朝一番の幸せスキンシップ「気持ちいいね!」親子で“ふれあいマッサージ”
Woman.excite / 2018年6月11日 21時0分
©LanaK- stock.adobe.com
これから夏にかけて日の出時刻も早くなり、朝日を肌で感じやすい季節。この時期に朝の目覚めに子どもと触れ合う「ふれあいマッサージ」を取り入れて、親子ともにスッキリ目覚める生活を始めてみませんか?
朝一番に子どもと触れ合うコミュニケーションを取ることで親子ともに一日の始まりがハッピーに。ベビーマッサージや産前産後のヨガに関する著作の執筆や講座、ワークショップを開催している、たらちね助産院院長の大坪三保子先生に、「ふれあいマッサージ」についてうかがいました。
お話をうかがったのは…
大坪三保子さん(たらちね助産院院長)
久留米大学看護専門学校、熊本大学医療技術専門短期大学助産学科卒業。たらちね助産院院長、助産師・看護師。子育て支援グループamigo顧問。母と子のウェルネス研究会幹事。『はじめてのベビーマッサージ』(保健同人社)、『安産のための体と心をつくるHappyマタニティ・ヨガDVD付』『キレイで元気なママになるHappy産後ヨガDVD付』(共に高橋書店)など著書多数。
・たらちね助産院
■「気持ちいいね」“第二の脳”といわれる肌をタッチ! 赤ちゃんとふれあいマッサージ
首が座った赤ちゃんからできる、乾布摩擦の技法を取り入れた「ふれあいマッサージ」。起き抜けにやさしくさすってあげることで赤ちゃんの代謝があがり、朝の目覚めがよくなります。スッキリ目覚められると日中も好奇心旺盛に活動でき、生活リズムがつきやすくなります。寝起きの体に働きかけてあげることで、食欲もアップ。腸も刺激を受けて便通もよくなることにつながるでしょう。
「赤ちゃんとの生活を楽しみながら、小さな子どもとの暮らしのリズムを家族で作っていくといいですね。赤ちゃんが受け入れてくれるところ、お母さまがやりやすいところから始めてください。
お日様の光や気温、湿度などを感じながら、赤ちゃんの機嫌や体の様子も一緒に感じていくことにだんだんと慣れていってください。ママやパパの手の感覚やぬくもり、声のトーンを赤ちゃんも楽しんでいますよ」と大坪先生。
■歌いながら楽しみながら「ふれあいマッサージ」乾布摩擦の手順
赤ちゃんが目覚めてきたら、布団の上からやさしく歌いながらさすってあげることから始めます。好きな歌に合わせてさすってもいいですし、下の歌詞に適当にメロディを付けて歌ってあげてもいいでしょう。
♪おーいもほりゴーロゴロ、おーいもほりゴーロゴロ、おいしいおいもはできたかな~?
2 左腕から順番に四肢を軽くタッチしていきます。
♪よっこらしょ、どっこいしょ おいしいおいもはできたかな~?
3 左脚をタッチ。
♪おいしいおいもはできたかな~?
4 次に右脚をタッチしてから、右腕もタッチします。
♪おいしいおいもはできたかな~?
5 両足、両手を一つずつ先から中心に向かってさすりあげます。
♪あ~できてる、できてるきれいにしようね
♪ゴシゴシ、ゴシゴシ
7 うつぶせにして背中とおしりをさすります。
8 背中からおしりにかけてぱこぱことタッピングしてあげましょう。
※写真では手袋が使われていますが、アーユルヴェーダでは絹手袋を用いて乾布摩擦するセルフケアが伝承されています。
9 最後は子どもが大好きなくすぐり遊びでしめましょう。
©kazoka303030- stock.adobe.com
大坪先生によると、お母さんはもちろん、お父さんが子どもにやってあげるのもおすすめとのこと。
「お母さんとお父さんでは『おはよう』と声かけるのでも、子どもの反応は変わります。子どもにとって安心・やすらぎの存在であるお母さんに対して、お父さんは社会性を感じる存在。朝にお父さんが声をかけて触れてあげることで、子どもはパッと目覚めのスイッチが入ります」(大坪先生)
赤ちゃんからお年寄りまで、何歳になってもできる「ふれあいマッサージ」。少し大きくなった子どもには、「おはよう」と声かける時にちょっとさすってあげる程度でもOK。代謝を上げるので、朝起きれなくなる思春期にもおすすめです。
■「朝からふれあいマッサージ」で生活リズムをととのえる
©ucchie79- stock.adobe.com
子どもの目覚めをよくする「ふれあいマッサージ」ですが、子どもだけでなく、親の体、心にまで次のような好影響があるそうです。
親子で楽しくふれあうことで一日の楽しいスタートが始まり、自立神経のバランスもととのうでしょう。
2 子どもへの理解が深まる。
毎日触ってあげることで、子どもの体調や気持ちの変化もよくわかるように。
3 親子のセルフケア力を高める。
親が子どもの体を意識してあげることは、子ども自身も自分の体の状態に関心を持つようになり、結果として自分に対してのセルフケア力もアップ。
「子どもの成長をうながしたい」「子どもとの生活リズムをどうしたらいいのか」「親子のコミュニケーションを楽しみたい」などと考えていたら、ぜひ試してみてください。
NPO法人子育て支援グループ amigo
世田谷区松原を拠点に 2001年から「産前産後」に特化して活動、2014年5月より特定非営利活動法人に。“一緒に楽しく子育てしようよ!”を合言葉に、助産師や保育士と連携しながら、生まれてくる子どもたちとその親が、地域の温かい人間関係の中で支えられ、すこやかに成長していくことができるよう、出産・育児を支援。本マッサージは「あみーごのよみものnagi2」に掲載されており、amigoネットショップにて購入可能です。
取材・文/まちとこ出版社 石塚由香子
(まちとこ出版社)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「Baby Massage in hoppe」
PR TIMES / 2024年8月1日 7時0分
-
鼻チンで出産が楽になる!? そんな方法あるなら知りたかった 出産予定の人必見の漫画が話題 作者に聞く
よろず~ニュース / 2024年7月31日 12時20分
-
「妥協しませんでした」競泳・池江璃花子選手の母親が語る、身体を作る大切な時期に食べさせたい「まごわやさしい」食材とは?
集英社オンライン / 2024年7月27日 12時0分
-
助産院に産後ママくつろげるカフェラウンジ ネスレ日本がカフェインレスのコーヒーで協力
産経ニュース / 2024年7月25日 9時0分
-
性教育は思春期前がチャンス!『10歳までに知っておきたい 子どもが一生困らない「からだ・こころ・権利の話」』発売
PR TIMES / 2024年7月11日 12時15分
ランキング
-
1定年後「年収400万円ダウン」でも再雇用を選んだ65歳男性の悲しい末路。妻のひと言で退職を決意
日刊SPA! / 2024年8月7日 8時53分
-
2こんなに早い「芸能人の追放」は見たことない…フワちゃん暴言投稿が「芸人同士のおふざけ」で済まなかった理由
プレジデントオンライン / 2024年8月7日 17時15分
-
3「なんでウチの子が真ん中じゃないの?」保護者会でキレる母親…パパ友の“思わぬ反撃”で無言に
日刊SPA! / 2024年8月7日 8時52分
-
4「トヨタのとけネコ」プロジェクトが始動! 車内の熱中症対策は不十分?
マイナビニュース / 2024年8月7日 17時4分
-
5ゾゾッ!超豪邸な義実家で感じた“怪しい気配”の正体。トイレの扉を開けると……
女子SPA! / 2024年8月7日 8時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください