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自分をなげうつだけが育児じゃない! 母親であることを楽しむヒント満載の育児コミック 『母ちゃんだってほめられたい。』

Woman.excite / 2019年9月14日 8時0分

自分をなげうつだけが育児じゃない! 母親であることを楽しむヒント満載の育児コミック 『母ちゃんだってほめられたい。』


『母ちゃんだってほめられたい。』ふるえるとり著(KADOKAWA)


既視感ありすぎの育児ネタをシュールなイラストにのせて描く、人気のコミックライターのふるえるとりさん。

ウーマンエキサイトの連載『ふるえるとりの育児日記』でも、育児の「あるあるネタ」で笑いを誘うのみならず、ママたちが心の奥に抱える悩みや疑問にドンピシャでせまり、毎回多くの読者の心を鷲掴みにしています。

そんなとりさんの初書籍『母ちゃんだってほめられたい。』が刊行されました。

自らを心配性・自己肯定感低め・体力ナシと評するとりさんが、心配してふるえ、うれしくふるえながら体験した「子育てのこと」、「母親になって感じたこと」、「夫婦関係」についてつづっています。

■わかりみがすごすぎて笑いが止まらない「とりさんの子育て劇場」

本書には、子育て中のママなら思い当たる節のある共感ポイントが、とりさんならではの絶妙なタッチと言葉のセンスで描かれています。



『母ちゃんだってほめられたい。』より


子どもにバレないようにと身につけた隠れ食いスキル。その何気なさはもはや名人レベル…なんてママも多いのでは!?

そして電車内での困った一幕…


『母ちゃんだってほめられたい。』より


子どもに言い聞かせているようで、ちゃっかり周りへのアナウンス。心の中では「勘弁して〜」と思いながら、ママも平常心を保つのに必死なんですよね。

それでもわが子の可愛さには、勝るものはなく…


『母ちゃんだってほめられたい。』より


愛おしすぎて、たまらずわが子の“寝息を吸引”してしまう母。ひそかな幸福の儀式、わかりすぎます…。

日々の育児で、なんとなく身についた習慣や行動、ふと感じる喜びや不安。とりさんの作品には、あまりにも何気なさすぎて言語化できない自分の想いや姿が映し出され、思わずドキリとするほど…。

「これって私だけじゃないんだ!」と自分を肯定しながら笑える本書は、育児中の不安や悲しみさえ払拭してくれる駆け込み寺のような存在。「わかる! うちも!」と共感しながら、心の中のモヤモヤを吹き飛ばす、育児中の最強アイテムであることは間違いありません!

■子育ての迷路にハマった時に思い出したい「とり名言」

「わが子をほかの子どもと比べて落ち込んでしまう…」、子を育てる母親として、その苦悩と向き合うことはもはや避けられないことなのかもしれません。

特に新生児期から1歳くらいまでは、すべてが手探りなうえ、子どもを生かすことに精一杯になる時期でもあるため、ママ自身も余裕を失くし、何をしても報われないと感じてしまうことも…。

そんなママに向けてとりさんが語るのは、「この子はこの子である」という親として何より愛おしく、大切にしたい事実。


『母ちゃんだってほめられたい。』より


比べないことは難しいけれど、親の手の届かないところで、子どもはその子なりの個性や気質を持ち、“その子らしさ”を形作るのです。

良いことも、悪いこともすべて引き受けながら…。

食べないわが子に悩みまくったとしても、明けない夜はない。自らの体験をもとに、「食べない子」を持つ親の苦悩とわが子の成長との向き合い方についてもとりさんはつづります。


『母ちゃんだってほめられたい。』より



『母ちゃんだってほめられたい。』より


親のやり方がどうこうではなく、その子のペースがあり、“個性・個体差”があるということ。

ずっと気を張って、“食べさせること”に奮闘してきたママにとって、心強い言葉が並びます。

頑張りすぎなくて、大丈夫…。

いくら自分で言い聞かせても心が折れて、強くいられない時。誰かにそっとかけてほしい優しい言葉の数々が、本書にはたくさんちりばめられています。

■「夫がいる休日はなぜイライラする?」を踏まえた“夫婦円満術”

夫婦が揉める原因の一つとして挙げられる「家事育児の分担問題」。

とりさんも“夫がいる休日のほうがイライラしている”自分に気付き、その理由を自問します。

平日のワンオペはほぼ余裕でこなせるのに、頼りになる夫がいる休日になるとなぜうまくこなせないのか?


『母ちゃんだってほめられたい。』より


結局は“夫に頼ること”を自分に許容できなかったことが原因になっていたと気付くとりさん。

本当は頼りたいと思っているのに、疲れている夫に頼れず、自らすべてを引き受けるものの、気持ちが消化できず、イライラ…。

世の夫たちが疑問に感じる「なぜ妻はいつもイライラしているのか?」の答えがここにあります。



『母ちゃんだってほめられたい。』より


子どもが小さいうちは心に余裕がないうえ、素直に夫に頼れなかったり、物理的に頼れなかったりするなかで、一人で抱え込み、結果、大爆発を起こすことに…。

「自分が頑張ればいい」、「我慢すればいい」は、その場しのぎになるだけで、必ず限界が訪れます。


『母ちゃんだってほめられたい。』より


“無茶ながんばりは結果的に家族のためにならない”と語るとりさんの言葉通り、自分を大切にすることは、家族を大切にすることも意味します。

ならば休み休み、誰かに頼って家事育児を行うことこそが、家族みんなの幸せつながるはず。

そんな大切なメッセージが詰まった本書は、夫婦でも共有したい1冊です。

■ふるえるとりさんからのスペシャルメッセージ!
初の著書を上梓したとりさんに現在のお気持ちをお伺いしました。

こんにちは、ふるえるとりです。

おかげさまでこのたび私のツイッターでの漫画が一冊の本となりました。

『母ちゃんだってほめられたい。』

育児をしている母ちゃんだってほめられたい!

自己肯定感低めのわたくし「ふるえるとり」がむすめの可愛さにふるえながら、はたまた心配しすぎてふるえながら…日々を過ごす悲喜こもごもの育児生活をまとめました。

60ページの書き下ろしは出産レポや離乳食に悩んだ話、母親自身の個性の話などシリアスな内容が多く、育児に悩むお母さんたちに共感していただけるのでは…と思っています。

ほか、むすめちゃんとの楽しい日々を描いた4コマをぎっしり詰め込みました。むすめちゃんの謎の行動や、日々母を翻弄する様子を描いています。

全体を通して、気持ちを楽にして楽しんでいただける内容になっています。是非手にとっていただけると幸いです。


『母ちゃんだってほめられたい。』
ふるえるとり著(KADOKAWA)1,100円(税抜)


人見知り、体力ナシ、泣き虫、自己肯定感ひくめな母の、いろいろふるえる子育て日記。心配してはふるえ、かわいくてふるえ、トラブルでふるえ、また嬉しくてふるえる…そんな子育ての悲喜こもごもな毎日を絵日記でつづったTwitterで大人気の著者「ふるえるとり」の初書籍。描き下ろしマンガ60ページ収録。


●ふるえるとりさんのTwitter:@torikaworks
●ふるえるとりさんのInstagram:@torikaworks
●ふるえるとりさんのブログ:ふるえるとりのふるえワークス
●ウーマンエキサイトの連載:ふるえるとりの育児日記


(倉沢れい)

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