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子どもはあなたの私物じゃない! 母娘の断絶が決定的となった母の言葉【めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々 第130話】

Woman.excite / 2019年8月21日 12時0分

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前回、前々回と続くホリカン さんが描く母娘関係について。今回は現在の関係性についても触れながら実母への今の想いをつづります。



幼い頃から続いていた実母の愚痴。

幼い子どもにとってそれは洗脳のような状態で、私はひたすら聞き続けることしか出来ませんでした。

一度だけ、高校卒業したくらいに「本当に本当に意を決してもう愚痴は聞きたくない」と反発したことがあったのですが、一世一代の訴えもむなしく実母には一切伝わりませんでした

実母にとって愚痴はもはや日常会話と同じ。

結婚後も愚痴は続き、私が出産するたびに産院にお見舞いに来ては自分の愚痴を吐き散らして帰る…というような状態でした。



過去にやっとの思いで訴えたことが伝わらなかったため、私にとって実母に意見することはとてもハードルの高い事になっていました。

4人目が産まれた時、本当に本当に勇気を振り絞って『愚痴を聞きたくないから帰ってくれ』という最大限のアピールをしたのですがもちろん一切伝わらず。

このことがあってから私の我慢が限界を超えて(心身共に不調が出だしたので)年末年始や大型連休には子どもを連れて帰省していたのをパタリとやめました。(帰省といっても数時間のみでしたが)

私の実家から子ども達当てに荷物が届いた際、お礼の電話をしたのですが、その時に、なかなか実家に帰らないことと、あることを言われました。それは…



私と実母が普通の一般的な関係性だったら、特に疑問にも思わないような会話だったかもしれません。

しかし、今までの事がある私にはどうしても

『自慢したい』

『見せびらかしたい』


という言葉がものすごく引っかかりました。



実母にとっては何気なく言った言葉だと思います。

でも私には結局は私に対してと同じように、孫に対しても自分本位なんだな…と強烈に印象付ける言葉でした。

私の大切な子どもは、あなたの『私物』じゃない。

それからしばらくして5人目を妊娠したのですが、妊娠の報告をすると必然的に出産の報告もしなくてはならず、そうなると産院でまた顔を合わせる事になるので、5番目に関しては妊娠したことも、出産したことも一切知らせませんでした

この事に関しては色々賛否両論あると思います。

子ども達にとては祖父母ですし、ここまで育ててくれた実母に親不孝な事をしてしまっているのも事実です。

でも、私の心がもうもちません。

私は今の生活が、今の家族が何よりも大事です。

今でも色んな葛藤がありますが、私が今できる私にとっての最善の方法が距離をおくこと。

これから先もずっと悩み続ける事だと思いますが、その都度しっかり考えて行動していきたいと思います。
(ホリカン)

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