育児のイライラ・怒りはどこへ? ママ鍼灸師が教える魔法のツボでストレス発散
Woman.excite / 2017年12月31日 20時0分
子育てをしていると思い通りにならないことも多く、ついついイライラしてしまいませんか? 仕事や家事で手一杯だと気持ちに余裕もなくなり、ますますイライラしがちです。そして、そんな自分に余計落ち込む負のループに陥ってしまいます。
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そんな時、手軽で簡単なセルフケアを知っていれば、イライラも解消できるかも。いつも自分のことが後回しになってしまいますが、たまには自分をいたわってみませんか? 子どもだってママが元気で笑顔なのが一番のはず! 2児のママでもある鍼灸(しんきゅう)師の高橋みど里先生にイライラを解消するお手軽ケアを教えてもらいました。
■魔法のツボ その1:まずはよどんだ「気」をめぐらせる、足の甲にある「太衝」
イライラが日常化している場合は、体内で「気」がうまくめぐらず停滞している「気滞(きたい)」の状態になっている場合が多いそう。気持ちの緊張状態が続き、体内にたまったよどんだ気は、心だけでなく体にも大きな負担がかかるそうなので、まずは気を上手にめぐらせてイライラを解消しましょう。
例えば、カッ―と頭に血がのぼってついつい子どもを怒鳴りつけたくなる時。足の甲で、親指と人差し指の骨が交わるところにある「太衝(たいしょう」というツボをイタ気持ちいいくらいの強さで押しましょう。ここは、「気」と「血(けつ)」の流れをスムーズにするツボなので、イライラした気持ちを静めてくれます。
足の親指と人差し指の骨が交わるところにある「太衝(たいしょう」
■魔法のツボ その2:心に余裕がない時はさすってみよう、胸の間の「鳩尾」
「ストレスがたまっているなあ」と感じたら、胸の真ん中あたりを手のひらでさすったり押したりしてみましょう。そのあたりには精神安定に効果的な「鳩尾(きゅうび)」というツボがあるので、やさしくさすることで心が落ち着きます。
乳頭を結んだ線の真ん中あたりにある「鳩尾(きゅうび)」さすろう
■魔法のツボ その3:疲労から来るイライラには足の指を広げよう
イライラの原因は、「気滞」による気のよどみだけでなく、心身ともに疲れて元気の出ない「気虚(ききょ)」からくる場合もあるそうです。体が疲れていると「いつもは気にしないのに…」と思うようなことでもついイライラしてしまいます。
そんな時は、足の指をグッと広げるのが効果的。ペディキュアを塗る時に使う足の指を広げるグッズなどを利用すると便利です。足の指を開くと、足の裏がしっかりと大地につき、足裏の「湧泉(ゆうせん)」というツボから大地のエネルギーを吸い上げることができます。
「押せば命の泉湧く」といわれるツボである湧泉。場所は足の指を内側へ曲げた時に足裏にできるくぼみのところ
■番外編:嗅覚からリラックス! 香りもイライラ解消に効果的
ちょっと強めの香りも、よどんだ気をめぐらしてくれるのに効果的です。いつもの食卓にちょっと香りをプラスしてみませんか? 例えば、サラダにグレープフルーツを足したり、香りの強いコショウをふってみたり、吸い物にみつばを入れたり……。
それ以外でも、レモンなど柑橘系は料理にも取り入れやすく、気のめぐりをよくしてくれるのでおすすめです。お気に入りの香りを生活に取り入れてみてはいかがでしょう?
子どもは可愛いけれど、子育ては本当に大変で、時にはイライラしてしまうもの。そんな時に効果的なツボ押しなどのケアを知っておけば、「あっ、今イライラしそう…」と思った時に、すぐ気持ちを落ち着かせることができますね。
逆に、「あれ? なんか子どもがイライラしているな」と思った時にやってあげるのも効果あり。ぜひ試してみてください。もちろん、子育てに家事に仕事に…とがんばり過ぎず、「ちょっとさぼる日」を作ってみるのもおすすめです。
「子育てをラクにする魔法のツボ」(Kindle版)
高橋みど里 プロフィール
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師。国家資格取得後、オーストラリアや日本国内で鍼灸マッサージに従事。現在は障がい児向けの訪問医療マッサージ『cocoroll』も手がける。著書に『お灸で冷えとり』『子育てをラクにする魔法のツボ』、共著に『とつきとおかの安心ママ手帳』がある。
(まちとこ出版社)
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