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産休ライフを楽しむはずが、まさかの水虫!? 悪化する症状、そのとき夫は…【シャトー家の観察絵日記 Vol.15】

Woman.excite / 2020年6月25日 10時0分

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前回は、超慎重派な夫と安定期に入ってから、旅行に行ったお話。しかし夫が提案したのは、まさかの遠恋仕様の旅行計画だった…!

今回は、「産休をどう過ごそう」と心待ちにしていた妊娠後期の話です。

■妊娠中に水虫になっちゃった!?

ある日、足の小指が痒くて見てみると少し赤くなっていました。冬の終わりだったので「霜焼けになって、治りかけてるのかな?」と初めは軽く考えていましたが
少し赤くなっていて痒い足の小指、よくみると裏側が少し切れて出血していました。霜焼けで出血するのはおかしいな、と皮膚科を受診することにしました。


産休まで秒読みになった4月のある日、3月からかゆみを感じていた足の小指に違和感が…。

念のため皮膚科を受診してみると…

皮膚科で「水虫です」と言われて大ショック。人生初めての水虫薬です。
水虫になった原因を考えると通っていたマタニティスイミングの更衣室っぽい。スイミングの後にブーツを履いて仕事に行ったりしていたので、家に帰ってからの足のケアが行き渡らず感染してしまったようです。
この時出産予定日まで7週間。産後赤ちゃんにうつさないために、産前に完治しておきたい!


診断結果は人生初めての「水虫」!
私の産休ライフはどうなってしまうの~?


■どんどん悪化する症状。本当に水虫なの?

思い当たるのは体重管理のために通っているマタニティスイミング。
スイミングのあとにブーツを履いて通勤していたので、家に帰ってからのケアが行き届いていなかったのかも…。

産後は通院もままならないだろうし、赤ちゃんにうつす可能性を考えると、
「出産前になんとしても完治したい!」

しかし妊娠中だから、できることは足に水虫薬を塗ることだけ。処方された薬を指示どおり両足にまんべんなく塗ると、初日から強いかゆみが…!

処方された水虫薬を両足に塗ると強い痒みが両足に襲ってきました。水虫菌と薬が戦ってる痒みかな?と我慢してすごしました


初めての水虫体験。「薬が菌とたたかってる!」
と必死でかゆみに耐えようとしますが、我慢できずに掻くとどんどん増える水疱…足の小指だけだったかゆみが両足に広がり、夜も寝れなくなってしまいます。

4日ほど様子をみましたが、あまりの足の惨状に再度皮膚科へ。その頃には、足の甲やスネ部分にまで水疱ができ、靴を履いた翌日には足裏が痛くて外出できない状態にまでなっていたのです。

皮膚科を再受診すると、水虫の薬にかぶれてるとのことでした。また足が汗ばんでいることに触れて
水虫の薬にかぶれたのと汗疱性湿疹を併発している、という診断結果でした。


皮膚科の先生によると、妊娠中の免疫低下で水虫薬にかぶれてしまい、そのかぶれが引き金となって、『汗疱性湿疹』を併発してしまったということ。

「かゆみは1ヶ月くらい続くよ。水疱をつぶすとどんどん範囲が広がるから我慢してね」と言われ、ひたすらかゆみを我慢する日々が始まりました。


■非常事態に夫が取った行動とは?

汗疱性湿疹は書いて湿疹が潰れて中の液が他の部分につくと範囲がどんどん広がっていくため掻いてはいけないと言われましたが、ひたすら強い痒みが脚を襲い続けて痒さに耐えるのが困難でした。
痒みを少しでも和らげようと保冷剤を足につけてみたところ、お腹があっという間に固く張って痛くなったのですぐにやめました。
痒みを軽減させるために、夜寝るときは扇風機の風を足に当て続けたりしました。(お腹は暖かくして)その様子に夫は「そんなに冷やして大丈夫なの」と心配していましたが、痒みが強くそうするしか当時の私にはありませんでした。


ネットで調べると、かゆみへの効果的な対処方法は冷やすこと。

しかし保冷剤を足裏につけて冷やすと、すぐにお腹が痛くなり、妊娠中の冷えは大敵だと痛感

結局、汗をかかないように扇風機の風を足にあて、小まめに足を洗って清潔にする2点で出産までの毎日を過ごしました。お腹が張ったときは扇風機の風から足を外す、お腹は常に暖かくするだけ気をつけながら…。

産休を謳歌しようと思っていたのに、水虫と汗疱性湿疹で妊娠後期は引きこもり生活になってしまいました。
汗疱性湿疹で強い痒みと外出すると痛みもあったため家から出れず、夫にいつもスーパーへの買い出しをお願いしていました。


睡眠不足で心の余裕がなくなり不機嫌な時間が増えましたが、夫は黙って「かゆくてつらい」という愚痴を聞いてくれ、頼まれた買い物はしてくれたことは本当に感謝です。

産後もこのかゆみが続いたら…と不安でしたが、不思議なことに陣痛が始まってからかゆみの記憶がありません。
そして、出産後はかゆみがスッと引いたのです(出産後かゆみがなくなるかどうかは個人差があります)。

無事に出産を終えて、産後は痒みも治りほっとしました。妊娠初期・中期と元気でアクティブ過ぎた私に後期のトラブルは辛かったですが、後から考えると体を休めるためのアクシデントだったのかもしれません。


水虫も産後一月経ってから皮膚科で完治していると診断してもらい、心配していた赤ちゃんへの感染リスクもなくなりました。

妊娠初期もつわりがなく元気いっぱいだった私。
マタニティライフの中で、この後期の出来事が忘れられない一番つらい期間となりました。

産休ライフを思ったように楽しめなかったのは当時はすごく悔しかったけれど、いま考えると妊婦の自覚が少なかった私に赤ちゃんのために体を労るためにだったのかも、と感じたりします。

またこの時期の不眠生活のおかげで新生児の夜のお世話の方が楽に感じたのはうれしい誤算でした。

※この体験記に記載された内容は、あくまでも筆者の体験談となります。皮膚疾患については、専門機関を受診することをおすすめいたします。



(シャトー とん奈)

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