子どもの歯科矯正「費用、方法、時期どうやって選ぶ?」ママたちの体験談
Woman.excite / 2018年9月27日 12時0分
高額な上に負担の大きい歯列矯正 後悔しないためには?
ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事「子どもの歯科矯正に40万!? 1年間頑張った成果のほどは?」で、子どもの歯列矯正に関するアンケートを実施。
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子どもの歯並びや噛み合わせが悪い場合、“治してあげたい”というママのコメントが多かった一方で、実際子どもの矯正を始めたママからは悩んだ経験談が多数寄せられました。
■矯正開始年齢は“6~8歳”が最多
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歯並び、噛み合わせ、出っ歯、すきっ歯…。歯科矯正を選択する理由はさまざまです。今回のアンケートに答えていただいた方の30%の方が、現在「歯科矯正をしている」と回答しました。
やっていない 65%
やっている 30%
その他 5%
Q2. Q1.で「やっている」と答えた方は、いつごろスタートしましたか
6歳~8歳 46%
9歳~12歳 26%
3歳~5歳 10%
12歳以降 10%
その他5%
「矯正を開始した年齢は?」の質問には、「6~8歳」が46%、「9~12歳」が26%、「3~5歳」「12歳以降」が10%という結果になりました。
自費治療となるため“高額”であること、さらに歯医者によってその費用も治療法もさまざまであることから、いざ歯科矯正(歯列矯正)をする決断をしても、「どの歯医者にかかるか」が大きな問題となってくることがアンケートからわかってきました。納得のいく、そして後悔しない“矯正”をするには、どうすればいいのでしょうか。
■いつから開始するのがいい? ポイントは永久歯
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歯科矯正するなら、「小さいうちの方が顎を広げながらできるのでいい」とよく耳にしますが、「永久歯が生えそろってからの方がいい」という説もあるようです。
矯正する原因や治療法もそれぞれ異なるので一概に比較できませんが、開始年齢の差について書かれたエピソードをご紹介します。
専用のマウスピースを購入。「1日10時間を目標に装着。睡眠時に使えると楽」ということでしたが、3歳の開始時は数秒が限界。しかもヨダレだらだらでした。
マウスピースを嫌いにならないようにゆるーくやっていたので、6歳現在も継続中です。今は1日10時間着けることができるようになりましたが、先生いわく「同じ時期に開始した子はほとんど治っている」そうで、そんな話を聞くと焦ります。
■どれくらいかかった? 歯科矯正の費用
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実際、歯科矯正をされた方には、どれくらいの費用がかかったのでしょうか。ちゅいママさんの長男くんの場合は、「40万かかった」とのこと。
今回のアンケートでは、まさに“バラバラ”と言える結果に。一番多かった金額が「30~40万」と「80万以上」で18%、つづいて「40~50万」が14%、「10万以下」「20~30万」が13%と、本当に歯医者さんによって“費用はさまざま”なんだなぁということがわかります。
30~40万円 18%
80万円以上 18%
40~50万円 14%
10万円以下 13%
20~30万円 13%
50~60万円 10%
10~20万円 7%
70~80万円 7%
※子どもの矯正は2段階で行われることもあり、その段階ごとに金額がかかってくることがあります。最終的にトータルでかかる費用と、今回のアンケートでの金額は異なっている場合があります。
■高ければ高いほど効果はある?
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歯科矯正は原則として自費治療(場合によっては保険が適用になるケースも)になることが、親にとって一番頭悩ます点ではないでしょうか。
歯医者さんが自由に費用を決められるシステム。もちろん、器具が良いものであれば値段も高いでしょうし、手間を掛けた治療になるので高額になるのは仕方ないと思います。しかし、素人にはどの部分で“高く”なるのか、または“安く”なるのか、わかりにくいことが、なんともモヤモヤするところではないでしょうか。
たしかに歯並びや噛み合わせは、見た目だけでなく健康被害にも結びつくといわれています。金額の面で歯科矯正をあきらめなければならないお子さんもいるかもしれないので、将来的には保険適用してほしいと願いたくなります。
■それでもしてあげたい! 矯正のメリットと親の想い
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歯科矯正のメリットを親はどのように考えているのでしょうか? 今回のアンケートでは、高額でも“してあげたい”と思ってしまうママの気持ちが伝わるコメントが多数寄せられました。
「歯並びで、顔の見た目も変わってしまう」というコメントもあり、“外見の印象”を大事に思うママの声が目立ちました。また、発音に関するメリットも。“話す”こと、“食べること”において、歯を含む“口”は大きな役割を果たすものであると、あらためて考えさせられます。
■矯正歯科で、子どもが苦労するところは
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ちゅいママさんの長男くんは歯科矯正で、「(顎を広げる)装置を付けた最初の違和感が一番嫌だった」とコメント。さらに、「食事が食べづらいし、しゃべりにくい」ことで苦労したそうです。アンケートでも、お子さんの不便だったことや苦労したことなど、経験談が集まりました。
子どもが痛がったり、装置を付けた姿を見たりすると、親としては心が痛みますよね。とくに見た目の問題は、「いじめにつながるのでは…」と不安になることも。しかし、最近では「見た目にはわかりにくい」装置もあるようです。
費用は痛いですが、一度50万円払えばまったく費用はかからないということなので、まだ安い方なのかなと思っています。娘は、最初こそ違和感に悩みましたが、さすが子ども! 1日で慣れてしまいました。お友だちにも何も言われないので、気付かれないみたいです。
■治った! と思っても油断できない子どもの歯並び
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子どもの歯列矯正は、本人には長い通院や痛みなどストレスになることもあり、親にとっても金銭面や通院サポートと、負担が大きいと感じる場合もあります。さらに口に器具を付けている間は虫歯になりやすいという話も。また歯科矯正が終わって「治った!」と思っても油断できない一面もあるそうです。
「マウスピースをやらないのなら、とりあえずこのまま終了でどうですか?」と言われ、きれいに永久歯もそろったので、終わりにしました。が! その後8ヶ月ほど経ちますが、あんなにそろった歯がまたガタガタし始めました涙。矯正終了…まだ早かった(涙)。
歯科矯正を始めたら安心、というわけではなく、治療中もその後も定期的に点検することが大事になってくる様子。治した歯並びの維持まで含めて考えておく必要があるのかもしれません。
■経験者が語る“歯医者を選んだ”ポイント
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歯医者さんによって、治療方針や費用はさまざまあることがわかってきましたが、経験者のママたちは、どんなところをポイントに歯医者さんを決めたのでしょうか。
結果、3年ですっかりとは言えませんが、ほぼまっすぐに治りました。しかも歯ぎしりのひどい息子にとっては、就寝中に着けるマウスピースは音を吸収してくれるという副産物あり。やって良かったです。
ほかにも転勤予定があり、「段階ごとに料金を払えるシステムの歯医者さんを選んだ」という方も。
費用の支払い方や、歯を抜くか抜かないかは、かなり大きな問題です。さまざまな方針の歯医者さんがいて、その中で“一人”を選ばなければなりません。ネットで検索しても、いろいろな治療法や金額、治療期間を目にすることで、決断するのはかなり大変な作業といえそう。
またママが歯科矯正したいと思っても、毎日器具を取り付けるのは、子ども自身。だから子どもにもある程度納得してほしいですよね。子どもにきれいな歯でいることの大切さを説明しつつ、子どもの気持ちにも寄り添いながら、方向性を決めていきたいですね。
回答数:55
アンケート集計期間:2018/9/6~9/10
※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでもアンケートに寄せられた方の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
(古口春菜)
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