1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

座っていられない子…動きたい息子に理解できる伝え方【プレ幼稚園ってどんなところ?(5)】【シャトー家の観察絵日記 Vol.11】

Woman.excite / 2020年5月3日 10時0分

座っていられない子…動きたい息子に理解できる伝え方【プレ幼稚園ってどんなところ?(5)】【シャトー家の観察絵日記 Vol.11】

座っていられない子…動きたい息子が理解できる伝え方

【プレ幼稚園ってどんなところ?】
集団行動の練習のために2019年4月から1歳児クラスのプレ幼稚園に通いはじめた私たち親子。その申し込みから体験までを綴ります。

前回のあらすじ
「きびしい」と噂されるB幼稚園のプレにも通わせることに。そんなあるとき、動いてしまった息子が先生から洋服のえり部分をつかまれて引き戻されるという事件が…! それ以降、息子は幼稚園を拒否するようになったのですが…。
厳しいとうわさの園、息子の反応でわかったこと【プレ幼稚園ってどんなところ?

今回は1学期から通っているA幼稚園のプレでのお話です。

B幼稚園のプレで座ってられずに先生に指導された息子ですが、このA幼稚園でも2学期になっても動きまわり…。とうとう息子に先生からアドバイスがはいってしまいました。

■「動く前に止める」先生のアドバイスの意味とは

動き出してから止めると「自分のしたいことを止められた」と感じる。動く前に止めていればそういう思いは生まれずに、抵抗が少なくなる、と説明される。
「動き出す前に止めてください」と言われて、動き出す前に手をひっぱたり後ろから抱きしめたりして動きを制しますが、息子の「あっちに行きたい」という動きたい意志は変わらないように感じました。


先生からのアドバイスを受けて、動こうとする息子を必死に止めたのですが…。「動く前に止める」をしても抵抗は弱まらず、あまり効果があるように思えませんでした。

困りはてて、通っている幼児教室の先生や男の子を育てている友人に相談してみると、

通っている幼児教室の先生や、ゴウより上の男の子を育ててる友人に相談してみるとまた違ったアドバイスをもらえました。


2人からは、幼稚園の先生とは違うアドバイスが…。

プレ幼稚園の前日、友人からのアドバイスどおりに、明日がプレ幼稚園の日で「先生の話を座ってきく」という説明をしてみました。
すると…



■「どうして座らないといけないのか」子どもの疑問への対処法は?

プレ幼稚園の前日に「明日はプレ幼稚園だよ。ちゃんと座って先生の話を聞こうね」と説明しました。
「座って先生の話を聞こうね」と話すと「なんで?」と返ってきました。どうして先生の話をすわって聞かなくちゃいけないのか、息子は理由を求めてきました。どう説明しよう・・・と悩んで・・・


息子から
「先生の話を聞いてる間、どうして座っていなくちゃいけないの?」
と聞かれました。

幼児教室の先生のアドバイスのとおり、「ルール」だけでなく「理由」も知りたい息子にとても驚きました。

「集団行動だから…」と、一番はじめに頭に思い浮かびましたが、それは「大人のルール」で2歳児に通じる理由ではない気がしました。

でも、2歳の息子にわかりやすい説明を悩んでも答えが出せず、とっさにしてしまった説明は…
2歳児向けの「先生の話をすわって聞かなくちゃいけない理由」がとっさに思い浮かばず、とっさに「すわっていられないと先生が心配するからだよ」と頓珍漢な受け答えをしてしまいました。


言った瞬間に「もっと他の説明があっただろうに」と後悔。しかし、息子は「そっかー」と納得した様子でした。

「ちゃんと座らないといけない」
このあいまいは表現だけでは、子どもには「何をすべきなのか」がわからなかったのかもしれません。

でも「先生が心配しちゃうから座らないといけない」は息子の心にストンと落ちたようでした。

そして迎えた翌日のプレ幼稚園1歳児クラス。



■動いてしまう子どもが座れるようになる?

すわって先生の話を聞く理由を説明した翌日のプレ幼稚園1歳児クラス。先生の話の最中、ちゃんと座っていました。


あんなに動き回っていた息子が座っているのです!

その日からプレ幼稚園の間、座っていられることが増えてきました。
動きたい欲求が出てしまう時もありますが、そういうときは
じっと座っていられない息子のために考えた「ママシートベルト」。車が好きな息子をイスに座ってる時にお腹辺りを後ろから抱きしめることを「シートベルト」と名付けると気に入ったようでした。


車好きの息子のために考えた「ママシートベルト」
座っていなくてはいけない理由を説明した日からきちんと椅子に座れるようになった息子。たまに動きたい衝動に駆られる時があるようで、そういう時は息子の好きな車に例えて椅子の後ろから「ママシートベルト」しようね、といって手を回してあげると落ち着くようです。


イスに座っている息子を後ろからお腹あたりを優しく抱きしめることを「ママシートベルト」と名付けたら喜んで求めてくるようになりました。

座っていられない子だった息子ですが、2学期の終わりには
2学期の終わりには他の保護者に「ゴウくん落ち着いたね」といってもらえるまでになりました。


ほかの保護者の方に「ゴウくん、落ち着いたね」と声をかけてもらえるようになりました。

まだ「ママシートベルト」がないと動きまわってしまうのではないかと不安がのこるなか、通っている幼児教室で発表会の案内がきたのです。

ママがいなくても座っていられるのか────

次回、幼児教室の発表会の話に続きます。

(シャトー とん奈)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください