時短メイクで朝が変わる「いつもキレイなママ」がやっている時短美容10カ条
Woman.excite / 2018年5月14日 21時0分
母であり、妻であるということは、とても忙しいものです。つい、自分のことは二の次、三の次…となってしまいがちではありませんか? 時間や気持ちに余裕がなく、美容ケアに向き合えないことを「今は仕方がない」と思ってあきらめてしまっているママも多いはずです。
とはいえ、久しぶりに見た鏡に映っていたのは、お疲れ&老け込んでいた自分の顔だった…なんて、悲しすぎます。
私たちは、母であり、妻であり、そして女性。ママだってキレイにしているのは、もはや当たり前の時代です。といっても、忙しい日々のなかでていねいにケアをするのは物理的には難しいもの。そこで、すぐ実践できる“時短”美容術について、「最優先すべき10カ条」を、ご自身もママであるヘアメイクの森田めぐみさんにうかがいました。
Hair&Make-up/Nail 森田めぐみさん
フリーランスのヘアメイク。広告・TV・雑誌などさまざまな媒体でタレントやモデルのヘアメイクやネイルを担当。4歳(男の子)と1歳(女の子)の2児の母になった現在は、家事に育児に忙しいママ達のために時短メイク術を日々研究している。
■“時短”美容術その1:スキンケア動線を見直す
ママが一番いる場所。それはドレッサーの前でもなく洗面所でもなく、キッチンだったりするはず。化粧品の置き場は、家での滞在時間が長い場所に変えましょう。それだけで「合間で」ケアが可能に。ポーチに入れて持ち歩くのも効果的。
■“時短”美容術その2:専用メイク道具を活用する
チークブラシ、ファンデスポンジ、リップブラシ…など、ポイント別の道具を使うと驚くほど仕上がりが良くなり、結果的には時短に。専用に開発されているだけあり、さくっと使うだけで驚くほど見違える仕上がりが実現するのでお試しあれ。
■“時短”美容術その3:1カ月に1度、化粧品の断捨離を
「ずっと古い化粧品がポーチに入ったまま…という人が意外と多いんです」と森田さん。月に1度は長く使っていない化粧品や試供品などの見直し&掃除を。専用のメイク道具を使えば、化粧品自体はいろいろな種類が必要ということはありません。自分に必要な最低限のものだけを持つというシンプルな考え方が、時短を導きます。
■“時短”美容術その4:優秀な兼用アイテムに頼る
たとえばアイメイク、チーク、リップ…と、ひとパーツごとにひとアイテムを使っていると、取っ替え引っ替えでメイク時間がかかってしまうのも当然。例えば、チーク兼リップでほおと唇は一本化メイク。ぼかすテクニックでアイラインとアイシャドウを兼用するのもアリです。
■“時短”美容術その5:寝る前のスペシャルケアが朝を変える
化粧ノリがいい美肌をつくる、それこそが時短の最短ルートです。肌がお疲れだな…と感じた一日の終わりには、念入りに夜のスペシャルケアを。毛穴や角質にアプローチする、拭き取り化粧水の導入がオススメです。翌朝は、肌の美しさが自体が時短メイクの手助けに。
■“時短”美容術その6:メイク中にヘアを仕込んで時間を節約
「ヘアをととのえてから、さあメイク…」と、ヘアとメイクを分けて考えている人も多いですが、顔の印象はヘアでも大きく変わります。同時進行で仕上げることで、時短になるうえ、ヘアとメイクのバランスも絶妙に。
たとえば、メイクタイム中に髪にマジックカーラーをつけておくだけで、ぺしゃんこになりがちな後頭部がふんわりし、印象がアップします。
■“時短”美容術その7:ママメイクのキモは“疲れて見えない肌”
日々の家事育児にお疲れ中のママにとって、メイクのキモは顔色。下地のカラーコントロールで、疲れたように見せない肌に仕上げましょう。
下地にはたくさんのカラーがあることを、意外に知らない人が多いのでは? その時々の体調や肌の調子に合わせて下地をチョイスするだけで、表情まで明るくなります。
■“時短”美容術その8:“ついでメイク”で手順を一新する
例えば、指に少し残ったコンシーラーで小鼻や口角をおさえる、眉を描いたあとに眉頭をすこしぼかして目を立体的に見せるなど、“ついでメイク”でひと手間かけることで、仕上がりはグンと変わります。ついでのちょこっとメイクを意識すると、自然と手順が変わり、時短にもつながります。
■“時短”美容術その9:思い切ってオールインワンコスメを活用
最近では、下地やスキンケアなど、オールインワン系の商品がわんさか出ています。優秀なものも多いので、自分に合う「これさえ塗っておけば」のアイテムを見つけ、アイテム数も時間も思い切って絞りましょう。数あるなかから自分の定番を見つけられるように、日々アンテナを張っておくといいですね。
■“時短”美容術その10:「三角ゾーン」だけやる究極メイクを実践
「これさえ塗っておけば」アイテムを見つけたら、「ここさえ塗っておけば」もおさえておきたいところ。キワがゆるんだ印象だと疲れて見える目尻・小鼻・口角の「三角ゾーン」だけを重点的にケア&カバーすれば、顔全体にメイクをほどこさなくてもOK。究極の時短メイクが完成します。
普段なんとなくメイクをしているだけでは、残念な仕上がりになってしまい、それこそ“ムダメイク”になることも。動作とアイテムの断捨離をすることで、驚くほど時短美容への近道になります。時短が叶えば、美容ケアにも興味がわき、美意識も高くなっていくという好循環も期待できそうですね。
取材・文/aica
モデル/本山 綾
(ライターチーム123)
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