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拾った木の実から虫がニョロリ⁉  親子で真っ青にならないための木の実・落ち葉の正しい保管手引き

Woman.excite / 2017年11月4日 21時0分

写真

ドングリ、松ぼっくり、落ち葉


©drubig-photo‐stock.adobe.com


今の時期、公園やお散歩で子どもがたくさん拾ってくるのが、ドングリや松ぼっくり、落ち葉など。キレイな木の実や葉っぱは、工作にしても楽しいですよね。

でも、外で拾ってきた木の実などには、虫が卵を産みつけていることもあります。そのまま工作に使ったり、しまい込んだりしていると、あとで虫がニョロニョロ…と出てきて、大変なことに。せっかく子どもが拾ってきた“宝物”は、ママがしっかり処理をしてあげましょう。

■ドングリの虫対策には煮沸or冷凍を
子どもがドングリを拾ってきたら、まず全体をチェック。ドングリの中にいるかもしれない虫には、煮沸で対策をしましょう。
1. 汚れているもの、穴があいていたりヒビが入っているもの、芽が出ているドングリは取り除きます。その後、水につけてみて、浮いてきたものも虫食いの可能性があるので除きましょう。

2. 鍋にお湯を沸かしてドングリを入れ、5分程度ゆでます。普段、料理に使っている鍋とは別に、100円ショップなどで小さめの鍋を用意してもよいですね。

3. 煮沸が終わったらザルなどにあげて水気を切り、しっかりと乾燥させます。ここできちんと乾燥させておかないと、虫はいなくなったとしても今度はカビが生えてしまう可能性が。

4. ドングリでちょっと遊ぶだけなら2~3日干せばOK。長く保存したい場合は1カ月程度、風通しのよい日陰に置いて乾燥させましょう。

煮沸に使える鍋がない時などは、冷凍する方法もあります。ドングリをビニール袋に入れ、1週間ほど冷凍庫に入れておくだけ。冷凍処理をしたあとも、しっかりと乾燥させてくださいね。
 
 

■松ぼっくりはお酢入りのお湯で消毒
きれいな形の松ぼっくりは、クリスマスのオブジェやリース作りにもピッタリ。工作に使ったあとに虫が出てきた…なんてことにならないように、しっかり処理をしておきましょう。

一番簡単なのは、ビニール袋に入れた松ぼっくりに殺虫剤をかける方法です。でも、子どもが触れることを考えると、「殺虫剤は使いたくない」というママもいるでしょう。そんなときは、お酢を使った消毒がおすすめです。
1. 使い古した歯ブラシなどで松ぼっくりの表面の汚れを落とし、ざっと水洗いします。

2. バケツにお湯とカップ1杯程度のお酢を入れて、松ぼっくりを20~30分浸します。

3. 松ぼっくりを取り出して、再度水で流します。きれいになるまで2~3回繰り返しましょう。

4. 洗ったあとは風通しのよい場所に3~4日置いて乾燥させます。

松ぼっくりを洗うときは松ヤニがつきやすいので、ビニール手袋などをするとよいですよ。

■洗剤を使わず水洗いで落ち葉の色をキープ
ドングリ、松ぼっくり、落ち葉

© MNStudio‐stock.adobe.com


落ち葉を洗うときに洗剤や石けんを使うのはNG。せっかくのきれいな色がくすんだり、破れやすくなってしまったりします。

落ち葉は水洗いで、汚れを軽くこすり取りましょう。洗ったあとはキッチンペーパーなどで水気を取り、天日干しで乾燥させます。

紅葉などきれいな落ち葉を拾ったときは、押し花ならぬ押し葉にするのもおすすめ。拾ったらすぐにティッシュなどで汚れを拭き取り、新聞紙に重ならないように並べて挟みます。その上から、電話帳や本などで重しをして、3日ほどおけば完成です。

よりきれいな作品にしたい場合は、落ち葉を挟む新聞紙を毎日取り替え、1週間ほどかけて十分に乾燥させましょう。

木の実や落ち葉も、拾ってきたときにきちんと処理を施すと、工作や飾りに長く楽しめます。今から準備をしておけば、クリスマスやお正月のオーナメント作りにも役立ちそうですね。
 
 
(かとうともみ)

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