あっという間に「ひらがな」をマスター! 家庭学習は、子どもの「楽しさ」「興味」を大切に【今日もゆる育児日和 Vol.11】
Woman.excite / 2019年11月29日 13時0分
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ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。中川マナです。
今回は、特集「子どもたちの家庭学習」というテーマで子どもたちにどう学習してもらうか、我が家が工夫していることを書きたいと思います。
■わたしの家庭学習の思い出
わたしが3才くらいのころ、ときどき母が買ってきたドリルを練習する時間がありました。わたしは上手にできず癇癪を起こし、母もイライラ。
怒ったり怒られたりで終わることが多かったように記憶しています。
そんなわたしが親になり、自分の体験から、勉強は「遊びながらできる方法がいい」と思うようになりました。
■「ママは教えない」を心に決めたできごと
娘が保育園児だったころ、同じクラスのお子さんで3才になった子たちが習い事を始めだしました。わたしも周りに触発され、なんとなくネットで「線なぞり」や「あいうえおなぞりを」プリントアウトしたことがありました。
「やってみよ~!」と娘に声をかけると嬉しそう。
隣に座ってやってみたものの、つい口うるさくなってしまうわたし。
結果、母子ともにイライラ。
まるで30年前のわたしと母の姿です。
その時わたしは、可能な限り自分で教えるのはやめようと思いました。
家はプライベートで閉ざされた空間。
理性が働きにくく、相手が自分の子どもとなると、より感情的になりやすいのです。
教員をしていた友人も同じ理由を挙げて「自分の子どもに教えるのは難しい」と言っていました。
■未就学児の学習 = 「楽しんでできること」が大切
低年齢の学習ほど「楽しさ」「本人の興味」が大切だと思います。楽しくないと自発的にやらず、吸収されないと考えるからです。
結局その後、娘のひらがなや線なぞりは「気まぐれ」くらいで、お絵かきの延長線で娘がやりたがるときだけプリントアウトしていました。
わたし自身、母の隣でやるドリルはすごくイヤだったのですが、その後入った幼稚園での「おしごと」という学習の時間は大好きだったことを思い出しました。
(その幼稚園は「モンテッソーリ教育」を取り入れた教育をしていて「子どもが自分で選んだ教具を使い集中して取り組む」ことを大切にしていました。)
また、幸福度の高さで知られる北欧の国を中心に『大人が考える「学習」でないもののほうが、子どもにとって大きな経験である』と、早くから勉強や習い事をさせない国もあるようです。
幼児早期教育の考え方はさまざまですが、我が家はそんなに熱くなりすぎることもないかな? と力を抜いていた矢先…
■ふとしたきっかけで、ひらがなを勝手に覚えることに…
当時第二子妊娠中だったわたしは突如「切迫早産」になってしまいました。
「大事をとるなら入院を」と言われたものの、そうなると娘と会えなくなってしまうので、絶対安静を条件に自宅で療養することに。
このため絵本を読む程度で、娘と全然遊んであげられなくなってしまいました。
徐々にストレスがたまっていった娘に、わたしは独身時代に買ったゲーム機を渡しました。
ミニゲームもいっぱいの、キャラクターがひらがなを教えてくれるソフトをつけて。
そこからが…早かった…!
わたしが出産するころには娘はかなり上手にゲームをプレイできるように。そしてキャラクターに教えてもらって、かなりひらがなを読めるようになっていました。
集中力の問題はあるので、絵本を全部読むまではいかなかったのですが、わたしが隣で怒って教える必要はなく…いつのまにかキャラクターが教えてくれてしまっていました。
■子どもの学習に対する我が家の姿勢
子どもの勉強について、親も子どももネガティブな気持ちを感じないように、工夫することが大切だと思っています。
子どもがその気になる環境づくりや、やらなくても、まあいっか~とゆるく捉える形でいます。(親が思っている学習だけが学びではないので)
そして現在、4歳になる息子は、娘が使った同じソフトで再びあいうえおを学んでいます。
それではまた次回!
(中川マナ)
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