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忘年会シーズン! 夫が飲み会に行っても妻が不機嫌にならずに済む方法とは?【コソダテフルな毎日 第51話】

Woman.excite / 2017年12月14日 12時0分

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さて、前回に引き続き夫の「飲み会」になぜイライラしてしまうのか。というお話の続きです。




どうして休日出張なら許せるのに、仕事終わりの飲み会は心がささくれるのかを掘り下げて考えてみたところ、根底にあるのはやはり、この感情だということに気がつきました。




私はこんなにもいろんなことを我慢してるのに!! あなたはいつまでたっても自由でいいわよね! といったところでしょうか。

でも、この嫉妬のような感情も、夫の行動しだいで浄化させることができると私は思っています。

■「お前も行けば?」は見当違い
たとえば、妻が「なんで私ばっかり我慢しなくちゃいけないの!」と不満を漏らしたとすると、こういう返事が返ってきがちです。




「そんなに我慢しないで、ママも行きたいなら行ってきたらいいのに」的な。

これ、ちがうんですよね。そうじゃないんです。

「行きたいんならお前も行けばいいのに」と言われても、別に「飲み会に行きたい」わけじゃないんです。

単純に酒を求めているのではないのですから。

夫:「誰も行っちゃダメなんて言ってないよ?」

えぇ、もちろん言われてなどおりません。

自分で勝手に「今は行く時期じゃないな」と判断して断ってるケースもあるんです。

行ってもいいよと言えば「そうじゃない」と言うし、なにも言わなければそれはそれで「そうじゃない」と言うし、夫側からすれば「どないせーっちゅーねん」といったところでしょうが。

要するに、自分の我慢を褒めてもらいたいんです。

えぇワガママだとわかっています。

それでも妻は、このアンバランスさをねぎらってほしい。フットワークの軽さの差を理解してほしいんです。

じゃあ、仮に私が週に2回も3回も飲み会の誘いがあったとしたら、全部に参加できますか?

できませんよね。

夫は仕事で遅いし、実家は遠いし、子どもたちはどうするんですか。

ここです。

「ママはパパと同じようには動けない。動き出す前にいくつもの関門を越えてようやく動き出せるんだ」

ってことを、夫にわかってもらいたいんだと思います。


■夫のねぎらいで、心に余裕が持てる
いや実際パパだって十分わかってると思います。

でも、パパがちゃんとわかってくれているということを、ママはわからないんです。

なので、妻が不満を漏らした時には、夫が一歩折れて

・身動きがとりにくいママのことを
・自分でブレーキをかけているママのことを

ねぎらってほしいのです。

女性って扱いが難しいように見えますが、意外と単純です。

言葉がけひとつで報われたり、優しくなれたり、余裕を持てたりするんです。




男の人からしたら、「めんどくさ」って思うかもしれないのですが、「あ…私の大変さをちゃんとわかってくれている」「私の頑張りを見ててくれているんだ」ってわかるだけで安心しますし、うれしいんです。

こうして考えてみると、ママって燃費のいい生き物だと思いませんか?

ダイアモンドをよこせとか、おこづかいをよこせとかそんなこと言いません。

夫からの言葉かけひとつで走り続けることができるんです。

■飲み会に向かう夫が、妻に言ってはいけない言葉
しかし、ここで言ってはいけない言葉がいくつかあります。

・その1. 「どうせ飲まずに帰ってきても、俺のやることないじゃん」



「どうせ俺が帰って来た頃には子どもたちも寝てるんだし、飲み会に行ったところでかわらないんじゃない?」

えぇ、そうです。

気持ちとしては理解できます。

どうせいつも通り帰ってきたとしても一番大変な時間帯は過ぎ去っていますし、子どもたちも寝ています。

19時台に夫が帰ってきてくれるのなら戦力として動員できますが、21時以降に帰ってくるのであれば22時だろうが23時だろうが変わりません(戦力外)。

となると男性側は「別に飲み会に行こうが行くまいが一緒じゃん!」とお思いなのかもしれませんが、そうじゃないんです。

妻はある意味「飲み会」というものに幻想を抱いているところがありまして。

今私が一人で家で「疲れた…」としょぼくれている間にも、夫は飲めや歌えやどんちゃんどんちゃん楽しく盛り上がってるんだろうな…と思うと、無性に腹が立ってくるんです!! 正直うらやましい!

実際、飲み会も毎回どんちゃんしてるわけではないと思いますし、しけた飲み会の場合もあるでしょうけど、部屋で疲れてるスッピン部屋着の私と、どんちゃんしてるであろう夫との落差にがっかりするんです。

妻からしたらそれだけ「飲み会」というのはスペクタクルでファンタスティックなイベントにうつっています。

スペシャルなんです。

また、こういうことは言ってもらいたくありません。


・その2.「本当は行きたくないんだよな~」



「俺だって行きたくないんだよぉ~~~。仕方がないから行くんだよぉ~~」的な。

おそらく飲み会に出掛けるほうとしても、なんらかの後ろめたさがあるんでしょう。

俺だって本当は行きたくないけど仕方なくいってるんだ、と聞いてもいないのに言い訳してくるケースがあります。

これ、妻側からすれば「なら、断れよ」の一言につきます。

行くなら行く!

うだうだ「本当は行きたくないんだよ」アピールをするよりも、「いつも一人で頑張らせて申し訳ない!埋め合わせは必ずする!」と。

「行きたくないけどいかなくちゃいけない」をアピールするんじゃなくて、「行くことを申し訳ないと思っている」ということをアピールしてほしいです。

かつて、某通販会社の顧客情報流出事件で、社長の謝罪が珍しく称賛された例がありましたね。

「このぐらいお詫びしておけば無難だろう」という線を上回るお詫びの仕方だったので、むしろ顧客側に「もうわかったよ! いいよ!」と言わしめたのです。

その戦法です。

「そんなに謝らなくてもいいよ! 行ってらっしゃい!」そう妻に言わせられたら夫の勝ちです。

そのためには、「言葉」だけでは足りません。「妥当なところ」を上回るものを提供しなければなりません。

それが「行動」です。

言い換えれば「埋め合わせ」ですね。



■夫婦だってギブアンドテイク
たとえば、飲み会に行く代わりに、休みの日は朝早く起きて子どもの朝御飯を準備して奥さんをゆっくり寝かせてあげる、とか。

平日の食器洗い、洗濯物をたたみ、風呂掃除、トイレ掃除を3日間買って出るとか、奥さんの肩を1週間ぶっとおしで揉み続けるとか(笑)。

奥さんの要求を上回る行動を返してくれたら、妻としても「飲み会=むしろラッキー!」なものになります。

なぜ飲み会に行くごときでそこまでせにゃならんのだ! と思いかもしれませんが、それぐらい私たち妻にとって飲み会というのはスペシャルな存在なのです。

相手にあげた分、自分だって得たいと思っています。

私が夜に出掛けるとなると、夫に数ヶ月前からその日を空けておくように頼み、逐一リマインドをし、晩御飯の手配をし、帰ってきてからは「ありがとう。助かった! 行かせてくれてありがとう」とお礼を言うぐらいの存在なのですから。




そこがそもそも違うんだということを前提において、ギブアンドテイクをうまく駆使しながら

忘年会シーズンは奥さんへの奉仕月間ぐらいの意識で臨んでもらいたいと思います。


【お知らせ】
前回の「夫の飲み会にイライラ! ママたちが不機嫌になるのは深い理由がある」の記事下アンケート「Q.夫の飲み会にイライラしますか?」には、2,500件近くの回答が集まりました! アンケート結果はこちら↓
 
(ちゅいママ)

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