帰りが遅い夫「フラリーマン」を変えるには? 妻の上手な伝え方【コソダテフルな毎日 第52話】

Woman.excite / 2017年12月21日 12時0分

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以前、 「企業が残業を廃止して、帰宅時間を早めたとしても、果たして時間通りに帰ってくる夫はどれだけいるだろうか」という話を書いたのですが、今、そういう夫たちに名前がついてるらしいですね。

フラリーマンって言うんですって!

会社が定時に終わってもまっすぐ家に帰ろうとしないでその辺をふらふらしてから帰る夫たちのことをそう呼ぶらしいです。

ネーミングセンス抜群ですよね(笑)



まっすぐ家に帰ろうとしない理由はさまざまでしょうが、「妻がイライラしてる」「家に帰っても落ち着かない」といったところが多いでしょうか。

その中でも、「自分なりに家事を手伝おうとするのだけれど、 やり方が違うと妻に怒られるので、だんだんとやる気が失せてきてそのうち帰る気も失せてきた」というような意見も見かけました。

今、ネット界では妻たちの夫への不満が大暴発しているので、こんなフラリーマンには「甘い!」「子どもか!」といった厳しい声が飛び交いそうですが…。

この風潮にあえて「待った!」をかけたいと思います。

■フラリーマン批判よりも、妻が夫にすべきこと

もし手伝ってくれたら批判する前に、まずは「ありがとう」を言うべきだと思います。

正しいやり方を厳しく指摘するよりも、ありがとうと言って感謝を表すほうが結局はうまくいく、急がば回れだと思うのです。

いろいろ思うことはあるでしょうけど、なぜ私がそう言うかというと、実は我が家も昔は夫が帰らない人だったんです。

自分の意志であえて家に帰ろうとしないフラリーマンとは少しニュアンスが違いますが、 うちの夫もまぁ~たいがいヒドかったです。

これは今となっては本人も「昔はヒドかった」と自覚しています。

今だから言える話ですが「家に帰りたくないなぁ」と思う日や、早く帰れるのにパチンコに行って帰ってこなかった日もあったようです。

あれは、三男が赤ちゃんの時です。


■子どもの一大事なのに帰ってこない夫

三男は気管支が弱くて喘息(ぜんそく)気味でした(一歳になる頃には治っていたので結果的に言うと軽い方だったのですが)。

夜は咳がいちだんとひどくなるので布団に寝かせると咳込んでしまい、私も三男も0歳代は寝られない生活を送っていました。

そんなある日、三男がいつものように布団の上で咳き込み始めてしまったのですが、唾液が気管に入ってしまったようで 咳が止まらなくて大変なことになってしまったんです。

顔を真っ赤にして息つく間もないほど咳き込む三男を前に、暗闇のなかで呼吸が止まっちゃうんじゃないかとうろたえる私。

私は急いで夫に電話をかけました。自分1人じゃ心細かったからです。



しかし、この日、 夫は会社の同僚たちとバーベキュー中!!

夫が楽しくワイワイとナイトバーベキューに興じている一方で、妻は家で息子が今にも死ぬんじゃないかと半泣きで電話をかけているわけです。

嘘じゃないですよ。 本当に半泣きになって涙声で電話をかけたのです。

結果からいって、夫の言う通り、しばらく経てば治まったのですが…。

夫が帰ってきたのは、とどこおりなくすべてのバーベキューを終えてからでした。深夜です。

正直、夫が帰ってきたからといって何になるわけでもないですが、早く帰ってきてほしかったです。 1人で過ごす不安な気持ちをわかってほしかったです。

またある日は、次男が熱性痙攣(けいれん)を起こして救急病院に搬送されました。

この痙攣は二回目だったのですが、家には大人が私1人しかおらず、痙攣した子どもと残りの子ども2人を1人で病院に連れていくことが無理だと判断したため、救急車を呼びました(熱性痙攣における救急車要請可否は自治体によっても違うらしいのでそれぞれ確認してください)。

しかし、救急車の定員オーバーになってしまったため、長男は近所のお宅に預かってもらうことになり、私は夫に連絡をいれ、そのまま病院に向かいました。

病院について、念のためMRIを取っている間に、夫に電話したんです。

がしかし、夫はというと…



飲み会に行っておりました~~~!!!!(笑)

もう、ひっくり返るでしょう!? えぇ。どうぞひっくり返ってください。

しーんと静まり返る受話器の向こうから聞こえる居酒屋の音。しかも、経過報告を聞いて、そのまま飲み会を続行する気でいるような…? え?

嘘~~~!! そのまま飲んで帰ってくるつもりぃぃぃ~~~!? いやいやいや、さすがに帰ってきてくださいよ!!

長男を近所のお宅に預かってもらっていることを伝えると、すぐに帰ってきたのですが…。

はい。うちの夫、どうしようもありませんね~~(笑)。 この気の利かなさっぷり!

ここで夫にわめき散らしたり、泣いたり、怒鳴ったり…は、性格的に私にはできなかったのですが、その代わり、 夫がいなくても自分1人でなんでもできる! と鋼の女化しました。

夫なんていてもいなくても一緒。お金さえ稼いできてくれればそれでいい、期待するだけ無駄。

期待するからしんどいんだ、ATMととらえよう、と思おうとしました。


■「夫はATM」…そう諦めかけたときに気づいた大切なこと

きっと今、同じように思っている妻たちもたくさんいると思います。

でも、ここで忘れてはいけないあることに気づいたんです。



この人と結婚しようと決めたのは自分。

この人の子どもを生もうと決めたのも自分。

この人と人生をともに歩んでいこうと決めたのも自分なんですよね。

つまり、 それを選んだ自分の「目」にも責任があるということを。

運・不運も絡んでくると思いますが、どんなことにおいても「そうなることを見抜けなかった自分」にも責任があります。夫婦においてもそうです。

でも逆に「この人なら大丈夫」と一度は信じた自分の目を、再度信じることもできるわけです。

私自身夫にたいして「こんな人と思わなかった」って何回も思いました。

けれども、「こんな人だと見抜けなかった自分にも責任がある」ととらえるようになってからは、今こんな状態にさせてしまっているのには自分にも少なからず責任はあると思うようになったのです。

■夫に一番合った「伝え方」を見極める

そこから、「自分の目に狂いはなかった」ということを証明するために、賢くなろうとしました。

私が選んだ人なんだから、きっと大丈夫だと、自分が求める行動を相手に取ってもらえるように、伝え方やアプローチの仕方を考えるようになりました。

相手に求めるより 自分が変わったほうが早いといいますが、それは自分の気持ちを押さえ込むことではありません。

相手によって伝え方や動き方を変えることだと思います。



そして、どのアプローチ方法がいいかは人によって本当にそれぞれだと思います。

うちの夫の場合は、注意したり、指摘したりするのは向いておらず、かといって何も言わずに背中で見せて学ばせるなどということも全く効きませんでした。


口に出せば理解してくれますが、かといって感情に任せて泣いたりわめいて訴えてしまっては逆効果です。

わかりやすく、ちょっとおもしろく、笑えるように地団駄を踏んで訴えるのが一番素直に聞いてもらえました…。



まぁ、これはうちの場合ですよ。

うちの場合は シリアスになりすぎないようにしつつ、本音をまじえて地団駄を踏むというのが一番円満に伝わる方法でしたが、人それぞれだと思います。

泣くことがガツーンときく人もいれば、皿の一枚でも割るのがきく人もいるのかもしれません。

■愚痴や文句を言ってはいけないということではない

夫への不満や不平もたくさんあると思います。

愚痴や文句を言ってはいけないということを言いたいわけではなくて、それを言ったところで夫が変わってくれるのならどんどん言うべきだと思います。

ただ愚痴や文句を聞かされて、「よ~し! なにくそ~~!」と頑張れるタイプの人がどれだけいるかと言うと、はなはだ疑問ですし、逆に背中を見て学べる人がどれだけいるかというとそれも謎です。

基本的に男の子は空気を読めませんし(男の子=夫)、口に出して言われないとわかりませんし、口に出してしかられたとしても一瞬で忘れます。

子どもの面倒だけでも精一杯なのに、なんで夫の教育までしなくちゃいけないんだ! とかつての私は思っていたのですが、私の場合、この人を選んだ自分の目にも責任があるのを自覚した上で、 どう動けば自分の望んでいるものを手に入れられるのか、結果を得るためにはどう動けばいいのか、その手段を考えました。

そうすることで、うまく回り始めました。

かつては、こんなはずじゃなかったのに。とばかり思っていた夫にたいして、 「ありがとう!」と素直に思える毎日になりました。

できれば、あと数年早くにこの状態を整えられていたら、子育てが一番大変な時期をもっと平和に過ごせたのになと思うこともありますが、あのときがあってこその今だと、過去を水に流せるのも私の取り柄だと思っています。



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(ちゅいママ)

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