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子どもの作品、収納しません!基本「捨てる派」の私が唯一残しているもの【コソダテフルな毎日 第148話】

Woman.excite / 2019年12月30日 16時30分

子どもの作品、収納しません!基本「捨てる派」の私が唯一残しているもの【コソダテフルな毎日 第148話】

大掃除の時期ともあって私が時々読者さんから聞かれるこの質問。

「子どもの作品はどのように収納していますか?」

皆さんはどうされてますか?

■子どもの作品を捨てるのは「冷たいママ」?
次男が幼稚園の年長さんだった頃、保護者会の茶話会に出席したら話の流れで子どもの作品をどうしてる?っていう話になったことがありまして。


保護者A:「この間の発表会の衣装、取っておくつもりにしてたら間違って捨てちゃってさ!」
保護者B:「え~~! ショック~!」
保護者C:「あたし一応全部取ってはあるよ」

なんとその場では「子どもにまつわる作品はすべて保管してある」という答えが圧倒的多数だったんです。

もちろん本音はわかりません。
中には捨てる派のママだっていたかもしれません。

でも仮にいたとしても、なんとなく言い出せないんですよね。



この時の私と同じようなメッセージを頂いた事があります。

「心の中では捨ててもいいとは思っているものの、捨ててる事が周囲のママに知れたら冷たいママだと思われそうで躊躇してしまいます」

そんなこと言わなければバレないんじゃない!? とも思いますが、何もこれに限った事ではなく、多数派に属していないと不安になるのが子育ての悩みでつきものだと思うんですよね。

作品を捨てるか捨てないかという表面上の事ではなく、自分が正解のママでいられてるかどうかが過剰に気になってしまうんだと思います。

誰に評価されるわけでもないのだから好きにしたらいいというのが私の答えですが、じゃぁ私がどうしているのかというと、


ボックスひとつだけ用意しておいて、そこに兄弟3人分まとめて「コレは!」というものだけ置いてあります。



あくまで私の場合は、ですが、子どもたちが園や学校で描いてきたり作ってきたものは遠慮なくじゃんじゃん捨てています。

お絵描きも捨てます。
工作も捨てます。
書道作品も捨てます。
運動会や発表会の衣装も捨てます。

ただこれは我が子が作って帰ってくる作品にそれほどの熱量を感じられないから捨ててるのであって、お絵かきがすごく大好きな子どもだったらまた違ったかもしれません。



たまに数日経ったあとに「あの剣どこやった?」とか言って聞いてくることもあるので、数日間は出しておいて後日そっと捨てたりもします。

■子どもの作品に未練がないワケ
私がここまで子どもたちの作品に未練がないのは、私自身の度重なる転勤と実家の引っ越しを経験したことが関係しています。

夫の仕事の関係での転勤を何度か経験したのですが、引っ越しをするたびに、いやおうなしに荷物の整理をしなければならないんですよね。
極力最小限の荷物にしようと心がけると、子どもたちの作品を大量に置いておくスペースが無駄に感じたんです。

また実家の母(父は既に他界して母1人)がおととし引っ越しをしたのですが、何十年も住んできた家を引っ越すのでそれはもう荷物の量が半端なかったわけですよ。
引っ越しに向けて母がコツコツ捨ててはいっていたものの、最後の最後は家族総出で捨てまくらなければいけませんでした。

新しい家に全部持って行くという手もあったのですが、それを持って行ったところで今度はいつか母が亡くなった時に、私たち姉弟が処分をすることになります。

まだ母が元気なうちに一緒に処分してしまうほうがいいような気がして、思い切って必要最小限のものまで荷物を減らす事にしたのですが、
嫁入り時に一式そろえた洋服ダンスの中には、嫁入り道具であしらえた着物や帯、子どもたちのアルバム、作品集や成績表や、お手紙や表彰状や色々と詰め込まれていました。



でも、そこに詰まっているたくさんの思い出の品を見たからといって「私って愛されていたんだなぁ~」と思うわけでもなく、かといって仮にそこに何も入っていなかったとしても「私は愛されてなかったのか」と思うわけでもなかったと思います。

そこに残っている「物」そのもので自分に注がれた愛情の量を測る事ってない気がします。

しかもどちらかというと、パンパンに詰め込まれて開かずの扉となっていたタンスが部屋を圧迫していたので、どうせだったらもっと早くに処分したらよかったのにと思ったほどです。

というわけで母の引っ越しをきっかけに嫁入り時の着物も私たちの作品もすべて捨ててしまいました!

■「物を捨てる派」の私が唯一取っておくもの
以上の経験から私は子どもたちの作品は容赦なく捨てる派ですが、それでも取っておくものはあります。

それが何かというと、「文章」です。

私が唯一保存しているのは子どもたちが書いた文章。

文字を覚えたての頃のお手紙や、1年生の頃の絵日記ってすっごく面白いしかわいいんですよね。
「将来見返した時に家族で笑えるもの」それを基準に取ってあります。



改まって書いたものではなくて日常の中で何気なく書いたお手紙や、夏休みの宿題系が多いかな?

例えば次男のある日のお手紙。

「ママ 
いつもあいしていても ときどきいらいらしてしまいます。
土曜日日曜日はちゃんとします。
いつもいつもごはんをつくってくれてうれしいです。
こころがうれしくなります。
ママ大すきだよ。」


色々と突っ込みどころはあるのですが、
本当は素直になりたいのに素直になれない、でもなんとか「いい子」になろうとしている次男の葛藤が文章に表れていて、ほっこりするようなきゅっと胸が甘酸っぱくなるようなそんな気持ちにさせられます。

またある日の次男のひと言日記。


7月25日 きょうはおとうとがゆめをみました。
(何の報告…(笑))
7月27日 おかあさんにまっさあじをしてよろこびました。
(うん…喜んだ!)
8月7日 ままのためにこうひいをかいにいきました。
(パシリ感(笑))


こんな文章大きくなって書こうと思っても書けないので、期間限定の可愛さだなと将来の楽しみのために厳選して取ってあります。

あとは私はブログという膨大な記録が残っているので、物に対しては執着ないですね。

以上!

私流子どもの作品の保管方法でした。

残すところ2019年もあとわずか。

今年もたくさんの方に読んでいただきまして本当にありがとうございました。



よいお年を~~。
(オギャ子)

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