読み聞かせ、ママのお悩み一挙公開!気楽に続けるコツは?
Woman.excite / 2018年7月12日 0時0分
読み聞かせの魅力を再確認! 親子で楽しく続けるには?
ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事「読み聞かせのお悩み8つを解決! ママも絵本を楽しむコツは?」で、読み聞かせに関するアンケートを実施しました。
アンケートの結果からは、ママたちが読み聞かせを重要視していること、少しでも楽しく、子どものためになるような読み聞かせをしたいと思っていることがわかりました。
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■毎日読み聞かせをしているママは半数以上
読み聞かせは子どもにとって大きな利益をもたらすと言われています。だからこそ、多くのママが“読み聞かせをしてあげたい”“読み聞かせをしなきゃ”と思うようです。
今回のアンケートの結果では、じつに55%のママが「毎日読み聞かせをしている」と回答。さらに、読み聞かせに対する悩みや疑問が集まり、ママたちの読み聞かせに対する真剣度の高さが浮き彫りになりました。
毎日している 55%
週に数回程度 27%
月に数回程度 15%
していない 3%
その他 0%
■抑揚をつけるのはNG?
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今回のアンケートのコメント欄で1番目立ったのが「読み聞かせをする際、抑揚をつけるのはダメなのか?」という悩みでした。
でも、たとえば楽しい気持ちの場面などで、たんたんと読んでいるのはなんとなくつまらない気がして、日によって同じ本でも読み方を変えるときがあります。子どもが喜ぶのはどのような読み方なのか、日々悩んでいます。
「子どもが喜ぶ読み方は?」「子どもにとって良い方法は?」。そんなコメントからは、ママたちが絵本で子どもを楽しませようという気持ちが伝わってきます。
読み聞かせに関して、育児書やインターネットを見ると、「単調な読み方のほうが想像力を育む」「オーバーすぎる読み方だと、子どもが絵本の世界に入りにくい」「抑揚をつけるとママの表情や発声だけが記憶に残り、物語の内容が残らない」などと書いてあることがあります。
たしかに、そのようなマイナスの要素もあると思います。でも、抑揚をつけることで、子どもの「楽しい!」という気持ちがアップして“思い出に残る読み聞かせ”になれば、それはステキなことなのではないでしょうか。
抑揚をつけたらダメと決めつけず、淡々と読む絵本、オーバーに読んで子どもたちと思い切り笑いあう絵本と分けてもいいですし、そのときによって1冊の絵本を読み分けてもいいと思います。
ちゅいママさんが言うように「読み聞かせに正解はない」。抑揚をつけて読むことが好きなママ、淡々と読むほうが好きなママと、“読む人=ママ”の気持ちも大切にしないと、読み聞かせが続かないと思います。子どもの反応を見て、ママが読みたいように読むのが1番ではないでしょうか。
■落ち着いて聞かないときはどうする?
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「絵本は好きだけど、最初から最後まで順番に読むことができない」というエピソード。じつは、これとてもよく耳にするエピソードなんですよね。
子どもにとっては、物語よりも目の前にある「この絵を見たい!」という欲求の方が強くなってしまうのでしょうか。ただママとしては、「ストーリーを追って聞く力を育てたい」と思ってしまうものですよね。
ページを飛ばされたり、絵本を変えられてしまうと、「一体なんの話だった?」とママも混乱しますし、そもそも「読み聞かせにならない!」なんて思ってしまいますよね。
でも、子どもって基本は興味を持つものが出てきたら、それに飛びつく瞬発力に優れた生き物。いまはストーリーを読むことより、めくる感触を楽しむことや、気に入った絵をじっくり見ることが、その子にとっては大切な時間なのだと思って好きにさせてあげることも、“心の栄養”になるのではないでしょうか。
■兄弟によって読みたい本が違う!
夜寝る前に行う読み聞かせの時間のママは、少し疲れ気味。できれば、ママ自身もゆったりした気持ちで1日の終わりの子どもとの触れ合い時間を楽しく過ごしたいと思っているのではないでしょうか。
しかしそんなときに勃発するのが兄弟によって読んで欲しい本が違うという争い。
赤ちゃんは「だるまさん」シリーズ、飛び出す系の仕掛絵本なら興味を持って見てくれますが、兄にはもうおもしろくはないので「違う本にして」と言われてしまいます。二人とも楽しめる絵本があれば知りたいです。
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上の子、下の子、それぞれのことを想い、頭を悩ませているママの様子が目に浮かびますね。しかし、兄弟ひとり一人に平等に読み聞かせをするというのは至難の業。
それぞれ1冊ずつ選ぶ、交互に好きな本を選ぶなどをルールを設けてもいいかもしれません。どちらかに我慢させてしまっているなと感じたら、たとえば休日に多くセレクトできるなど、少し特別感あるルールを作ってしまうというのはどうでしょう。
また、上の子どもが文字を読めるようになったら、下の子どもに本を読み聞かせてあげるという方法も! 上の子にとっては読む勉強、下の子にとってもママとは違った読み聞かせで、楽しく過ごせるでしょう。
また年齢とは異なる絵本を読んだことで、その子なりの新たな発見につながる可能性も。必ずしも対象年齢にとらわれず、上の子が選んだ本を下の子にも一緒に読ませてみたり、下の子に合わせた絵本を上の子も一緒に読ませてみたりすることが、子どもの興味が広げるキッカケになるかもしれません。
■年齢が上がってくると一冊が長くなる!
子どもの成長にしたがって、読む絵本は変わっていきます。内容の濃いもの、お勉強色が強いもの、子どもの想像力に任せるような構成のものなど。そして、それに従い文字数も増えていきます。
そうなるとつまりは、1冊読むのに時間がかかるように。そんな読む絵本の長さについての悩みもアンケートでは集まりました。
たとえ読み聞かせの時間を大事に思っていたとしても、そのために寝る時間が遅くなってしまうのはママとしては不本意ですよね。
そんなときは、子どもに「つづき」の楽しさを教えてあげましょう。「『つづき』があるから明日はもっと楽しみだね」とお話ししながら、「あのあとクマさんはどうなるのかな?」「おばあさんは何を作るんだろうね?」と一緒に空想しながら眠りについてもいいかもしれません。
成長と共に読む絵本はもっと長くなっていくと思いますから、一度そのような習慣をつけると、ママも少し気が楽になるのではないでしょうか。
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■絵本を“読む”だけではないプラスの作用がある
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そのほかにも、「“あと一冊! あと一冊!”と、読み聞かせがエンドレスになってしまう」や、読み聞かせをする際の部屋の明かるさ、絵本のチョイスについてなど、ママたちが日々思いを巡らせていることがわかりました。また、読み聞かせに対して、こんな位置づけをしているママも。
ただ絵本を読むだけでなく、読み聞かせには親子にとってたくさんのプラス作用があります。
たとえば、今日どんな絵本を選んだかでその子の気分が伝わってきたり、今どんなことに興味が向かっているのか、さらには性格や個性といったものもわかってくる可能性があります。
ここまでいうと大げさかもしれませんが、その子を知るキッカケや、子育てのヒントになることもあるかもしれませんね。
■大事なのは、楽しく続けること
選ぶ本や好むページは子どもによってそれぞれ違いますし、そのときそのとき、その親子によって読み聞かせのスタイルがあっていいはず。
必ずしも1ページ目から最後まで順番どおりに読まなくてもいい。ママが全部読まず、子どもが読むページがあってもいい。兄弟一緒に聞かなくてもいいし、もちろん一緒でもいい。
ただ、忙しいママにとって、毎晩ゆったりと余裕を持って読み聞かせの時間を取れるとは限らないはず。そんなときは「なし」でもいいのではないでしょうか。今回集まったエピソードのなかには、疲れてしまったときは「子どもにお願いする」というママも。
まだ字が読めませんが、自分の知っている単語を持ち出し絵を見て一生懸命説明してくれる姿がカワイイです。あまり読んだこともないのに気に入ったフレーズはすぐ暗記してる事にもビックリさせられます。
なんともかわいらしいエピソードですね! これもまた、読み聞かせが生んだプラスの作用と言えそうです。
子どもが絵本から得る感動や発見を一緒に共有できるのは、小さいうちだけ。ちゅいママさんが言うように、「無理せず、楽しく、ゆる~~く。読まない日があってもOK」。気負わず、楽しく続けていきたいですね。
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回答数:32
(アンケート集計期間:2018/6/28~2018/7/1)
(古口春菜)
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