SNSで嫌われるママ友「ありがちなモヤモヤ…イラっと投稿」どうスルーする?
Woman.excite / 2019年2月7日 17時0分
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ママ同士の連絡は、メールやLINEといったSNSで…というのが主流ですね。子どもの園・学校の役員やイベントの係になると、やり取りもひんぱんになります。
そんなとき、ママ同士で連絡グループをつくっておけば、一度にたくさんの人と情報共有できるので、わざわざ電話をしたり、顔を合わせたりする手間がかかりません。
「SNSは効率的!」と感じる反面、なかには「どう返したらいいの?」「返事は必要?」など困ったシチュエーションに出くわす人もちらほら…。
「このやり取り、面倒くさい!」と感じるのは、どういった場合なのでしょうか? 避けるための方法は? 今回は、ママ同士で嫌われないSNS活用術について見直していきましょう。
■ママ友のSNSグループ「目的ありき」「期間限定」
子どもが通っている園や学校のPTA役員、行事やイベントなどを企画・運営する係となったママたちが、密にやり取りをするためにSNSで連絡グループを作るのはよくあることです。
もちろん、園や学校だけではなく、お稽古ごとの連絡事項を伝達するグループや、ママ友同士でこまごましたお願いをやり取りをするためのグループもあるでしょう。
こういったママ友同士で形成されたSNSグループは、「目的ありき」の連絡グループといえるでしょう。
同じ目的に向かって集まっているグループであるため、必要な情報を確実・迅速に共有できるSNSは必要不可欠なツールというわけです。
ただし、裏を返せば、目的を達成させるための、多くの場合は期間限定となるグループといえる側面も持っています。
■「どう返したらいいの?」モヤッとするメッセージ例
目的ありきのSNSグループに投稿されるメッセージは「〇月〇日の〇時から〇〇に集合をお願いします」「○○さん、○○をお願いできますか?」など、連絡事項の伝達と各自に与えられた役割を遂行するためのやり取りが多いことでしょう。
しかし、ときどき「これ、どういう意味なのかな…」と頭をかしげたくなる内容が投稿されることはありませんか?
例えば、きれいに盛りつけられたお弁当の画像とともに「お弁当、頑張ってつくりました!」というメッセージが投稿される、「今日は〇〇で遊びました!」といった日記感覚の内容が投稿される、「リラックスできました~!」といったメッセージとともに旅行先の風景写真が投稿される、などなど…。
「目的ありき」のSNSグループに、突然「目的のわからない」投稿…。誰に向けて送られたのかよく分からない内容に、困惑してしまうママも少なくありません。
「無視するのも申し訳ないし…。これ、返事したほうがいいのかな…」と、どう対応したらいいのか悩んでしまう場合も。つい自分が反応してしまったことにより、今度はほかのメンバーを「自分も返信しないとマズいかな」と悩ませてしまうこともあるかもしれません。
また、本来の目的である役員の仕事や、企画やイベントに関連したことでも「もう2月ですね~。そろそろ準備しないといけませんね」といった具体性のない投稿にも「何が言いたいのかな?」と勘ぐってしまうママもいるようです。
さらに、「〇〇さんと○○さんの意見が衝突して、口をきかなくなっちゃったみたいで…」といった当人同士で解決すべき個人的なもめ事まで報告してくる、トラブル解決の依頼がひんぱんにある、といった最悪のケースも。
本来の目的から逸脱した投稿によって、SNSグループが役目を果たさなくなる…という事態になってしまうかもしれません。
■モヤっとしたら「ゆるくスルー」でストレス回避
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それでなくても、家事に育児に大忙しのママ。目的達成のためなら行動するけれど、ムダなやり取りに時間はかけたくはないものですよね。
では、面倒と感じる投稿にノーストレスで対応するにはどうしたら良いのでしょうか?
具体的には
(返事のしようがない投稿に対して)
・短いメッセージで返信
(「そうですね」「どうしましょうか?」など質問で返す)
・関係ない話題はスルーし、目的に関連する話題にすり替える
(「ところで…」)
・「直接会って話を聞くよ」と提案する
(もめ事やトラブルなど)
といった対応が望ましいでしょう。
日記感覚のメッセージやプライベートを披露するような内容は、本人に悪気がないケースが多いと思います。グループのメンバーや、グループそのものの存在に親しみを持っていて「自分のことを知ってほしい」という気持ちから投稿してしまうのでしょう。
このような投稿をする人は「目的達成のために投稿するグループ」「プライベートを投稿し合うグループ」といったSNSの使い分けが、自分の中で明確ではないのかもしれません。
過剰に反応しすぎず、おおらかな目線でスタンプなどを送ってあげましょう。もちろんイラッとしてしまうときは「いいですね」など短く返信するだけで、あとはスルーというのもありだと思います。
もめ事の解決を頼まれたときは「次に会ったときに聞くね」と時間を置こうと提案しましょう。その間に状況が好転することもありますし、直接話をすることで解決の糸口がつかめることもあります。
急ぎでないもの、目的とは関係ないトラブルは「いったん保留」という形をとるのも効果的です。
人との付き合いでは「モヤモヤしたやり取り」はどうしても生まれてしまうもの。SNSならなおさらです。
今回お伝えした「ゆるくスルー」を実践することで、ママ友とのSNSで少しでもストレスが解消できるよう願っています。
(佐藤栄子)
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