ほめる技術「夫からほめられたい!」妻からのアプローチは?
Woman.excite / 2018年7月18日 17時0分
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「髪をバッサリ切ったのに、夫は何も気づいてくれない。本当は気づいてほしいし、ほめてほしいのに…」。そんな経験のある人、少なくないのではないでしょうか。
夫はなぜ妻をほめないのでしょう。夫からほめてもらうにはどうしたらいいのでしょうか。今回は、夫が妻をほめない理由、そして「ほめクセ」をつける方法について考えていきましょう。
■どうして夫はほめてくれないの?
2つの絵を見比べ、違うところを見つける「間違い探し」というゲームがありますよね。実はこのゲーム、女性より男性のほうが苦手といわれています。
というのも、男女の脳には違いがあり「ものの見え方が異なる可能性がある」そうです。例えば、女性は意識しなくてもまんべんなく細かいところに気づくけれど、男性は一点に集中してしまうと、よほど大きな変化がない限りほかの部分との違いに気づかない傾向があるそうです。
そのため、髪を切った、メイクを変えた、ネイルをぬったといった妻の小さな変化に、そもそも夫は気づいていない可能性が。「いつもと同じなんだから、ほめようがない」というのが、夫側の言い分のようです。
■ほめない夫に足りないものは?
また、日本人はもともと、お世辞は得意ですが、「ほめる」のは苦手。もともと、ほめる習慣があまりなく、ほめる機会自体が少ないので、自然とほめ言葉のボキャブラリーも少なめです。そこに輪をかけて、男性は小さな変化に気づきにくいので、妻をほめる行動になかなかつながらないのでしょう。
さらに、夫の中には「ほめられたいと妻が思っている」という発想すらない場合もあります。
例えば、髪を切った妻がその変化に気づいてほしい。夫からかわいい、キレイという言葉をかけてほしい、と思っていたとします。けれど、夫は「俺にほめられたくて、妻は髪を切ったのかもしれない」という発想がないのです。そのため、髪を切ったことには気づいても、「暑いの?」などと見当ちがいな発言をしてしまうのです。
■ほめない夫が変わる「ほめクセをつける方法」
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では、ほめない夫にほめる習慣、つまり「ほめクセ」をつけるにはどうしたらいいのでしょうか。次の手順を試してみてはいかがでしょうか?
まずは日常的な会話量を増やしていきましょう。日ごろから会話がない夫婦なのに、いきなり「ステキだね」とほめてもらうのは難しいものです。まずは会話を増やすことを意識してみましょう。
2.夫をほめまくる
夫婦の会話が増えてきたら、今度は「夫をほめる」機会を増やします。男性はほめられると照れや恥ずかしさで引いてしまう人もいます。なんだか気恥ずかしくて「なんかあるの?」と最初は戸惑ってしまうかもしれません。
けれど、ほめられて嫌な気分になる人はいないでしょう。何度も繰り返しほめられるうちに「ほめられるって、なんだかんだうれしいな」という気持ちになってきます。「ほめられるとうれしい」という感情に、日常生活で慣れさせていくようにしましょう。
3.自分も「ほめてほしい」と伝える
夫に「ほめられるのはうれしいことだ」という意識が根づいてきたと思ったら、今度は自分もほめてほしいと夫に伝えていきましょう。「ほめられるとうれしいし、頑張れるんだよ」と言葉にして伝えるようにします。
そして、自分からも「髪切ったんだけどどう?」「部屋の模様替えしたんだけどどうかな?」と夫に声をかけます。そして「良いと思うよ」「良いんじゃない?」などの答えが返ってきたら、少々オーバー気味に喜ぶようにしましょう。すると夫には「ほめるとこんなに喜ぶんだな」という意識が生まれていきます。
4.「どこが良い?」と具体的に聞く
ここまでくると「どう?」と聞くと「良いね」といった返事がすぐに返ってくる状態になっているはずです。そこで今度は「どのへんが良い?」「形が良い? 色が良い?」など具体的に何が良いのかを聞くようにしていきましょう。
これは、ほめ言葉のバリエーションを増やすという目的があります。何度も繰り返していくことで「色の組み合わせが良いね」「顔色が良く見えるよ」「若々しくなったね」といった具体性を持ったほめ言葉が夫から自然と出てくるようになるでしょう。
ここまで読んでみて「夫にほめてもらうのってこんなに大変なの…?」とげんなりした人もいるかもしれません(笑)。これだけ多くの手順を踏まなければ根づかないほど「男性にほめクセをつける」のはとてもハードルの高いものなんですね。
妻が突然ほめ始めたら、夫は最初、びっくりしたような顔をするかもしれません。でも、夫がそんな表情になる原因を作ったのは、ほかでもない妻です。「夫はほめてくれない」と愚痴る前に、あなた自身がこれまで夫をほめていたかどうかを振り返ってみましょう。
ほめられると誰だってうれしくなるものですよね。その気持ちに気づき、気づかせてあげることが夫に「ほめクセ」をつける始めの一歩となるでしょう。「妻をほめる夫」は1日にしてならず! あせらず地道に夫を育てていけると良いですね。
(佐藤栄子)
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