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恐ろしいのは外見!? じゃなくて、その精神【シリーズ・モンスターワイフ 第2回】

Woman.excite / 2017年9月18日 22時0分

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恐ろしいのは外見!? じゃなくて、その精神【シリーズ・モンスターワイフ 第2回】

夫婦関係において最も危険なのが、妻本人に自分がモンスターワイフであるという自覚がない状態。自分を変えるための最初の一歩である「気づき」を得るためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。


(c)Wayhome Studio - Fotolia.com



前回は、自分の短所を認識するのに最適なツールが 「モンスターワイフ」という概念であることをお話ししました。今回は早速、典型的なモンスターワイフの具体例をご紹介します。

代表的なモンスターワイフ:ビジュアル系モンスター

■スッピン


忙しさを言い訳に、いつでもどこでもスッピンな女性。大人の女性のスッピンは、怠惰な心の表れです。

いつまでも夫に愛される妻になるためには、キレイでいようとする努力が不可欠。外出時はもちろん、家の中でもときにはナチュラルメイクを習慣化しましょう。

スキンケアを朝晩しっかりしているかたは、もちろん素肌美人で大丈夫でしょう。

シミ・シワ・そばかす・くま・くすみを毎日食卓に腰掛けて見ていると、夫も「妻は美を保とうとする意欲がないんだなあ、俺も手を抜くか」と思ってしまいます。

そして意外に見落としがちなのがヘアケア。艶がないゴワゴワ髪をゴムでくくっているだけではいけません。白髪もちらほら…カラリングをさぼってはいませんか。

■ムダ毛ボーボー


恋人・夫婦仲相談所に寄せられる、妻たちのお悩みトップ3、それは「夫の浮気(キャバクラ、風俗を含む)」、「セックスレス」、「ED」です。そしてムダ毛は、夫の「その気」を根こそぎ奪ってしまいます。

「どうせ今日はセックスしないし」などと肌をさらさないことを前提に、お手入れを怠ってしまう。ムダ毛そのものよりもむしろその図太さこそが、夫から女性として見られなくなる大きな原因になってしまいます。

ムダ毛ボーボーモンスターは、ゴムがゆるくなったパジャマ、ヨレっとするまで履きふるしたパンツを履いているのとイコールとみなされます。

夫婦間に「男女の緊張感」がなくなると、夫婦の寝室事情は大打撃を受けることをお忘れなく。図太くなってはいけません。

■どこでもジャージ


とにかく「楽チン」を重視して行動している妻は、自分のおばさん化を疑わなければなりません。

「楽チン」だから、いつでもどこでもジャージ姿。ジャージで外出までしてしまう。さらに、お腹まわりが「楽チン」な服ばかり着ていると、ウエストサイズの変化にも鈍感になり、おデブ系モンスターへまっしぐらという恐ろしい事態に。

ジャージなどは運動着であって、普段着でも寝間着でもないのに、常にジャージでフラフラ…これでは女性らしさも色気も、これっぽっちもありません。

ゴムのスカートやパンツもニアイコールです。ゆるい服を着始めると、動作と言葉ががさつになります。男が抱く気も失せる男っぽい女性。体育会系モンスターに…。

■三段腹


もとはスリムな女性であっても、妊娠・出産によりお腹のお肉が増え、緩んでしまうのは避けられないこと。

けれども出産後半年を目途に、できる限り体型を戻す努力を怠らないようにしてください。これを意識して行わないと、あっという間に取り返しのつかない状態になってしまいます。

セックスレス状態に陥ると、満たされない性欲の代わりに食欲を満たすという行動に走る妻が非常に多いのですが、それは負のスパイラルに飛び込む行為。

「出産してから太りやすくなった」といった言い訳やスナック菓子から身を遠ざけて、スタイルをキープしましょう。

注釈:「ぽっちゃりした女性にしか萌えない」というタイプの旦那さんもいます。そこは夫の好きなタイプを見極めて、微調整してください。太めではあるが、ウェストのくびれはあるというのがかなり重要です。

■楽だからショート


女性が長い髪をかき上げる色っぽい仕草を好む男性は多いもの。しかし妻たちの中には、育児が始まった途端「楽だから」と、自慢だったロングヘアをバッサリとショートにしてしまう人がたくさんいます。

おばさん化の兆候である「楽チン」。「楽チン」を重視して物事を選択する妻たちの耳に、「髪、切っちゃうの?」、「僕はロングヘアが好きなんだけど…」という残念そうな夫の声は届きません。

「だってショートのほうが楽だから」、「私の髪なんだから、どうしようと私の勝手」と、夫の好みや意見をバッサリ切り捨てて我が道を行くエゴイズムは、まさにモンスターワイフのそれです。

注釈:吉瀬美智子さんや吉高由里子さん、新垣結衣さんは短いじゃないか。はい。美しい小顔女優さんは別世界の女性と思いましょう。言いたいことは、夫の好みを無視するのはかわいそう、ということです。

以上がビジュアル系モンスターワイフの例の一部ですが、いかがでしょうか?

「そう言えば私も…」と、あなたをドキッとさせるモンスターはいましたか?

真の問題はビジュアルの背後で病む精神!
「ビジュアル系モンスター」だけに外見に焦点を当ててご紹介していますが、外見以上に問題なのは、モンスター的外見の背後にあるその精神です。

「子供もいて忙しいんだもの、自分のお手入れどころじゃない。キレイになんてしてられない」という、開き直った怠惰な態度。

「楽チンが一番! 今さら夫の目なんか気にしたって…」という、夫の気持ちや意見を無視したエゴイズム。

これこそが夫たちを大きく失望させているのです。実際夫たちから話を聞くと、「外見のモンスター化はまだ我慢できる。耐えられないのは内面のモンスター化」だといいます。

そこで次にご紹介するのは、「メンタル系モンスター」です。「ビジュアル系モンスター」以上にあなたを震撼させること間違いなしですが、自分と向き合うことから逃げてはいけません。

どうぞ自分の胸に手を当てて読み進めてください。

三松さんの著書『モンスターワイフ ― 幸せなふりはもうしない』(講談社)は、ウーマンエキサイトページのプロフィールから。

 
 
(三松真由美)

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