大草直子さん直伝“たった3分”で決まる「時短コーデ」の3ステップ
Woman.excite / 2018年3月29日 21時0分
![大草直子さん直伝“たった3分”で決まる「時短コーデ」の3ステップ](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/womanexcite/womanexcite_E1521183041227_0-small.jpg)
「独身の頃はあんなにおしゃれを楽しんでいたのに、年々ファッションに自信がもてなくなってきた」。そう嘆いているママも少なくないのでは?
子育て真っ最中のママは、自分のことは後回しにしがち。まして仕事もこなしていたら、ゆっくり買い物する時間なんて、なかなか作れないのが現実ですね。こんな状況が続くと、ファッションの負のスパイラルは止まりません。毎朝コーディネートがなかなか決まらず、鏡の前で「あーでもない」「こーでもない」と、洋服と格闘するハメになるのです。
そんな悩めるファッション難民さんたちに朗報です! 人気スタイリスト・大草直子さんが「毎朝3分で服を選べる人になる」(光文社)を発売。本のタイトルどおり、ずばり、忙しい朝に服を選ぶストレスを軽減させてくれる一冊なのです。
しかも、おしゃれを楽しむヒントもたくさん載っているので、自分のスタイルを見失っていた子育てママ・働くママたちにこそ読んでほしいスタイルブック。さっそくそのアイデアをちょっとだけご紹介しましょう。
![](https://s.eximg.jp/expub/feed/Woman_woman/2018/E1521183041227/1521513623_6.jpg)
大草直子さん プロフィール
1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌『ヴァンテーヌ』の編集に携わる。スタイリストとして独立後、ファッション誌、新聞、カタログ等で活躍。理論的なコーディネートとシンプルなセレクトに定評があり、一躍人気スタイリストに。2015年からはウェブマガジン『mi-mollet(ミモレ)』の編集長を務める。三児の母。『おしゃれの手抜き』(講談社)など、著書多数。
■毎朝たった3分で「おしゃれコーデ」が決まる3つのステップ
ステップ1:服の居場所であるクローゼットを整える
クローゼットは自分がどんな女性になりたいかを代弁してくれる場所。つまり、この空間が乱れていたら、今の自分(ファッション)も安定していない証拠です。
そこで、まずはクローゼットの中を美しくすっきりさせましょう。ハンガーを同じものに統一し、体型に合わない服や2シーズン続けて着なかった服などは手放しファッションの断捨離を。服と服の間に心地よい空間ができたらOKです。
こうしてクローゼットが整えば、自分自身の心も整い、自然ときちんとした第一印象に変わっていくのだとか。
![](https://s.eximg.jp/expub/feed/Woman_woman/2018/E1521183041227/1521513623_2.jpg)
大草さん宅の美しいクローゼット。洋服から小物まですべてがコンパクトに集約されているので、その場で全身のコーディネートが決まる
ステップ2:色よりも素材でバリエーションが時短の極意
ステップ1を実践したら、次は手持ちのワードローブを見直しましょう。グレー、黒、キャメル、ネイビー…土台となるベーシックカラーが複数あると、コーディネートもちぐはぐになりがち。そこで今の自分にベストなベーシックカラーを1~2色に絞ります。
![](https://s.eximg.jp/expub/feed/Woman_woman/2018/E1521183041227/1521513623_4.jpg)
シルクジャージのワンピースは、大草さんのベストアイテムの一つ
続いて、素材違いでバリエーションをもたせます。アイテムや色は“広く浅く”よりも“狭く深く”奥行きを意識しましょう。イメージとしては、目をつぶってクローゼットにあるトップスとボトムスを手に取っても、しっくりコーディネートができることが条件。
アイテムを厳選することであなただけの「時短クローゼット」になるのです。
![](https://s.eximg.jp/expub/feed/Woman_woman/2018/E1521183041227/1521513623_3.jpg)
年を重ねるごとに似合うジーンズのタイプも変わる。頻繁にリニューアルを
ステップ3:年月に負けない“服を着る自分”も整える
クローゼットとワードローブを整えればおしまい、ではありません。女性は年齢やライフスタイルによって日々変化していきます。去年まで似合っていた服が今年は「なんとなくしっくりこない」なんて思うことも年々増えてくるでしょう。
そんな変わりゆく自分に動揺せず、体型の変化や流行のメイク、ポジティブな心持ちを常に意識することが、何歳になってもファッションを楽しむためのコツ。
今の自分を受け止め、客観視し、なりたい自分をイメージして変化し続けることが大切です。
■大草さん「みなさんも焦らずのんびり、おしゃれを楽しんで!」
最後に、同書の内容を踏まえて、著者である大草直子さんにファッションに対して今思うこと、これからチャレンジしてみたいことを伺ってみました。
――子育て世代のママのファッション感をどう思いますか?
大草直子さん(以下、大草さん):以前は「年齢軸」で流行が存在していましたが、今は完全に「テイスト軸」になっていると思います。たとえ20代向けのブランドであったとしても、テイストが合えば30代でも40代でも楽しめる。その逆もありますね。そういった自由な空気感を感じます。
――ママたちが気軽に取り入れられる、今春らしいファッションは?
大草さん:昨年に引き続き、キレイ色の流行は続いています。私自身、トレンドにすぐ飛びつけない(笑)「慎重な性格」なので、グリーンやピンクなど、今シーズンのキーカラーを「やっと楽しめるかな」と思っています。
トップスで取り入れるとしたら、私の場合、「肌色はどうする?」「口紅の色は?」と迷い始めてしまうので(笑)、メイクに左右されない顔から遠いボトムス、もしくは小物で取り入れて…がおすすめです!
![](https://s.eximg.jp/expub/feed/Woman_woman/2018/E1521183041227/1521513623_5.jpg)
40歳を過ぎたら必ず赤かピンクベージュの口紅を塗る。これ一本で全身のバランスが整う
――大草さんにとっておしゃれとは? ママ世代もアレンジできる楽み方を教えてください!
大草さん:本でも書いていますが、おしゃれは、毎日コツコツ続ければ必ずうまくなります。人生も同じ。毎日さまざまな景色を見て、心を動かし、重ねれば重ねるほど成熟し、面白みを増すと思っています。
私自身は、焦らずのんびり、おしゃれも人生もピークを後に持ってくるように、と考えています。100歳まで生きるとしたら(笑)、80歳くらいで「よし!」と自分で満足がいくおしゃれができたら良いなあ、と思います。
“毎朝3分でコーディネートが決まる”大草さん流のファッション極意、いかがでしたか? 本書にはこのほか、大草さんのお気に入りアイテムやメイク術など、今すぐ真似したくなる“美”の情報もぎっしり詰まっています。
4月から園デビューするママは必見! もう一度、おしゃれを思い切り楽しんでみませんか?
![](https://s.eximg.jp/expub/feed/Woman_woman/2018/E1521183041227/1521514712_7.jpg)
著 大草直子
定期的に見直し、ベストなものだけ揃える。年を重ねるほどに、「服を着る自分」を整える。人気スタイリストが10年悩んでたどり着いた「時短クローゼット」の作り方。
Part1 クローゼットがノールールだと、「おしゃれ」も無秩序に
Part2 「3分で終わる」良いワードローブのつくり方
Part3 サイズに一喜一憂せず、「服を着る私」を整える
Part4 「おしゃれをする」ということ、「服を着る」ということ
写真/最上裕美子
取材・文/長谷部美佐
(ライターチーム123)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
新品では手に入らない憧れのブランドも!ファッションは買う時にリサイクル品からまず選ぶべき理由
女子SPA! / 2024年8月7日 15時46分
-
40代で水着はムリ? 男性の前でも恥ずかしくない“服みたいな水着”が話題。開発秘話を聞いた「隠したい場所は人によって違う」
女子SPA! / 2024年8月6日 8時46分
-
Xで炎上「カジュアルおばさん」はイタい? 大人女性が“服装で守ってほしいこと”をスタイリストが解説/2024年6月トップ5
女子SPA! / 2024年7月24日 15時47分
-
実はそれオバ見えファッション!? 40~50代女性に合う着こなし術3選
KOIGAKU / 2024年7月16日 18時23分
-
【50代のおしゃれ】気に入らない2軍服にサヨナラ!片付けビフォア・アフター
ハルメク365 / 2024年7月16日 10時0分
ランキング
-
1認知症になりやすい人の特徴とは?12の発症リスクに少しでも早く対策を
ハルメク365 / 2024年8月8日 12時35分
-
2彼女との初ラブホ「いきなり大画面に全裸の女性が…」奥手男子がやらかした“まさかの大失態”
日刊SPA! / 2024年8月8日 15時53分
-
3男性が「真夏のデートで失敗する行動」5選。猛暑だからこそ“要注意”のポイントが
日刊SPA! / 2024年8月8日 15時50分
-
4山手線ホームで「野良電動キックボード」に乗る人が登場…こんな無作法者を放置してはいけない切実な理由
プレジデントオンライン / 2024年8月8日 16時15分
-
5〈守るべきは伝統か人命か〉暑すぎて各地の夏祭りが続々中止に! 酷暑によって失われていく“日本の夏の風物詩”…学校のプール、花火大会、夏の甲子園はもう限界なのか?
集英社オンライン / 2024年8月8日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)