ワイルド系男子母に贈る! 園での子ども同士のトラブル、どう対処?【3男児ママ考察の育児ポイント】
Woman.excite / 2018年3月15日 12時0分
保育園や幼稚園での集団生活が始まる前は、子どもと同じくらいママも緊張するものです。「ほかの子をぶったり蹴ったりしないかな」「何かあったらどうすればいいんだろう」と不安がつきないワイルド系男子母へ、集団生活でのわが子の見守り方をご紹介します。
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コツは、落ち着いて見守ることですよ。
■先回り・手出しは禁止! まずは「見守り隊」に徹しよう
小さな子が初めてママやパパから離れて集団生活を始めるのは、保育園や幼稚園が多いですよね。その場には、保育や幼児教育のプロである先生がいます。まずは手を出さずに見守るようにしましょう。
園の送迎や園庭で遊ぶ時、保育参観など、子どもの様子を見る機会はたくさんあります。元気なワイルド系男子の場合、見守る側はハラハラしますよね。でも、そこはグッと我慢して、どんな風に子どもが過ごすのかを観察しましょう。
子どもはいつの間にか、いろいろなことができるようになっていきます。お母さんが先回りしたり手を出したりせず、まずは子どもがやりたいようにやらせてみてください。
■目を離さないことが基本、でも見ていないことにするのも大切
集団生活に入ると、家の中だけで過ごしていた時とは違い、たくさんの刺激を受けます。でも刺激には、ママが「いいな」と思うものもあれば「ちょっとやめてほしいな」ということも含まれます。
特に男子は大人からすると「アホだなぁ…」と思うようなことが大好きです。「そんなくだらないことで」というようなことも、いつまでもゲラゲラと笑いながらやり続ける場面にもしょっちゅう遭遇します。
ママとしては「やめなさい!」と思わず怒ってしまいそうですが、それは男子の思うツボ。面白がって何度も何度も繰り返すようになるので、怒る→さらに男子はふざけてやる→さらに怒る…の悪循環に陥ってしまいます。
ケガの危険や人の迷惑になるようなことをしないよう、子どもから目を離さないのが大前提ですが、時々は、「おふざけ男子」の行動に目をつむって、見ていないことにするスルー力が求められることも。怒り続けないようにするためには、ある程度のスルー力が必要です。
■子どもの「何もしていない」「誰とも遊んでない」は本気にしない
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集団生活が始まると、「今日は何をした」「誰が何をした」と子どもは報告をしてくれると思いますよね。ところが、男子は報告してくれる情報量自体が極端に少ないことも多いんです。わが家でも次男はよく話してくれるタイプですが、長男は何も話してくれませんでした。
「今日は何した?」「誰と遊んだ?」と聞くと、返ってくる返事は「何もしてない」「誰とも遊んでない」。でも、実はたくさん遊んでいるし、お友だちとも仲良くしているケースがほとんどです。
子どもの何気ない一言に一喜一憂したり、本気で心配したりは無用です。どうしても気になった時には、子どもではなく先生に様子を聞いてみましょう。
■ぶったり蹴ったり…万が一、トラブルになってしまった時は?
ワイルド系男子母にとって一番怖いのが、お友だちをぶったり蹴ったりしてしまった時ですよね。その対処法は、保育園や幼稚園の指導方針によって、お母さんができることは変わってきます。
1.やられた子、やってしまった子、双方の保護者に何があったかと子どもの名前も伝える。
2.やってしまった子の保護者にだけ、相手の子の名前とやってしまったことを伝える。
3.やられた子の保護者には、やってしまった子の名前は言わずに起こったこと「ぶたれて傷ができた」などだけ伝える。
4.やってしまった子の保護者にも、やられた子の名前は言わずにやったことだけ伝える。
5.どちらにも何も言わない(保育園や幼稚園で起こったことは、保育園や幼稚園の中で解決する)。
先生の対応は、上の5つに分けられます。
やってしまった行動だけを園から伝えられた時には、子ども自身には追求せず、先生にその時の子どもの様子を聞きましょう。きちんと謝ったのか、解決したのかを確認します。解決していれば蒸し返す必要はありません。
もし、相手の名前がわかっていれば、その子のママやパパに一言「すみませんでした」と声をかけておきたいと思うのが親心…。そんな日のために、日頃から送迎で会うママたちには笑顔で挨拶しておくのも大切です。顔見知りになっていれば、いざというときに声をかけやすいですね。
何か起こってもまずは落ち着いて対応しましょう。基本的にはお互いさまなことではありますが、一声かけるだけで自分の気持ちもラクになります。「集団生活の中ではそんなこともある」と前もって覚悟しておくのもおすすめです。
集団生活に入るわが子への不安はつきませんが、目は離さないようにしつつ、時々は目をつむって、落ち着いて見守りながら、気持ちよく過ごしていきましょう!
(土屋 菜々)
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