夫をイラっとさせずに操縦する「お願いごと2つのルール」
Woman.excite / 2018年9月14日 19時0分
![夫をイラっとさせずに操縦する「お願いごと2つのルール」](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/womanexcite/womanexcite_E1535411560219_0-small.jpeg)
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一緒に生活をともにしていれば、夫から妻、あるいは妻から夫へのお願いなど「頼みごと」をする機会は自然と多くなりますよね。頼みごとは深刻なものもありますが、たいていは「ゴミ出し、お願い」「子どもをお風呂に入れてもらえる?」など日常のなかにあるささいなものが多いでしょう。
けれど、自分から頼みごとをしたとき、夫に嫌な顔をされてしまったことはないでしょうか? そんな顔を見ると、こちらまで嫌な気分になってしまった…。こういう経験をしたことのある人は少なくないようです。
頼みごとには、できれば快く応じてほしいものですよね。では、気持ちよくお願いを受け取ってもらうにはどうしたら良いのでしょうか?
実は、お願いごとで一番重要なのは「タイミング」。それを知っておくだけで、夫婦の交渉ごともうまく運ぶかもしれません。
■家事を頼まれた夫「イライラ顔」になるのはどうして?
子育てに家事に毎日忙しく立ち回る妻としては、夫にやってほしいこと、手伝ってほしいことは1つや2つではありませんよね。
「お皿洗いをしてほしい」「洗濯物をたたんでおいてほしい」といった家事に関するものや「子どもの送り迎えをしてほしい」「勉強を見てあげてほしい」といった子育てサポートに関するものまで。夫へのお願いごとは多種多様にあるのです。
また、なかには親の介護のヘルプや生活費アップのお願いなど、少し重めな頼みごとをすることも、たまにはあるでしょう。
こうした頼みごとをしたとき、夫に「イラッ」とした顔をされたことはありませんか? 「家に関すること」を積極的に手伝う気持ちを持ち合わせている男性は、残念ながらまだまだ少数派のようです。
そのため頼みごとをされると、反射的に「なんでオレが…」と思いがち。本音としては「家のことはできれば妻に丸投げしたい」と思っているので、急に頼みごとをされるとへそをまげたり、機嫌が悪くなってしまうことがあるのです。
■夫へのお願い「〇〇のときを狙えばすんなりOK?」
頼みごとをすると夫が嫌な顔をするので、結局、自分で全部抱え込んでしまったほうが気持ちはラク。そんな妻は少なくありません。
でも、それでは妻の負担が重くなる一方。では、気持ちよく夫に頼みごとをきいてもらうには、どうしたらいいのでしょうか。ポイントは「夫が楽しく過ごしているタイミング」を狙って、頼みごとの話題をふることです。
例えば、家族で旅行やレジャーに出かけているときなどが、最もベストかもしれません。仕事を忘れ、家族で楽しい時間を過ごせるとき、こんなふうにお願いごとをしてみましょう。
「温泉ってやっぱりいいね~。毎月あと5000円貯金できれば、年末もまた来れるよ(貯金額アップのお願い)」
「遊園地楽しかったね。〇〇(子ども)もパパと過ごすのがすごく好きみたい。保育園もパパと行きたいって言ってたもの(子どもの保育園送迎のお願い)」
「楽しいね! 今度はお父さんたちも連れてきてあげると、きっと喜ぶよね(実両親・義両親とのおでかけのお願い)」
実は、楽しい気持ちでワクワクと過ごしているとき、人間の脳内では「ドーパミン」という神経伝達物質が増えていて、やるぞー! という意欲や気持ちがわきやすくなっています。そのため、自分以外の人と気持ちを「共有しやすくなる」「受け入れやすくなる」作用があるといわれています。
警戒心がとけ快い気分となっているときにお願いごとをすれば、いつもは「え?」と嫌な顔をする夫も、「まあ、それくらいならいいか」と受け入れやすくなるのだそうです。
■夫を追いつめない「お願いごとの代替案」
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夫への頼みごとは、「楽しいことをしているとき」限定で話題に出すと、すんなり受け入れてもらえる確率が高くなります。しかし、場合によっては、妻が頼みごとをしたことで、夫の楽しい気持ちが失われ、一気に落ち込んでしまうケースも。
それは、妻のお願いごとが、想像以上に夫にとってハードルが高い場合に起きます。
例えば「食事のあと、皿洗いをやってほしい」というお願いごと。妻にとってはささいなことでも、やったことがない夫にとっては、とてつもなくハードルが高く感じられるかもしれません。自分自身で苦手、難しい、とてもできないと思っているお願いごとをされ、夫のテンションはみるみる下降してしまうでしょう。
そんなときは、夫が選べるように別の「代替案」も同時に提案してみるのがおすすめです。これは、本来のお願いを夫自身にやってもらいたいという思いを伝えつつ、「それがダメなら…」と取って代わる案も盛り込む方法です。
具体例をあげてみましょう。例えば、「お皿洗いをしてほしい」と思っているなら、夫に洗ってほしいとお願いをしつつ、「最近、良い食洗機が安くなってるみたい」と、もうひとつの代替案を提示してみるのです。
部屋の掃除を頼みたいなら「最近の掃除機ロボット、すごく役に立つみたい」、子どもとの時間を持ってほしい、あるいは面倒を見てほしいなら「お母さんがあなたと〇〇(子ども)のこと、どうしてるかなって言ってたよ。今度の連休に2人で実家に行ってきたら」と、ストレートなお願いごととは別に、もうひとつ「代替案」を用意しておくのです。
本来のお願い通りにいかなくても、人やもので代替できるのであれば、妻の負担が軽くなるのは間違いありません。一方、夫は、選択肢がひとつしかないと逃れようがなく気持ちに余裕が持てなくなりますが、2つのどちらかから選べるのであれば、グッと気持ちは軽くラクになります。
「自分で選べる」という状態をつくると、夫自身も納得しやすいのではないかと思います。夫婦の交渉ごとを互いに気持ちよく進めるためには、伝えるタイミングと代替案を意識してみてはいかがでしょうか。
(佐藤栄子)
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