子どもの耳、聴こえてない!? テレビの音量で感じた胸騒ぎ【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」 第20話】
Woman.excite / 2020年1月11日 10時0分
あけましておめでとうございます! そんたんママです。
寒い日が続きますね。我が子は常に鼻水を垂らしていますが、熱もないし元気なので長いこと放っていました。
それが最近、こんなことに…。
■テレビの音大きいよ! 子どもを注意して、ふと気づいた
夕方、いつものように園から戻り、夕飯の支度をしていた時のことです。
リビングできーちゃんが見ているテレビの音が、少し大きかったので注意しました。
「きーちゃんちょっと音大きいよ~。いつもの数字にして~」
「よく聞こえないんだもん」
野菜を炒める音などでうるさくて聞こえないのかと思いそのままにしていましたが、料理をしていない時も音が大きいので再度指摘しました。
「ねぇ、ちょっと音大きいってば。夜だからもう少し静かにして」
「聞こえないー」
「聞こえるよ。もう少し下げな」
「やだー。」
「下げてってば! もう! 耳、病気なんじゃないの? お医者さん行く!?」
ついつい脅し文句で注意してしまったのですが、口をついて出た自分の言葉にハッとしました。
もしかして、本当に耳が病気で聞こえていないのでは?
とはいえ、その他では普通にやりとりできていたので、そのくらいで…と病院に行くのをためらっていました。
■ママ友さんの話に後押しされて、耳鼻科へ
その週末ちょうどクラスのママさんたちと飲み会があり、子どもの話になりました。
「〇〇くん、長く休んでたけど大丈夫?」
「うん、急性中耳炎だったの。熱が出て吐き気があって、大変だった~」
「うちは滲出性(しんしゅつせい)中耳炎っていうのになっちゃって。今でも通院してる~」
なんと中耳炎率の高いこと! 中でも滲出性(しんしゅつせい)中耳炎は、痛みや熱などの症状がほとんど出なかった子が多く、話を聞いていたらきーちゃんにもかなり思い当たることがありました。
迷っている場合ではない! さっそく週明け、園の帰りにきーちゃんを耳鼻科に連れて行きました。
■受診するとやはり…。兆候は前からあった?
受診時に、テレビの音が少し大きい気がする、鼻水がずっと出ていることなどを先生に伝え、検査をしてもらうと、診断はやはり滲出性(しんしゅつせい)中耳炎でした。
「鼓膜の内側に水がたまって、耳の聞こえが悪くなる病気です。5歳くらいだとまだうまく鼻がかめないから、どうしても鼻水が耳に行っちゃうよね。練習しよう。急性中耳炎みたいに痛まないけど、放っておくと難聴の原因になるから、まずは3カ月間お薬を飲んで通院して、しっかり治しましょう」と先生。
そういえば前に自宅でやった聴力検査もバツだらけだったな…。
セルフチェックだから軽くみていたけど、もしかしたらあの頃からすでに聞こえが悪かったのかもしれない。
もっと早く病院に連れて行けばよかったと反省…。
キッズコーナーが充実している病院なので子どもが嫌がらないのが救いですが、長期の投薬治療と通院が始まりました。
(ちなみにお薬は粉薬をヨーグルトに混ぜて食べさせています。これも嫌がらないのが救い!)
みなさん! 子どもの鼻水には、要注意です!
※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。耳の異常があった場合など、ご心配な際には医療機関を受診ください。
(やまだ そのこ)
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