳児のお母さん。それもまた初めてです。毎年新米ママさん、何歳になっても初めてのママ。だから悩んで当たり前、失敗して当たり前、うまくできなくて当たり前なのです。堂々と失敗しましょう。

そして、旦那さんや周りの人にいっぱい甘えましょう。そうすることで「私はちゃんと愛されている、大切にされている」と、また幸せを感じることができますから。安心して失敗してくださいね。

・このカウンセラーのブログを読む
(小林威之)

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