デリケートゾーンを専用コスメで洗うべき、3つの理由って?【初めてのデリケートゾーンケア Vol.1】
Woman.excite / 2020年4月2日 21時0分
デリケートゾーンとは、下着で隠れる陰部のこと。ここは、子どもを産み落とす場所であり、生理の血液が排出されたり、排泄する場所でもあり、私たち女性にとって重要な場所。
他の部位よりも経皮吸収率が高く、敏感な場所でもある「デリケートゾーン」ですが、なぜこの部分を【専用のコスメ】で洗うべきなのか、ということを解説します。また、おすすめの「洗う」アイテムもご紹介します。
・デリケートゾーン専用品で洗うことのメリット
・ホリスティックブランド「THREE」にも登場
・日米No.1シェア、皮膚科医監修「サマーズイブ」
・英オーガニック認証を取得「YES(イエス)」
・NZ発、オイルで洗う「Lip(リップス)」
■デリケートゾーン専用コスメで洗うべき「3つのメリット」
© alfa27 - stock.adobe.com
デリケートゾーン専用コスメを使って洗うことによるメリットは、次の3つが挙げられます。
理想のpH値を保ちながら洗える
デリケートゾーンの中は酸性で守られています。膣内まで洗ったり、洗いすぎると酸性環境を保っている菌まで洗い流してしまい、皮膚のバリア機能が低下して細菌が繁殖しやすくなってしまうのです。デリケートゾーンにおいて、膣内の酸性レベルを指すPh値は3.5から4.5、外陰部周辺のpHは5.3前後が理想と言われています。
この膣内のバランスが崩れると、様々な感染症を引き起こす要因にもなってしまいます。洗浄力の強いもので洗いすぎてしまうと、トラブルの原因にもなるので注意が必要です。デリケートゾーン専用コスメなら、低刺激で肌にもやさしい。湯水だけでは落ちづらい汚れを落としながら、清潔を保ちつつうるおいもサポートしてくれます。
病気の早期発見につながる
デリケートゾーンは普段は粘液できちんと守られていますが、ここが乾燥してくると、痛みを感じたり、臭いの元となります。
常にデリケートゾーンに気を配っていると、おかしなにおいがしたり、おりものが増える、おりものの色の変化や外性器の炎症など、おりものや外性器の状態に敏感になるので異変に気付きやすく、病気の早期発見につながることも。
性行為経験者はもちろん、生理の前の段階でも大切な場所なのだ、と性教育していくことで将来の性感染症防止にもなるはずです。
自分を大切にできる
自分の一番大切な部分をきちんとお手入れすることで、自分に対するいたわりの気持ちが強くなります。女性であることは、生理も含めて大変なことも多いですが、芯の部分を見てあげることによって多くの気づきがあるはず。
■お気に入りのデリケートゾーンコスメで洗おう
デリケートゾーン市場は、かなりのブランドでひしめき合うように。日本初や海外からのもの、泡タイプやオイル、リキッドなど様々な製品が発売されています。新製品を始め、おすすめブランドの洗浄剤をご紹介します。
「THREE」(スリー)
ホリスティックなスキンケアを提唱する「THREE」から、ついにデリケートゾーンコスメが登場。南米のチリなどに生息するキラヤ樹皮エキスを洗浄成分として採用した、弱酸性のリキッドソープはやさしい肌あたり。
ティートゥリーやローズマリー、ユーカリといったスッキリした香りも心地いい。膣周りはもちろん、脇などにも気持ちよく使える。
お問い合わせ:THREE(TEL.0120-898-003)
https://www.threecosmetics.com
「サマーズイブ」
アメリカの製薬会社が約50年前に開発。肌へのやさしさを追求した、弱酸性のデリケートゾーンコスメ。皮膚科医・婦人科医がすべての製品の安全性を検証しているブランドで、日米でNO.1マーケットシェアを誇る。
においの元を閉じ込める独自の香料成分や、植物由来の保湿成分などを配合。泡タイプはシリーズ史上、最もやさしさにこだわった1品で、特に肌の敏感な方にオススメ。
お問合せ:ピルボックス ジャパン(TEL.03-6804-2922)
https://www.summerseve.jp
イギリス生まれの「YES」は、2人の女性によって誕生。肌に刺激を与えるものは使わずに、それでいて効果のあるデリケートゾーンケアブランドにするため、天然成分にとことんこだわって開発。
イギリスの厳しいオーガニック認証、ソイルアソシエーションの認定も受けている。キンセンカやアロエベラといった植物成分が肌をやさしく守ってくれます。
お問合せ:アジュマ(TEL.0120-953-129)
https://www.yesyesyes.co.jp
「LIP intimate care」(リップ インティメイト ケア)
スウェーデン生まれのデリケートゾーンコスメ。何と言っても油分が少なく、乾きやすい部分だからこそ、ソープではなくてオイルで洗う、という発想に注目。乾燥を防ぎ潤いを与えるシーバックソーン、皮脂バランスを整えるエッセンシャルオイルフラゴニアを配合。滑らかな洗い心地で安心感のある洗い上がりです。
お問い合わせ:LIP intimate care(TEL.03-5787-6171)
https://www.lipjapan.com/
デリケートゾーンのケアというと、「洗う」ことが真っ先に思い浮かびますよね。でも、ゴシゴシと洗うのはNG。ここはとても繊細な場所でもあるので、「やさしく」「いたわりながら」洗うことが重要なんです。
まずは「洗う」ことで「触る」重要性を知ってください。洗い方については、また次の機会にゆっくりとお話ししたいと思います!
(久保直子)
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