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孫に甘い祖父母にカチン! 子育てでぶつかった私がいま思うこと【コソダテフルな毎日 第37話】

Woman.excite / 2017年9月7日 12時0分

孫に甘い祖父母にカチン! 子育てでぶつかった私がいま思うこと【コソダテフルな毎日 第37話】

こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。

長男(小3)次男(年長)三男(年少)3兄弟の母です。

■孫に甘い祖父母 VS 母親
私にはまだわかりませんが、孫ってかわいいらしいですね!

きちんと育てなきゃいけないっていう責任がない分、手放しで可愛いらしいです。

でも、だからこそ、かわいがるだけでいいおじいちゃんおばあちゃんと、育てる義務がある立場の親とがぶつかり合うって往々にしてあると思います。

それがたとえ実の両親であったとしても。



私にもありました!

私、おじいちゃんおばあちゃん世代と現役母親世代がもめる原因って、食べ物が絡むことが多いと思うのですがいかがでしょうか。

おばあちゃんが夕飯前におやつをあげるのがイライラする! とか、用心してまだあげてなかった食品をおじいちゃんが勝手に食べさせてた!(怒) とかよく聞きます。

食べ物の恨みは怖いとはよく言ったものです(そうじゃない)。

あれはまだ長男が2歳だった頃。

■お風呂を嫌がる2歳児への説教を見かねたばあば(実の母)が…
実家が離れているので1年のうち数回しか帰省できないのですが、その貴重な帰省中の時のこと。

ある日、長男をお風呂に入れようと誘ったんですが、なんせそこは2歳。




一筋縄でいかないわけです。そう簡単に「うん」とは言いません。

私も今となっては2歳児相手に真正面から体当たりすることほど暖簾(のれん)に腕押しなものはないとわかるのですが、なんてったって第一子ですから、すべてにおいて気合いが入ってるわけです。

この1回を譲ったら「ゴネれば許してもらえるんだ」と思ってしまってはいけないと思い、お風呂に入る・入らないで大モメ!!





決して長男はお風呂に入りたくないわけではなかったと思うのですが、私が「子どもたるものママがお風呂に入ろうと誘ったタイミングで入るのが最善」だと思っていたんでしょう。

何がなんでもそのタイミングでお風呂に入らせようと、こんこんと説得していました。

そして、それを見かねた母が、




長男の好物のおだんごを出してきたんです!!!

大号泣している孫を泣き止ませてあげたいと思ってか、台所からおだんごを持ってきました。

おだんごを食べたい長男。もう頭はおだんごのことで夢中です。

さぁ~~、これに腹を立てた娘の私!! 当然文句を言いました。




「なんでそうやってお菓子を出してくんのよ。今ここでおだんごとかあげたら教育によくない!!」

的なことを言ったように思います。

がしかし、今度は台所に潜んでいた父が加勢します。




そうです。

おじいちゃんおばあちゃんからしたら、おだんごのひとつぐらい食べさせてあげたいんです。

理由はどうであれやはり孫が泣いてるのはつらいんです。

「大好きなおだんごを1本食べれば気分も切り替わってお風呂に入る気になるでしょうよ」そう思ったんだと思います。

ですが…、


私からしたら、この子を育てているのは私! 口出し無用!

放っておいてほしいのに、味方どころか敵が3人も現れたような気分!

腹が立ちました。

両親ですし、あんまりきつくも言えないので、涙をのんで引き下がりましたけれども、




だんごひとつでめちゃくちゃイライラしました。大惨事です。

でも、あれから随分たって今思うこと。

■祖父母は、孫と一緒にいられる時間が短い
これを言っちゃおしまいなところもあるのですが、おじいちゃんおばあちゃんが元気に生きているのも限りがあるんですよね…。

いつかはお別れしなくちゃいけないときがくるんです。

実はこの1年後、父は亡くなりました。まだ63歳だったのにあっという間に亡くなりました。

長男は3歳、次男は0歳でした。

今から思うと、ほんのわずかな孫との年月だったのに、どうしてあんな些細なことをかたくなに許せなかったんだろうかと思います。

そりゃぁたまにしか会えない孫ですもん。泣いてる孫におだんごのひとつでもあげたいって思うでしょうよ。

何より忘れてはいけないのは、私もこうやって育ててもらったんです。

子ども3人を育てた両親からしたら、2歳の子どもにだんごを1本あげる・あげないが人生左右するほどの問題じゃないことはとっくにわかっています。

が、それが当時の私にはわからなかったんです。





「一事が万事」「三つ子の魂百まで」

そればかりに気をとられていて、自分の子育てルールに縛られていました。

両親の気持ちに対して配慮が足りませんでしたし、まだ子育て2年しかやってないのに自分のほうがなんでも知ってるような気でいました。

近くにおじいちゃんおばあちゃんが住んでるとか、毎日面倒見てもらっているとかでしたらまた状況は違うでしょうが、年に数回会うだけならおじいちゃんおばあちゃんに甘やかしてもらったってよかったのに、許せなかった私。

え? 三男だったら?

速攻でおだんごあげてます(即答)。なんならおだんごで釣ってお風呂におびき寄せてます(笑)。

結局長男はおだんごを食べたらお風呂に入りました。

しかしそれ以来母は、

「これ、あげてもいい?」
「ママに聞いてからにしよう」

と許可を取ってくるようになり、私は私で2人目3人目となるにつれマイルールがどんどん崩れていき、今となっては食べ物でも(食べ物以外でも)もめることは全くありません。

あんな風にだんごひとつでもめられたのも、父が生きていたからこそ。今となってはもう会うことも話すこともできません。

孫とおじいちゃんおばあちゃんとの時間はそんなに長くはないかもしれない。いつ突然そのときがやってくるかもわからない。

そう思うと、些細な価値観の違いがたいしたことないような気がする私なのでした。
(ちゅいたんママ)

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