つらい育児だからこそ“笑い”を見出したい。大好きな漫画を出産後に再開した理由【とまぱんのゴロ寝日記 第10話】
Woman.excite / 2019年7月30日 12時0分
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つらい育児だからこそ“笑い”を見出したい 大好きな漫画を出産後に再開した理由【とまぱんのゴロ寝日記 第10話】
こんにちは、とまぱんです。
7月雨ばかりでしたね....。
子どもとともに運動不足です(晴れてても運動不足ですけどね)。
さて、今回のテーマは「私がコミックライターになるまで」ということで育児のあれこれを描くようになった経緯を描かせていただきたいと思います。
■大学時代、授業中に漫画を描く日々
19歳のころ札幌から東京へ上京し、美術大学へ通い始めました。
私は彫刻学科だったので、粘土や木で立体物を作っていましたが、それ以外にも西洋学や文学などの授業もありました。
それが全然おもしろいと思えず、今のようなゆるい漫画ばかり描いて暇をつぶしてばかりいました。
大学の講義室って中学や高校の教室と違って広いので先生にバレることはなく最適なんですよね。
はたから見たら、しっかりノートをとる真面目な生徒に見えたことでしょう。
■描くなら今しかない! 出産後、漫画を再開
社会人になり、ゆるい漫画なんて描く時間はこれっぽっちもありませんでした。
これといって好きな仕事に就けたわけでもなく、ただ生活のために働く日々。
そんな中、結婚し出産して育児をスタート。漫画を描くなら今しかないかもと思いました。
が、育児の合間に描くのは思いの外大変で、睡眠を優先することもしばしば。
でも今でも育児のコミックライターを続けられるのは、やっと自分の好きなことができているからだと思います。
それと自分の描いた記事にコメントしていただいたり感想が聞けるのがとても大きい…!
今まで仕事をしていて上司に褒められるとか何か反応してくれるとか当然なかったので…。
■“育児”というデリケートな題材だからこそ悩むことも…
楽しみながら描いている反面、コミックライターをしているみなさんは当然悩みながら描いているかと思います。
育児ってとてもデリケートなものなので、表現の仕方にとても悩みます…!
私はヘタレなので、これを描いたら批判されてしまうかも…と思うネタは、描くのを保留にします(笑)
でも、非難も含めさまざまな議論を呼ぶような内容のほうが、育児に四苦八苦しているお母さんにとって必要な内容だったりするのかなと…。
たとえば子ども同士の喧嘩、ママ友問題などなど。
深刻な内容であるほど、多くの声が寄せられているように思います(かくいう私は、今のところかなり内容のない漫画ばかり描いてます…)
ちなみに私が保留にしたネタは、「子どもを一時保育に預けてコース料理を食べに行く」というものです(笑)
産後慌ただしいころは、コースを食べに行くなんて思い浮かびませんでした。
少しずつ子どもも落ち着いてきて、あるとき「あれ? これ、もしかして本気出せばゆっくりコース料理食べられちゃう感じ?」という思いが頭によぎりました。
それから「娘を一時保育に預けて夫婦ゆっくりコースを食べよう!!」という計画を立てることに。
これが実現できたら記事に描いて、疲労しているお母さんに「こんな息抜きの仕方もあるよ!」と伝える目的で描こうと思いましたが、ヘタレな私には「非難のコメントが来るかも…」という不安もよぎりました。
結局、預けようと思った保育園が1ヶ月待ちで気が遠くなり実現できなかったんですけどね…。
いつか義両親に預けるか、デパートの一時保育に預けるかしてコース料理を食べに行きたいです。
■育児はどこか滑稽で面白い
育児漫画や記事を描くにあたって、いつも“滑稽さ”を出せたらいいなと思っています。
育児をやっている間って常に疲れのどん底です。
私は産後3ヶ月は多分笑わなかったと思います(笑)
つねに無表情でひたすら子どもを生かすのみ...。
しかし、少しずつ育児に慣れたころ、ところどころ滑稽な場面に出くわすように…。
たとえば、寝かしつけようとしているのになぜか夫が娘の腕をハムハムするとき。
余裕がないときはとても腹立たしい出来事なのですが、少し余裕が生まれたときは夫の行動がなんだか滑稽に思えてくるんですよね…。
この人、私が一生懸命寝かしつけているのになんでハムハムしてるんだろうと…。
また、永遠におもちゃを片付けているとき。
床がおもちゃや本で埋め尽くされてきて、もうそろそろ限界だな…ってときに片付け始めるのですが、それと同時進行でまたおもちゃやらを引っぱり出してきます。
お互い同時に反対の行動をしてる姿がなんだか滑稽だな~と…。
トータルで育児はつらいものですが、つらいときこそどこかに笑いを見つけたいですよね。
なんだかんだ真面目な記事になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!
(とまぱん)
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