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自分らしさがわからない、本来の自分を知りたい【心屋仁之助 塾】

Woman.excite / 2017年10月17日 7時0分

自分らしさがわからない、本来の自分を知りたい【心屋仁之助 塾】

メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分らしさがわからない。本来の自分を知りたい」という、ころんぼさん(33歳・デザイナー)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。


© Africa Studio stock.adobe.com



■ころんぼさんのお悩み
自分の性格がわかりません。よく本などには「自分らしく、本来の自分のまま我慢をしないで生きれば、ストレスも溜まらない」などと書かれていますが、その「本来の自分の性格」がわかりません。相手によって全然性格が変わりますし、明るいときもあれば、暗いときもあります。本来の自分はどうやったらわかりますか?

※一部、質問内容を編集しています。



■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより

ころんぼさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。

自分の性格を知ってみたいのですね。ころんぼさんがおっしゃるとおり、自分の性格というのはひとつだけではなく、複数あります。

いつも穏やかなのに、サッカー日本代表の試合が始まると人が変わったかのように熱く応援する人もいますし、普段ガミガミ怒りっぽい上司が、家に帰えると猫を可愛がる優しい人に変わったりします。

人は誰しも複数の性格(キャラクター)を持ち合わせていて、時と場合によって使い分けながら生きています。それはごく普通のことで、意識するしないに関わらず、人は皆、自分の性格をどんどん変化させながら生きています。

では「本来の自分」とはどういうことなのか。怒っている自分、笑っている自分、悲しんでいる自分、喜んでいる自分、色々な自分がいると、どんな自分が本来の自分なのか、よくわからなくなってしまいますよね。

でも「本来の自分」というのは、すべての自分を含んでいるのです。明るい自分も暗い自分もすべて「自分」なのです。

悲しいと感じているのに、明るい自分にはなれません。楽しいと感じているのに、暗い自分にもなれません。結局どんな性格も自分のなかにあるのです。どんな性格も、自分のなかにあっていいのです。




怒ったり、嫉妬したり、嫌味を言ったり、人を嫌ったり、悲しんだり、落ち込んだり、ネチネチしたり……そんなネガティブな感情も自分のなかにあっていい。

逆に、楽しんだり、誰かを喜ばせたり、幸せを感じたり、感謝の気持ちが湧いたり、憧れたり、「やってみよう、目立ってみよう、がんばってみよう」と思えたり……そんなポジティブな感情も自分のなかにあっていいのです。

心が感じた感情をちゃんと自分が認めてあげるのが、「本来の自分」なのです。

自分の性格や「本来の自分はこれだ」とひとつに決めるのではなくて、そのとき自分自身が感じているその感情に従うのが「本来の自分」なのです。

だから、本来の自分はたくさんあっていい。人によって変わってもいいのです。昨日の自分と今日の自分が、違う性格の人間でもいいのです。明日また「本来の自分」が変化してもいいのです。

本来の自分とは、ちゃんと自分の心に正直に生きている自分のこと。幼稚園の子どもが泣いたり笑ったり、今日一日をめいいっぱい楽しんでいるように。そうやって生きる姿が、本来の自分です。

そして人生において大切なのは、「本来の自分」をこれが正しいと「他人によって決められる」のではなく、こうやって生きてみたいと「自分で選択している」ことです。

自分らしく生きてみたいならば、ぜひ「本来の自分」を自分でちゃんと選びながら、毎日を生きてみてくださいね。

・このカウンセラーのブログを読む
(小林威之)

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