子どもの‟安心毛布”、卒業させないとダメ? 母子の関係で考えてみた【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」 第18話】
Woman.excite / 2019年12月14日 10時0分
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きーちゃんの安心毛布
こんにちは! そんたんママです。寒くなり、夜は毛布が欠かせない季節ですね。
きーちゃんには“安心毛布”があります。その名も『きーちゃんのだいすき』。
赤ちゃんの頃から4歳の今まで、冬も夏も毎晩一緒に寝ています。
■安心毛布ってなに? メリットは?
執着が強く、それなしでは眠れない、安心毛布。
毛布に限らず、ぬいぐるみなどを大切にしている人もいますよね。
『きーちゃんのだいすき』は、元は毛布ではなく私が出産時に買ったカーディガン。私がそれを着て授乳していたせいか、すっかり安心できるものとしてきーちゃんに取られてしまいました。
これがないとダメ! というのは困りものですが、逆に言えばこれがあれば大丈夫!
なので、赤ちゃん時代のお泊まりや病気の時は、何度となく『きーちゃんのだいすき』に助けられました。
心のよりどころがあるというのは最大のメリット!
■安心毛布、親の目で気になる点は…
そんな安心毛布、親の目から見て気になるのは、衛生面と「いつまで執着するんだ?」のずばり2点だと思います。
家にいる時はいつもいっしょ。床に引きずることもあるのですが、洗濯しようとすると嫌がるし(こっそり洗いますが)。だんだんとくたびれていく様を見ると「あまり清潔じゃないなぁ…」と感じることがあります。
ついつい似たような新しいものを買いなおしたくなりますが、きっとそういうことじゃないんですよね。
■自分にもあった安心毛布。そのとき母が取った行動とは
そういう自分にも安心毛布のような存在がありました。
私の場合はシルクのような素材が好きで、ツルツルしたかけ布団『つるつる』を愛用していました。
小学校の終わりりぐらいにはボロボロになって処分してしまいましたが、今でもその存在を覚えていて、「あーあの切れ端とっとけば良かった」なんて思い返すこともしばしば。
今になって振り返ると、ヘビーユーズでけっこうビリビリになっていたのに、母はギリギリまで手を下さなかったんですよね。
やぶれたらつくろってくれていました。そういうところがすごいなと思うのです。私が母親だったら我慢できずに捨てちゃってたかもしれない。
「自分の大切なものを大切に扱ってくれる」母の姿が、親子の信頼関係につながっていたんじゃないかと思います。
■今のところ、わが家はそのまま
そんな母に自分自身救われたこともあり、きーちゃんのだいすきも今のところ、無理に卒業させようとは考えていません。
一応、「あらっちゃダメ!」から「たまにはあらってもいいよ」くらいには離れられるようになりましたし。
いつかビリビリに破けるか、「何歳まで使うつもりだ…?」ってこちらが思う時がくるだろうと思いますが…本人に任せることにします。
それに、わが家で安心毛布を愛用しているのは、子どもだけではなかったりしますしね!
(やまだ そのこ)
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