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洗濯物が2時間でカラッ!「部屋干しのニオイを断つ」たった2つのポイント

Woman.excite / 2018年5月30日 20時0分

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©blanche- stock.adobe.com


そろそろ、今年も梅雨のシーズンを迎えようとしています。雨が多いこの季節はもちろん、共働きだったり、花粉や大気汚染が気になったりして、洗濯物は部屋干しすることが多いご家庭は少なくないでしょう。けれど、部屋干しだとどうしても生乾きのニオイが気になることも…。

そこで今回は、「基本的に部屋干し派」という整理収納アドバイザー本田和さんが実践している、部屋干しテクニックのあれこれを教えていただきました!

■温度管理とナチュラル漂白「きちんと除菌」が部屋干し派の味方

洗濯機は夜に回し、部屋干しすることがほとんどだという本田さん宅では、生乾きのニオイ対策は大きなテーマ。あらゆる策を講じて、ついに「生乾きのニオイゼロ」を実現したそう。

その2大ポイントが「きちんと除菌」と「早く乾かす」。まずは「きちんと除菌」について本田さんが実践している4つのテクニックをお聞きしました。

きちんと除菌その1:酸素系漂白剤で、ニオイの元をシャットアウト
洗濯機にオキシを入れる

「生乾きのニオイの原因になる雑菌へのアプローチとして、いつもの洗剤と一緒に、粉末の酸素系漂白剤を洗剤用スプーン1/2杯程度入れています。酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤よりもナチュラルでありながら、汚れはきちんと落とし、除菌作用もあるとされています。

この習慣を始めてから洗濯物のニオイはほぼ気にならなくなり、今や洗濯に欠かせないアイテムです」(本田さん)

きちんと除菌その2:40℃程度のお湯で洗う
「酸素系漂白剤が実力を発揮するのが、40〜50℃といわれています。注水の温度調節ができない洗濯機なら、お風呂の残り湯を利用してもよいと思います。その場合、洗いだけ残り湯で、すすぎは水のコースを選択してくださいね」(本田さん)

きちんと除菌その3:頑固な汚れはつけおきで
「泥がついた靴下などは軽く汚れを洗ってから、酸素系漂白剤を溶かした40〜50℃のお湯と一緒に容器に入れて一晩つけおきします。翌日はすすいで洗濯機に入れればOKです」(本田さん)

きちんと除菌その4:洗濯機も清潔にキープ
「洗濯機自体の汚れにも要注意です。私の場合は、洗濯機を使うたびにパッキンや洗濯槽の水分を拭き取り、ふたを開けて湿気がこもらないようにしています。意外と見落としがちなのが、洗剤を入れるケース部分。汚れたままだと雑菌が繁殖しやすくなるので、こまめに洗えるといいですね。

また、酸素系漂白剤を毎回使っていると、洗濯ついでに洗濯槽のお掃除にもなるというメリットがありますが、それでも定期的なクリーニングは必要。洗濯機によってお手入れの頻度やクリーニング方法が違いますので、取扱説明書を確認してみてくださいね」(本田さん)

酸素系漂白剤を加えるだけで、汚れ落ちも除菌力もアップ! そのうえ洗濯槽のきれいキープも期待できますが、生地によっては酸素系漂白剤が使えないことも。事前にタグなどをチェックしてからトライしてくださいね。
 
 

■わずか2時間で洗濯物が乾く? 速乾の秘密は「空気の循環」


©tamayura39- stock.adobe.com


洗濯物がにおわなくなるポイントの2つ目が「早く乾かす」こと。湿度が高い季節には難しいこの課題も、本田さんは2つの工夫をこらすことで見事クリア。部屋干しでも、わずか2時間ほどでカラリと乾くそうです。それは、どんな工夫でしょうか?

早く乾かす工夫その1:くるくる回る洗濯アイテム+扇風機で空気を循環
「洗濯物が乾くまでの時間が長いほど、雑菌が増殖してニオイが発生しやすくなります。そこで、洗濯物がくるくる回り、空気が循環して水分が早く蒸発するようなアイテムの活用をおすすめします。

例えばわが家では、物干し竿とピンチハンガーの間に『回るくん』(ユープラス)をかませたうえで扇風機を当てて、空気が循環するようにしています」(本田さん)

「こういった商品を使ったうえ扇風機で風を当てると、たいていの洗濯物は2時間くらいで乾きます。換気扇がある部屋に干すなら、換気扇もオンに。より空気がめぐりやすくなりますよ」(本田さん)
洗濯物と扇風機俯瞰

早く乾かす工夫その2:より乾きやすいのは? 「大きな布もの」の素材・形選び
「生乾きのニオイを回避したいなら、乾きやすい素材を選ぶのも手です。例えば、わが家の場合、毎日洗うベッドシーツはリネンで統一しています。リネンは乾きが早いですし、繰り返し洗っても丈夫なのがお気に入り。

また、形もボックスではなくあえてフラットにしているんです。ボックスタイプはつけ外しが簡単なものの、ゴムが入っている部分が乾きにくいのが難点で。フラットタイプなら、干すのも乾くのもスピーディですし、きっちりたためるから収納もコンパクト。ピンチハンガーにM字のように留めれば、部屋干しでも省スペースですみます」(本田さん)

干し場所を広くとりがちなバスタオルも、ガーゼやマイクロファイバーなどの乾きやすい素材に替えてみてもよいかもしれません。今回、本田さんに教えていただいた「きちんと除菌」「早く乾かす」テクニックをおさえて、部屋干しが多いこの季節を快適に乗り切りましょう!

<お話をうかがったのは…>

▼本田 和さん
パーソナルスタイリングサロン「フルリール」主宰。整理収納アドバイザー1級、ルームスタイリスト1級。自宅を開放してのお片づけセミナーや、骨格、パーソナルカラーに基づいたパーソナルスタイリングを手掛ける。7歳、5歳、3歳のお子さんのママ。

HP:フルリール

 
 
 

 
(コミヤ カホル)

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