夢を諦めた私が、コミックライターを“仕事”にすることで手に入れたもの【ふたごむすめっこ×すえむすめっこ 第37話】
Woman.excite / 2019年7月22日 13時0分
夢を諦めた私が、コミックライターを”仕事”にすることで手に入れたもの
こんにちは。5歳の双子と2歳の末っ子、三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。
今回は、私が現在、コミックライターとして在宅ワークをすることになったきっかけをお話したいと思います。
小さいころは漫画家になりたかった私。成長するにつれ、自分の画力では無理だと自覚し、漫画を描くことは仕事ではなく趣味にしていました。そんななか、結婚し、双子を出産。
双子の育児は、あまりにも忙しく、趣味などをする暇もなく、絵を描くことすらできませんでした。そんなとき、私が出会ったのが育児ブログでした。
■双子育児の息抜きに絵日記ブログを読んでいたら…
双子の育児について書かれているブログや、絵日記で面白おかしく描かれている育児ブログを見て、「おもしろそう! 私も描いてみたいな。そして、双子のお母さんとつながってみたい!」と思いました。
そこで夫に、クリスマスプレゼントに「ペンタブレット」というパソコンでイラストが描くことができる製品をねだったのです。
ちょうどそのころは、双子たちも立ち始めるようになり、睡眠もしっかりとることができるようになった時期でしたので、私もブログを書く時間を持つことができました。
イラストとともに、子どもたちの日記を書くのはとても楽しい時間になっていました。ブログを通じて、同じ年ごろの子どもを育てるお母さんや、双子のお母さんとつながることができて、育児の悩みやおもしろさを共有できて、とても楽しかったです。
そんなとき、フォローしていた他の育児ブログを書いている人たちが、次々にインターネットの育児メディアに寄稿するように…。
■仕事にできるかも? アプローチしてみた!
「私もできないかな?」と思って、とあるメディアに「こういうブログを書いているのですが、私も御社で書かせてもらえないでしょうか」とメールしたのがきっかけで初めてコミックライターをすることになったのです!
最初は当然低い金額からスタートしましたが、記事のアクセス数が増えたり、反響が大きくなってきたりすると徐々に執筆料もあがっていきました。いまではブログやSNS経由で依頼をいただくこともあり、ときにはどうしてもスケジュールが合わなくて残念ですがお受けできないことも。
絵を描いて収入を得る。小さいころ諦めた夢がインターネットの普及のおかげで「こんな形でかなうこともあるんだな」と、うれしい気持ちです。そして何よりうれしいのは、子どもが3人いる中で、在宅で仕事ができるということ。
いま、子どもたちは5歳の幼稚園児と、2歳の未就園児。2歳の子は一時保育に通わせていますが、低年齢ということもあって病気になると互いにうつしあって2週間ぐらい、幼稚園や保育園に行くことができないことがあります。
■在宅ワークのメリット、デメリットは?
在宅ワークは、「自分で1日のなかのスケジュールを調整できる」ことが最大のメリットだと思っています。子どもの病気、体力が落ちているときなど、育児や家事、仕事を自分で調整しながら、柔軟に対応しやすいところに魅力を感じています。
反面、在宅ワークは個人で企業と取引するので、育児や家事も対応しながら締め切りを守ったり、求められるレベル以上の作品を作るといったプレッシャーもあります。でもそれすらも自分のレベルアップにつながるし、励みにもなります。
女性が輝ける社会…と言いますが、妊娠、出産、育児をしている女性にとって、子どもを抱えながら、仕事をするというのはハードルがいくつもあります。保育園の問題、子どもが病気になったときの対応など、みんないっぱい悩んでいるんだろうと思います。
じつは私はコミックライターになる前は、仕事をするなら子どもが小学生になってから。留守番ができるようになってからと考えていました。
でもいまは、自分の好きな絵を描くことが、仕事になりました。仕事を通して、子どもたちとの関わり合いも楽しく持つことができています。
そして、小さな子どもを育てながら、収入を得ることができることは、私の自尊心を守ってくれました。今はとても楽しくて、人生で一番生き生きしています。
(田仲ぱんだ)
外部リンク
- 最強調味料軍団から時短界アイドル。家事ストレス解消アイテムお迎え中!【おててつないで 〜なかよし兄妹の癒され日記〜 第33話】
- 部屋干しに大活躍! にっくき湿気もカラッと乾かしてくれる頼れるあいつ…とは!?【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.5】
- 朝食、歯磨き、着替え…幼稚園年少の息子が朝出かけるまでのタイムスケジュール【ゆるっとはなまる育児 第19話】
- ママの「自分時間」はお金で買える! 究極の時短家電TOP2【コソダテフルな毎日 第131話】
- 長時間台所に立てない…毎日山積みの洗濯物…5児の母ホリカンのおすすめ超便利家電【めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々 第126話】
この記事に関連するニュース
-
ゴミ袋を「出すだけ」で家事をしたと思っている夫…モヤモヤを抱える妻を打ちのめす「娘の異様な行動」
Finasee / 2024年9月17日 17時0分
-
北海道の絵本作家・庄司あいかさんが紡ぐ優しい世界「ねぇ。きいて」障害のある息子のために…
STVニュース北海道 / 2024年9月7日 8時54分
-
子育ては「大人もアップデート」する大チャンス 私たちは変化の目まぐるしい社会で生きている
東洋経済オンライン / 2024年8月25日 17時0分
-
【特集】見えない障がいと生きていく 25歳2児の母が伝えたいこと
ABS秋田放送 / 2024年8月23日 17時59分
-
双子含む4人の子がいる女医ママ、忙しすぎる平日朝をのぞいてみたら…… 夫妻の阿吽の呼吸に「朝から感動」「すごすぎて言葉が出ません」
ねとらぼ / 2024年8月22日 7時30分
ランキング
-
1「便が漏れる」、「薬物依存になる」、「死に至る」…栄養学の専門家が絶対に飲んではいけないと話す「ヤセ薬」一覧
プレジデントオンライン / 2024年9月19日 16時15分
-
2なぜ「肌の接触」が必要なのか? ハグやマッサージが幸福感をもたらす理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月19日 17時50分
-
3若者にも増加中…「スマホ老眼」を治す一番の近道は?【一生見える目をつくる】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月19日 9時26分
-
4梅毒の減少幅が縮小も…ここにきて悪化が目立つエリアは?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月19日 9時26分
-
5「結局、水筒にスポーツドリンクを入れるのはNGなの?」「炭酸飲料は?」 水筒に入れていいもの/いけないものを企業が解説
Fav-Log by ITmedia / 2024年9月18日 18時48分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください