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「娘は欠点ばかり」性格も容姿もダメなところばかり目に付いた私は…【親に整形させられた私が、母になる Vol.25】

Woman.excite / 2020年6月26日 16時0分

写真

親に整形させられた私が母になる


前回までのあらすじ<母が語る物語>
夫と別居したことで「どこに出しても恥ずかしくない娘に育てる」という重圧が私にのしかかってきて…。

■娘の欠点ばかりが目に入る…

育人プレッシャーが高まると娘の欠点ばかり目に付く
娘の欠点は内向的なところだ
しかもマンガばかり読んでアニメのイラストばかり描く
友だちと遊んでも自分の気持ちが言えない
私はそんな娘が心配だった




■娘が自立できるために親がしてあげられることは…

そんな悩みを職場の上司に話す機会があった
そこで上司から武道を習わせたらどうかと提案された母
上司の娘が通う剣道の道場を紹介された
もし警察官になれば将来は安泰だ




娘は顔がダメだから他のところでカバーしなくてはいけない
娘が強くなるために娘の将来にプラスになることを
母娘のために何でもやらせてあげたいと思っていた
そこで娘の髪の毛を切ることにした
ボーイッシュでよい
そこで剣道を誘ってみた
ひとりで遊ぶよりも心身共に強い子になれる!と母は言うけれど


母は

「強くて外交的=長所」
「気弱で内向的=短所」

という考えを持っていました
また、「漫画は教育に良くないもの」という認識でした。
もしかしたらそういった考えを持っている方は、多いのかもしれません。

でも、気弱なことを欠点と捉えないで
『優しい子』として捉えてくれていたら…
私の人生は変わっていたのかもしれません


「短所は長所」という言葉をよく聞きますが、人の見方によって短所に感じたり、長所に感じたりするのでしょう。

もしこの頃の私に声をかけてあげられるなら―――
『おとなしいことはダメなことじゃないよ。あなたはあなたのままでいいんだよ』
と言ってあげたいです。

その上で、
『自分の気持ちはちゃんと伝えようね』
『大勢と遊ぶことでしか得られないものがあるんだよ』
と、外にも目を向けられるような声をかけてあげたい。

まず否定が先にくるのではなく、
『そのままでもダメなんかじゃない。あなたは唯一無二の大切な存在なんだよ。生きていていいんだよ』

このことを、心に根付かせてあげたいなと思います。

文:著者(グラハム子)

→次回に続く

※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。



(グラハム子)

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