1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

食事に文句ばかりの夫に我慢の限界!ご飯を作らせてみたら…【コソダテフルな毎日 第106話】

Woman.excite / 2019年1月3日 12時0分

食事に文句ばかりの夫に我慢の限界!ご飯を作らせてみたら…【コソダテフルな毎日 第106話】

主婦にとって毎日の食事作りって本当に頭を悩ませますよね。

私は作るよりも「今日は何にしようかな」と献立を考える方が難しいです。

家族に「何が食べたい?」と聞いても「なんでもいい」と返ってきますし、頑張って作ったとしても「いただきます」と食べ始めれば料理についてのコメント全然なしーーー!!!!

男ばっかりの我が家。


男の人って出された料理について何も言わずに食べません!?

黙って食べてるということはおいしいってことだとか言いますけど、作った側からすればうんとかすんとか何とか言ってくれよ! って思います。

おまけにおいしい時は黙って食べるくせに、まずかった時にはしっかりと「おいしくない」と意見してくるので、こちらからしたら「まずい」としか言われたことがないような印象が残ってしまうんですよね。

【今回の記事も過去の日記を掘り起こして書いています。長男4歳・次男1歳の頃の話です】

この日のバトルは夫がようやく起きてきた休日のお昼12:30に始まりました。休みが1日しかない時は、たいてい昼まで寝る夫。

この日のメニューは冷蔵庫のキャベツを使い切ってしまいたくって作ったピザ風お好み焼きでした。

特大お好み焼きを2枚焼いて食卓にどーーーん!! とお出ししまして、いっただっきまーーす! をしたのですが、数分後、夫がこう切り出しました。



え?(バレた!(笑)) ま…まぁちょっと古いかな?

夫:「やっぱり。なんかちょっと臭いもん」

私:えぇー? そう? どこが? 私、普通に食べられるしおいしいと思うけど? 



(というか夫の言い方ですよ言い方!!)

夫:「うぇ…。臭い。生焼け? めっちゃ臭いーーー。(食べる私に向かって)これ、臭くない??」

(だから臭くないって言ってるやん)

夫:「うえーーーー」

(うえぇーって何やねん!!!)

パパ(夫)がうえーとか言い出すもんだから長男までもが「なんか チャベチュ ちゅたーーい」とか言い出す始末。

ピキッ…ピキピキッ!!!

子どもの前で妻の料理にダメ出しするとかほんとやめてほしい。


この程度の発言はいつものことだから私も慣れてるし、たしかにキャベツは葉がかたいことは認めるから、多めに見て許そうと思ってたけど…この日は妙に腹が立って我慢ができませんでした!!


あによ!!! 昼まで寝てたくせに起きてきたらさっそくダメだしかよーーー!

もう食べなくっていいですー!!! ふんっ!!

明らかにイラついた顔をしたら夫が弁明してきました。

夫:「ちゃうやん、今日のはキャベツがイマイチやったって言っただけやん」

私:「文句言うんやったら食べんでいいし!!」

夫:「いや、オレちゃんと食べたで? 食べたけどケチャップ味のお好み焼きってオレあんま好きちゃうわ。」

私:「なによーーー!! そりゃ、ソースのほうがおいしいけど今日はケチャップにしただけやん!!」

夫:「いや、だから好みの問題やん。今日の味はオレの好みではなかったって感想言っただけやん」

私:「なによ!! いっつもまずいまずいって言って!!」

夫:「いっつもそんなん言ってへんし!! だいたいいつもおいしいって言ってるやん!!」

私:「いっつもちゃうし!! 嘘つくな!」

夫:「ほら、またそうやって悪い面ばかり挙げる。どうしてそんな風に取るんかなぁー。10回あったら9回はおいしいって言ってるし」

私:「嘘つけ! 10回あったら9回は黙って食べてるだけやー!!」

夫:「…あ、たしかに、嘘かも。普通があるもんな。10回中6回がうまいで3回が普通で1回がまずいやな!!(ドヤッ!)」

私:「…もう、いいわ!!(漫才師風)」

せっかくの休みの日に険悪なムードで残念なランチタイムになってしまいました。しかしその日の夕方にいいことを思いついたのです。

そうだ! 今日は夫に晩御飯を作ってもらおう!!! もうわたくし作りませんからー!



私が作ったご飯にうげーとか言っちゃうんだから、今日は夫が作ってみたらどうでしょうか!

ちなみに夫の料理スキルはマイナス30です。 

全く料理ができない夫に晩御飯を作ってもらえばさぞかしおいしくない料理ができ上がって、その味を私がケチョンケチョンに酷評すれば日頃の私がどんな気持ちかを少しは感じ取ってくれるかもしれない!!


私:「チキンカツ定食にしたら?(わざと高度なものを提示する妻)」

夫:「チキンカツ!? そんなもんどうやって作んねん!!」

私:「作れるやろ普通」

夫:「作られへんわ!」

私:「あ、じゃぁ、チキンソテーでもいいで。ポークソテーでもいいわ」

というけで協議の結果、夫には「ポークソテー定食(という名のただ豚肉を焼いただけの定食)」を作ってもらうことになりました!

カーーーカッカッカッカ! 一生懸命作るがよいわ!!

そして一生懸命作ったのにまずいと罵られたらどんなに悲しいか思い知るがよいわ!!

てことで私は部屋の模様替えをすることにして、夫が色々と質問してきても答えないことにしました(笑)

夫:「なぁ…ポークソテーってどうやって作るん?」



私:「塩こうじ振ってしょうゆと酒で焼いたらいいだけやん」

夫:「そ…そんな…。醤油ってどのぐらい?酒ってどのタイミングで振るん?」

私:「………」

無視(笑)

夫:「もういいわ! 自分で調べるわ!」




ついに決裂いたしました。ご丁寧にポークソテーを調べ始める夫。

夫:「このレシピやったら酒は入ってない…あかん…。あ、これなら酒入ってる…でも、こんな材料家にない…」

とか何故か酒を基準にしてブツブツいいながらレシピを検索する夫。

どうやら一件のガーリックポークソテーに辿りついた模様です。しかしまだ夫は諦めません。

夫:「なぁ、小麦粉ってどこにあるん?」

夫:「なぁ、にんにくてどこにあるん?」

夫:「なぁ、キャベツの葉っぱって、こんな青かったっけ?」

夫:「なぁ、塩コショウって両面にするん?」

夫:「なぁ、味噌汁の具、なににしたらいいん?」




どぇぇ------い!! なぁなぁなぁなぁてどんだけ質問してくんねん!!

ポークソテーと味噌汁で大騒ぎ! だいたいわかるやろなんとなくー!!

そして待つこと1時間。台所をひっちゃかめっちゃかにしてポークソテーができ上がりました。


おぉ!!



なかなかおいしそうな見た目をしています。

献立はガーリックポークソテーに千切りキャベツとわかめと玉ねぎの味噌汁。いいじゃないの~!

でも問題はお味よね? うーーんちょっとお肉が硬いわぁとか、ちょっと塩辛いわぁ…とか色々文句つけてやるわよ!!

いっただっきまーーーす!!



モグモグ。

……!?

なに、これ!?

……めっちゃ



おいしーーーーー!!!

あなた…これ、めっちゃおいしいねんけど…超ご飯進むーーーーー!! おいしーーーーい!!

腹立つことにめちゃくちゃおいしかったポークソテー。

内心ちょっと悔しかったけれど、素直に褒め称えていると夫がぼそりと言いました。



「やっぱ自分の作った料理褒めてもらえるとうれしいな。作ったのにまずいとか言われたら嫌やな…」

そう!!! それよ!!! その気づきを待っていたんだよ私は!!

ね? 褒めてもらえるとうれしいでしょ?

家族のことを思って作った料理をおいしいって言ってもらえるとうれしいし、まずいって言われたら悲しくなるんだよー!!

料理スキルマイナス30の全く料理をしない夫が、家族のために料理を作って初めて自分の発言がいかに直球すぎたかを気づき反省したようでした。

これ以来夫の毒舌料理評論はだいぶマシになったような気がしています。

何事も経験ですね(笑)
(ちゅいママ)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください