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赤ちゃんをお風呂に入れるタイミングって? パターン別スケジュールのコツ【赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 第5話】

Woman.excite / 2019年5月29日 20時0分

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寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)


© buritora - stock.adobe.com


赤ちゃんが生まれたばかりの頃、赤ちゃんのお風呂担当はパパがやる家庭が、結構多いですね。

「お風呂=夜」というイメージが強いためか、パパが仕事から帰ってきてから、寝ている赤ちゃんを起こしてお風呂に入れるという話もよく聞きます。

■お風呂に入れるタイミング

人には自然な体温の上下の波があり、下がってくるときに眠気を感じるようになっています。そのため、質のよい眠りを考えると、夜の寝かしつけを始める30分くらい前には、ぬるめのお風呂から上がっているのが理想です。

産後のママの体力が回復したら、できればお風呂は日中か、夕方に入れてあげましょう。

赤ちゃんとパパの触れ合いを重視して、パパのお風呂担当を継続するのであれば、夜起こして入れるのではなく、朝の出勤前にお風呂に入れてあげましょう。

その場合は、赤ちゃんのあせも予防に、1日の汗は、夜寝る前にガーゼタオルなどで優しくふいてあげてください。仕事が休みの日や、早く帰ってこれる日だけパパ担当という感じで工夫してもいいですね。

■保育園に通っている場合のスケジュールのポイント


© taka - stock.adobe.com


よく質問を受ける内容に、「保育園に通っている場合」というのがあります。その際に気をつけたいポイントをお伝えしておきましょう。

赤ちゃんが小さいうちから、仕事を再開するママも増えてきました。保育園に通うと、日中のお昼寝時間は保育士さんが調整してくれるので、とても心強いですね。

平日の園でのリズムを聞いておき、休日にも同じように生活するよう心がけると、赤ちゃんも生活しやすいと思います。

ただ、保育園に通うと、どうしても寝かせるのが遅くなりがちなのも事実です。自分でやりたいという気持ちが育ってくる2歳前後では、さらに大変でしょう。子どもをせかすのではなく、ママが効率的に動いて、なるべく早く寝かせられるように工夫してみましょう。

夕食はテレビを消して食べる、離乳食は作り溜めしてストックしておく、パパ用の凝った料理は赤ちゃんが寝てから作るなどの工夫で、かなり時間を節約できると思います。

また、日中子どもと離れているからと、夜に長時間遊んであげることで、子どもに必要な睡眠時間を削ってしまうという事態は避けましょう。

朝スッキリ起きられるか、朝ご飯をしっかり食べられるか、園で元気に遊べているかを確認して、睡眠時間が少なくなりすぎないよう注意しましょう。

子どもとの関係は、長時間一緒にいればいいというものではありません。寝る前の30分を、家事や仕事のことを忘れて、しっかりと子どもと向き合いスキンシップをとるように意識してください。

その濃い30分間が、ずっと家にいて一緒に過ごしている休日より充実していることに、きっと気づくと思います。

■上の子がいる場合のスケジュールのポイント


© Tomsickova - stock.adobe.com


もう1つ多い質問は「上の子のいる場合は?」というものです。

上の子が、ちょうど幼稚園に通っている場合、お迎えの時間がお昼の2時くらいだと、下の赤ちゃんのお昼寝時間と重なって生活リズムが作りづらいという現状があるようです。

赤ちゃんが小さいうちは、午後のお昼寝を11時頃に早めるのもひとつのやり方です。また、ベビーカーで寝てくれる子の場合、お迎え時間の少し前からベビーカーの上で寝てもらうのもいいと思います。

また、途中で起きてしまって、十分お昼寝ができなかった場合は、夕方にもう少し寝かせてあげましょう。



© oksix - stock.adobe.com


下の子の場合、上の子に付き合わされることで、どこででも寝られるようになる子が多いようです。あまり神経質にならず、赤ちゃんの機嫌をみながら調整してあげてください。

夜は、上の子のリズムに合わせて寝るのが遅くなるという悩みを抱えているママも多くいます。

これは、上の子も寝るのを早くして、一緒に寝かせることで解決できます。兄弟みんな一緒に、夜8時に寝られるように、生活を整えてみましょう。

そうすると、子どもは朝スッキリ起きられるようになり、日中の機嫌もよくなります。

3ステップ最後の「寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろう!」は、兄弟のいる場合にもとてもおすすめの習慣です。

下の子に授乳しながら、上の子とピッタリくっついて座り、上の子の小さい頃の話やお腹にいた頃の話を聞かせてあげてください。

上の子がお話ができるようなら、その日にあったことをじっくり聞いてあげてもいいですね。

ママが上の子に「大好き」という気持ちをしっかりと伝えることで、下の子が生まれてから始まった夜泣きや赤ちゃん返りも改善するかもしれません。

また、一緒に寝かせることでママも自分の時間が持てて、とても快適な習慣になると思います。ぜひ試してみてください。

『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)
★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。

(清水悦子)

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