ネガティブでつらい。外見ではなく、内面の自信を持ちたいです【心屋仁之助 塾】
Woman.excite / 2017年10月10日 7時0分
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「外見ではなく、内面の自信を持ちたい」という、もぐらさん(30歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師のひらいなずさんからアドバイスをいただきました。
© StockPhotoPro - stock.adobe.com
■もぐらさんのお悩み
ここ1~2年、彼氏ができては別れて……の繰り返しをしています。好きで付き合うのですが、毎回自分に自信が持てません。私は常に連絡を取りたいのですが、今の彼は連絡を取らなくても大丈夫なタイプなので、それが少しストレスになってます。
心屋さんの講演会や別のカウンセラーさんのところへ行ったこともあります。その時はスッキリして前向きになれるのですが、時間が経つとまたネガティブに考えてしまい、時には死にたくなるくらい辛くなることも。気分をまぎらわすためにお酒を飲むと、大抵飲みすぎてしまいます。外見ではなく、内面の自信を持ちたいです。
※一部、質問内容を編集しています。
■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんより
もぐらさん、初めまして。ひらいなずです。
ご相談の内容を拝見して、まず感じたのは「もぐらさんはきっと、とてもモテる方なのでは?」ということでした。想像ではありますが、きっと男性の目を引くような外見の華やかさや可愛らしさがある方なのだろうと思います。
なぜそう思ったのかというと、1〜2年の間彼氏が途切れないという事実に加え、「外見ではなく、内面の自信を持ちたい」とおっしゃっているからです。
もしかしたら、もぐらさんの心のどこかに「私は外見ばかりの人間。内面的には何もない空っぽな人間」という前提があるのではないでしょうか。
まずは、心の中にひっそりと眠っている「自分は綺麗、自分は可愛い」という気持ちを、きちんと認めてあげましょう。
外見と内面を分けて、自分の良し悪しをジャッジする必要はないのです。外見の美しさや可愛らしさも、もぐらさんの中にたくさんある素敵な部分のひとつ。
自分の外見の魅力をわざわざ「ない」ことにして、「私には魅力がない」というコントをしているかもしれない……ということに、ぜひ気づいてみてくださいね。
ところで、もぐらさんが「内面に自信がない=人間的な魅力がない=私なんかダメ」と思うようになったのは、なぜなのでしょうか。
もしかすると小さい頃、ご両親やご兄弟から「可愛いからって泣けばすむと思って」「わがまま」「調子に乗るな」等々と言われた経験があるのかもしれません。
もしくは、「家族(特にお母さん)の役に立ちたい」という思いから、自分の気持ちを言えずに過ごしてきたのかもしれません。その過程のなかで、外見の可愛らしさや美しさは、自分本来のありのままの姿を否定する要素として結びついてしまったのかもしれません。
心屋の講演会へ行った経験もあるようなので、きっと「このことかな?」という心あたりがあるのではないかと思います。
どんな経験にせよ、それを通じて「ありのままの私ではダメだ=内面に自信が持てない」という前提が生まれた。その結果、「相手に合わせる」「相手の顔色を読む」という心の癖ができあがってしまったのだろうと思います。
そして、その心の癖が「恋愛が長続きしない」というところに結びついているのでしょう。
もしかすると、もぐらさんは相手から告白されて付き合うパターンが多いのではないでしょうか?
好きと言われて嬉しくない人はいませんが、好きと言われて「好き」になることを繰り返しているならば、ちょっと立ち止まって、その「好き」という気持ちを見つめてみてほしいのです。
相手の好意を、イコール「私を認めてくれる人」と受け止めている可能性はないでしょうか。もぐらさんは相手のどんなところが好きですか?
もし「〇〇してくれるから」「〇〇に連れて行ってくれるから」というように、彼の人間性ではなく、もぐらさんに対する行為や態度を挙げるのであれば、それは満たされない自分の心を恋愛で埋めようとしているだけかもしれません。
そのような関係では、相手が離れていくのが怖くなり、自分の気持ちが言えなくなります。嫌われるのが怖くて相手の顔色を伺い、相手の気持ちばかりを考え、自分の気持ちは後回しになります。人は誰でも、自分の気持ちをおざなりにしたときに悩み、苦しくなるのです。
もぐらさんが今必要なのは「断愛」なのかもしれません。恋愛やお酒で自分の満たされない心を紛らわすのではなく、自分の中にある「本当はあの時、こうしたかった」「こう言いたかった」「こうして欲しかった」という思いに気づいてあげることにトライしてみましょう。
その上で、「そうだったんだね」「よく頑張ったね」「でも、もう大丈夫だよ」といった言葉で、自分の心を認め、満たしてあげましょう。
死にたくなるほど苦しくなるのは、自分自身が自分の気持ちを無視しているから。自分自身が自分の心をわかってあげていないからです。
ネガティブな自分、楽しくない時間のことも決して嫌わないでくださいね。ネガティブな自分のこともわかって受け入れることが、ほかならぬ「内面の自信」を育てることに繋がります。
そしてその先には、きっと素敵な恋愛も待っていると思います。
・このカウンセラーのブログを読む
(ひらい なず)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“秋の森”にいる動物は?【心理テスト】答えで分かる「あなたが隠しているコト」
ananweb / 2024年9月15日 20時0分
-
<「ラブ トランジット」シーズン2ゆきこ&まさとカップルインタビュー>どんでん返しで復縁、感動的な馴れ初めと近況明らかに「心が常に満たされている」【全話ネタバレあり】
モデルプレス / 2024年9月13日 12時0分
-
「女性から本当に愛されている男性」に共通している5つの特徴
日刊SPA! / 2024年9月6日 15時54分
-
「自分の話でなく相手の話を聞く」だけでは不十分…真に聞き上手な人が使っている"シンプルな構文"
プレジデントオンライン / 2024年9月5日 15時15分
-
【整形美女】容姿が原因で振られ1800万円の全身整形&500万円で”コンプレックスを潰した”女性…整形が内面にまで与えた変化とは?
ORICON NEWS / 2024年8月28日 8時30分
ランキング
-
1226kmを走破「世界一超人の91歳」その驚く肉体 20年間食べ続けてきた「食事メニュー」を公開
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 10時0分
-
2痛くて腕が上がらない…【医師監修】五十肩という思い込みには要注意!痛みの原因と病状セルフチェック
ハルメク365 / 2024年9月23日 11時50分
-
3お財布も「ETCカード」も忘れて「高速」乗ったらどうなる!? つい「うっかり」が大ごとに? 二度と経験したくない「一部始終」とは
くるまのニュース / 2024年9月23日 7時10分
-
4〈倍速老化の恐怖〉痛みがまったくないのに体の中は地獄絵図…急に老け込む人に見られがちな6つの病態、その真犯人とは
集英社オンライン / 2024年9月23日 10時0分
-
5岸田総理「税収増を国民に還元する」→財務大臣が「真っ向から否定」した結果…財務省が“総理大臣よりも偉い”日本の権力構造の不可解【森永卓郎の見解】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月23日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください