「離婚」の二文字が頭をよぎった産後クライシス、乗り越えた方法は…【3姉妹DAYS Vol.12】
Woman.excite / 2020年4月15日 13時0分
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こんにちは!あん子です。
今回は、産後クライシスに陥った我が家がそれを乗りこえた話です。
まだ産後クラスシスという言葉も浸透していなかった時のこと…。
出産を機に、こんなにも夫婦の関係が大きく変わるとは思いもしませんでした。
■出産後、私の生活は激変
14年前のことです。
産婦人科の診察でエコーを確認するたびに、喜びと不安が入り混じった不思議な感覚を今でも覚えています。
妊娠中、育児書を買い込み読み漁っていたのですが、当時、私が読んだ育児書には「赤ちゃんは1日の多くを寝て過ごします。授乳間隔は3時間ごと」と書かれていました。
なるほど~!
3時間空くんだったらその間に家事やって~…!
なんて悠長に考えていました。
そしていざ出産!
退院して赤ちゃんとの生活が始まると…、
想像してたのと全然違う!
娘、寝ないんです(泣)
私も寝たい! のに寝れない生活。
手探り状態でひたすら目の前の赤ちゃんの子育てに奮闘する毎日。振り返れば授乳のため一日中どちらかの胸を出していたように思います。
恥ずかしくて人には到底お見せできない、つるの恩返しのように閉じこもった生活をしていました。
そして、当たり前に出るものだと思っていた母乳が出ないことの戸惑い。
3時間おきの授乳なんて…、もはや都市伝説では?
育児書で書いてあることが正しい赤ちゃんの生活リズムだとすると、私は全然できていない…。寝ないのは、母乳が足りてないから…?
そうだったら、
涙が勝手に出てしまう精神的に不安定な状態でした。
振り返ればあの頃、ちょっと産後うつ状態だったと思います。
■夫との温度差に孤独を感じる日々
そんな中、夫は独身時代と変わらず友達と毎晩のように飲みに行き、帰ってきたと思ったらすぐに自分の寝室へと直行する毎日。
結婚前より遊びに行く頻度は、ひどくなりました。
知らない土地での初めての子育て。右も左も分からなくて不安で、頼れる人もいない。
沐浴もオムツを替えることも夜泣きの対応も全て1人で背負い込んだ子育てでした。
当時の私は、すごく孤独でした。
これは妻目線だけなので、夫にも私に対して不満があったと思います。
私だけが大変なわけではないし、夫だけが大変なわけでもない。
お互いさまなのに…。
当時の私たちは、顔を合わせると火花を散らす日々。
ケンカをしたあと3ヶ月月ぐらい口を聞かなかったこともあります。
お互い意固地になって、仲直りのタイミングを逃してしまっていました。
離婚…
この二文字が頭をよぎりました。
それでも離婚を踏み止まったのは、やはり子どもがいたからでした。
あとから考えれば、あんなしょうもないことがケンカの原因だったのかと笑ってしまうような内容がほとんどなんですけどね。
■我が家の産後クライシスの乗り越え方
産後クライシスの乗りこえ方は? と聞かれたら、我が家の場合、夢のような一言で劇的に夫婦関係が良好になる特効薬というものはありませんでしたが、お互いの意識が変わるきっかけを作った方法がありました。
それは、
ケンカしてお互いにクールダウンしたあと、
あの時、こう言ってほしかったということをメールで一言でいいので送り合おう
というものです。
親しい間柄だからこそ、人を傷つけるような言い方をしてしまいがちなもの。
この方法をとることで、
「あれはないよ! ひどい!」という腹が立った言動を、逆にあの時、自分はどう言ってほしかったのか、を自分自身冷静に考えることができ、相手がどう思っていたのか胸の内を知ることができるようになりました。
そして、お互い次から気をつけよう、という建設的な考えに変わっていったのです。
本当にゆっくりですが、お互いが子どもの成長を共有し、同じ方向をみて子育てに向き合ううちに、夫も少しずつですが育児に理解を示してくれるようになりました。
今では、以前より育児や家事に協力的になってくれ、友達と飲みにいくことも少なくなり、「今は家が1番落ち着くんだ」と言うようになりました。
時間はかかりましたけど(苦笑)
長女が自立するのも、もうそんなに遠い未来ではない我が家、子どもと一緒に過ごせる時間は限られているんだと痛感する日々です。
後悔がない子育てというものはないのかもしれないけれど、親が子どもにしてあげられることを今、全力で応援していこう! と言うのが、ここ最近の私たちの夫婦の会話になりました。
(あん子)
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