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私には逃げ場がない…婚約破棄まで考えた夫との生活。それでも私が耐えるワケ【シャトー家の観察絵日記 Vol.18】

Woman.excite / 2020年8月27日 10時0分

私には逃げ場がない…婚約破棄まで考えた夫との生活。それでも私が耐えるワケ【シャトー家の観察絵日記 Vol.18】

ダミー

「私の夫は家事をしない男」です。

交際中、夫は実家の一軒家に一人暮らしで、「親の家だから、結婚するまでは家に呼ばない」と言っていたため夫の家事能力を実際みることはありませんでした。それでも「一人暮らししているんだし、人並みにできるのだろう」と考えていました。

しかし、婚約後夫の家に初めて招待されて、その考えが甘かったことに気がつきました。

■「家事をしない夫」のこれまでのあらすじ
「子どもが産まれたら家事をする」と誓ったはずが、実際には妻が骨折しても体調不良で寝込んでも、動くことはなくて…。

■汚すぎる家、掃除しない夫…もう婚約破棄したい!

結婚後、この汚部屋に一緒に住むことになっていたため必死で掃除をしました。
夫の家で、夫が汚した部屋なのに、夫は何もしてくれませんでした。今後自分が住むために必死で掃除をしましたが、だんだん結婚生活が不安になってきました。


夫の寝る場所以外はものが散乱し、フローリングは埃が積もって茶色のはずなのに白い! シンクに溜まっている洗い物にはカビが生えているし、トイレなんておぞましくてひと目で逃げました。

しかし、「結婚後はこの家に住みたい」と言う夫の希望があったので、意を決して掃除を開始! その掃除も「2人で協力しあって」と思っていたのに、蓋を開けてみたら掃除をするのは私だけ…。夫の家で、夫が汚したものなのに

夫のスタンスは「したい人がすればいい。俺はこのままで困らない」。それは、新婚生活に向けて気持ちよくスタートさせるための努力をするつもりはないと、私は感じました。

夫は、専業主婦の母親がすべての家事を担う家庭で育ち、私も母は専業主婦でしたが、父は休日に家事を行う家庭で育ちました。

この育ってきた環境による価値観の違いが、新婚生活がはじまる前の家の掃除で発覚。夫の希望を叶えるために家の掃除をしようとしているのに、まったく協力するつもりがない夫に不信感が募っていき…。

とうとう婚約破棄の相談を実父にしたのでした…!


■婚約が破断できないない…そして結婚生活は…!?
家の掃除を私に任せっきりの当時婚約者だった夫。一緒に掃除をしてと言っても全くしてくれない夫に今後の結婚生活が心配になり、父に「破談にしたい」と相談しました。

しかし、実家は私にとって居心地のいい場所ではなく、父からも「帰ってこられても…」と難色をしめされます。

こうして私は、モヤモヤを抱えながらも結婚に踏み切ることに。結婚後は、夫の家に引越したために職場への通勤時間が大幅に増え、さらには夫の家事分担がのぞめないことから、勤務日数を減らした派遣社員になりました。

しかしそれでも平日は忙しく朝7時に家を出て、22時前に帰宅する生活。夫は帰りこそ22時半と遅いのですが、朝は8時半に家を出るので、実態としては私の方が家にいる時間は少ない状態。

それでも家事はすべて私。

平日はいいのですが、土日も夫は家事をすることもなく、家の使い方も汚く、私のイライラが募ります。
休みの日くらい少しは家事をしてほしい、と夫にお願いしますが
夫は「人に家事をしろって言うくらいなら、俺のことは何もしてくれなくていい。でもあなたは俺の稼いだお金を使っていいよ。俺は優しいから、俺の分の家事をしないからって生活費を渡さないなんてことしないよ」と言ってきました。
実家に逃げ帰りたいけれど、私にとって実家は甘えられる場所ではありません


この理不尽さに苛立ちが隠せず、夫との新婚生活はけんかが多くなり、「疲れた。実家に帰りたい」と思うこともしばしばだったのです。


■逃げ場所がない私に、夫の暴言はさらに加速

そして実家という逃げ場所が私にはないということをわかっているからか、夫も言いたい放題になっていきます。

夫は相手をとことん責めて黙らせたいと言う思いが怒ると出てくるようで、家事とは逸脱したかなりモラハラ気味の発言をしてきます。
夫に一緒に家事をしてほしいと伝えても全く伝わらず、大げんかになってしまいます。人で家事をすれば2人でゆっくりできるのに、その気持ちが夫には伝わりません。


私も働いていたとはいえ、大黒柱の夫からの「俺のことをしなくてもいいから、俺の稼いだお金、使っていいよ」の言葉は「使うな」と言われるよりも収入による家事比重を考えさせられてきつい一言でした。

ただ、私は一緒に家事をして一緒にゆっくりする時間を持ちたかっただけ。

それなのに夫は「責められてる」と感じるようで、私の人格否定をする発言をさらに被せてきて、最後は私が黙るしかない状態に持っていきます。

しかし…夫にも良心はあるようで…あまりにひどいことを私に言った時は言葉とは裏腹にこっそりと家事を少しだけして、私への謝罪の気持ちを表わしてきます。

ケンカをしてしばらくすると、急に夫が頼んでいない家事をし始めることがあります。夫なりに言いすぎたことと、家事を全部任せて甘えている自覚はあるようです。


夫の私への態度は簡単に許せるものではなくマイナスポイントがどんどん積み重なってきてはいますが…、憎めないところもある、いいところもあるのでそこに目を向けて褒めて伸ばしての夫育てを頑張っていきたいと思っている最中です。

次回は、夫が私に強気に出る理由となっている「私が実家に帰りづらい」話です。

(シャトー とん奈)

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