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春が旬の果物の美味しい食べ方&見分け方!春におすすめの果物狩りは?

Woman.excite / 2020年8月5日 11時0分

春が旬の果物の美味しい食べ方&見分け方!春におすすめの果物狩りは?

暖かくなってくると食べ物がおいしくなってきますよね。お魚やお肉にお野菜などさまざまなものを食べておなかがいっぱいになった後は、デザートに果物などいかがでしょうか? 今日は春に美味しい果物と、さらにおいしく食べるコツをご紹介します。


■春が旬の果物8選!おいしい実の見分け方は?
・いちご


©https://www.photo-ac.com/



春が旬の果物、まず第1号はいちごです。といっても、じつは厳密にはいちごは果物ではありません。果物の定義は樹になる実、野菜の定義は樹にならず草としてなるものなので、その定義に沿うといちごは野菜です。というのが農林水産省の定義なのですが、同時にはっきりと定義できないとも書いていて、つまりいまだ決着がついていない問題なのです。
とはいえいちごを野菜という人はあまりいないのではないでしょうか。

前置きが長くなりましたが、いちごの旬は3月から5月くらいまで、生産量も人気も栃木県の『とちおとめ』と福岡県の『あまおう』がツートップとなっています。高級な果物のイメージがあり、全国各地でスイーツなどに加工して愛用されています。

ビタミンCが豊富なうえ食物繊維も含まれていて美容に最適の食材となっています。寒い環境で育つほうが甘みを蓄えやすく、鮮やかな赤が全体にしみわたります。すみずみまで全体に濃い赤のものを目安に選びましょう。

・さくらんぼ


©https://www.photo-ac.com/



紅い宝石と呼ばれる異名を持っており、見た目の美しさと高級なイメージの両方をかねそなえた果物です。もともとは初夏の果物で夏の季語にもなっているのですが、近年の品種改良の努力の甲斐があり、春の果物として認知されるようになりました。季語としては今でも夏のようです。

山形の『佐藤錦』が最も有名で、そのほかにも『紅ゆたか』や『紅秀峰』など、品種は多岐にわたります。小さくてかわいらしい姿は見ていて飽きず、盛り付けを豪華にして場をなごませてくれるため重宝される果物です。

ケーキなどに加工するときは缶詰のチェリーが人気が高く、安価でお求め安くなっています。近年人気が高まっているサクランボ狩りですが、なんと必勝法が存在しているのをご存じでしょうか?それはできるだけ高いところから取るという方法なのです。

なぜかというと、サクランボは日光が当たるほど甘みが増す植物なので、高いところのほうが甘みが濃い可能性が高いというわけです。もし機会があったら試してみてくださいね。

・びわ


©https://www.photo-ac.com/



春の終わりごろになると、段々びわの季節がやってきます。桃栗三年柿八年という言葉がありますが、その続きは地域ごとで異なり、「びわ十三年」と続く地域があります。
それほど育つために時間のかかる植物ということなのですが、それでもさまざまな人々に広く愛される理由は、気品のあるかぐわしい香りと絵に描いたようなきれいな実がなることにあります。

多くの俳人や作家の心を揺さぶった果実のようで、万葉集や文人俳句集などの随所に、熱く心を砕いた文章が見受けられます。じつは未成熟の実には軽い毒性があり食べ過ぎると体に良くないので、一日に三粒程度を食べるかあるいは煎じてお茶で飲むようにしましょう。
鮮度の良いびわの選び方はなかなか難しいのですが、できるだけ張りとつやがあって、かつ皮に産毛が残っているものを選ぶようにしてくださいね。

・マンゴー


©https://www.photo-ac.com/



インド原産のマンゴーですが、なんと紀元前からある果物で、仏教では聖なる樹から取れるといわれています。日本語では菴羅(あんら)、あるいは菴摩羅(あんまら)と呼ぶのですが一般的な呼称とは呼びがたいでしょう。

日本ではもう一つ人気が足りないと見受けられるマンゴーですが、アジア一帯では昔から愛される果物で、ジュースやケーキに使用すると酸味が際立つおいしいデザートが作れます。

とはいえ日本で見かけないのにはいくつか理由があり、露地栽培では育ちにくいことや、極端に水に弱いことなどがその理由としてあげられます。そのためビニールハウス栽培で育てて市場に出回るようになったのですが、それは1990年代後半とつい最近の出来事なのです。

まだまだ認知度が低いため、これからに期待が持てる未来の果物といえるでしょう。選び方としては、食べごろになると皮から「ブルーム」と呼ばれる白い粉を吹きます。これを目安に買うことが大事です。

・アンデスメロン


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ご存じの方は少ないかもしれませんが、実はアンデスメロンはアンデス地方が原産ではありません。そもそもアンデス地方やアンデス山脈とは何の関係もない純国産のメロンなのです。ではアンデスとは何かというと、「安心です」の略称でつけられました。日本語が由来だったのですね!
ハウス栽培で病気知らずのうえ、とびきり甘いメロンということで、あっという間に日本中のスタンダードとなったのが1977年のことです。つるが少ししなびて甘い香りを出し始めた頃が食べごろです。

ところでメロンを使った料理というと皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか?メロンゼリーやメロンパフェ、最近はメロンパンに本物のメロンを使うこともありますが、ほとんどはスイーツの材料となっています。

ヨーロッパ地方では生ハムにメロンを添えて出す料理がありこれがとてもおいしいのです。驚かれた方もいるかもしれませんが、伝統的な食べ方なのです。
種明かしをすると、向こうのメロンは甘みが少ないため生ハムと合うのです。それならば日本のメロンではどうなのかというと、こちらも合うんです! 甘いメロンでも問題ありません。生ハムの塩味とメロンの甘みとの不思議なハーモニーが絶妙な魅力となって、病みつきになる味ですので、ぜひ一度試してみてくださいね。

・夏みかん


©https://www.pakutaso.com/



夏みかんの旬は、実は春なのです。夏に食べるころには旬を過ぎているのです。なぜこんな名前になったのか不思議ですよね。
4月ごろから徐々に甘みが増していき、6月ごろにはピークを迎えることになります。類似種が非常に多く111種くらいあります。
111種くらいといったのは現在進行形でまだまだ増え続けているからで、生産者の努力がうかがえます。夏みかんをジャムに仕立てたものをマーマレードといいますがこの料理を最初に作ったのはなんと福沢諭吉だそうです。驚きですね!

代表的な甘いものはポンカンやミカンなど。さっぱりしたものが夏みかんや甘夏となっています。手に持った時に重みがあり、変色しておらず、黄色みが濃いものを選びましょう。

・キウイフルーツ


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ニュージーランドの代名詞であるキウイフルーツは5月ごろに花を咲かせます。原産地は温帯なのですが、寒さにも非常に強い丈夫な植物となっています。

ニュージーランドのシンボルであるキーウィという鳥にちなんで名づけられ、酸味の強い味が特徴的です。種類は豊富でグリーンキウイやレッドキウイなどいくつかあり、どれもビタミンCが多く含まれることが共通しています。
たんぱく質を分解する酵素を含有しているので加工にはコツがいりますが、ゼリーやジュース、ジャムやお酒など様々な方面で活躍する人気のある果物です。

イタリア、中国、ニュージーランドが産地として名高く、国内では栃木県の生産量が多くなっています。非常に痛みやすいので、選ぶときは軽く押して弾力のあるものを選ぶようにしてくださいね。

・ネーブルオレンジ


©https://food-foto.jp/f_180.html



オレンジ系第2弾は、ネーブルオレンジ。ネーブルとは日本語でへそのことで、中央のくぼみがへそのように見えることからネーブルオレンジと呼ばれています。柔らかい口当たりの甘味と酸味が、日本人にとってどこか懐かしい味わいと言われているオレンジです。

3月から4月が旬でカリフォルニア産が有名ですが、国内産もわずかに出回っています。面白い品種の名前が多く、『ワシントン』『トムソン』『鈴木』『福本』など、人名から取ったと思われるユニークな名前がほとんどとなっています。加工先はジュースへの割合が多めですが、スイーツに使われたりもします。

■春の果物をよりおいしく!食べ方のコツ

新鮮な果物を買った後はどのように食べるかを考えてみましょう。そのまま皮をむいて食べるのももちろんおいしいのですが、ジューサーやスクイーザーなどでジュースを作ってもおいしく召し上がれます。

お酒に混ぜてカクテルを作ったり、冷凍庫に入れてシャーベットにしてもおいしく召し上がれます。冷凍庫に入れたシャーベットを氷代わりにジュースを入れて超豪華ジュースを試してみてください。爽快感マシマシのおいしさが得られます。

料理の隠し味などに使うのもいいでしょう、オレンジなどの柑橘類は油物との相性がよく、いちごやさくらんぼなどは酢の物などの色どりに使うこともできますよ。

・適度に熟させる


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さらに通な果物の選び方をお教えします。それは完熟よりほんの少し手前の果物を買うことです。青臭くて食べにくいとお思いの方は、追熟をさせてみましょう。果物はもいだ後も熟そうとしていて、家庭でこれを行うのです。

15度から20度の部屋にリンゴやバナナなどと一緒に置いておくだけ、これだけでうそのように甘くなります。これは果物から出るエチレンガスを利用した方法で、熟すのが早くなるテクニックです。しかし中には追熟しない果物もあり、いちごやびわ、さくらんぼなどがこれにあたります。

・品種ごとの特徴を調べる

当然ですがそれぞれの果物には品種があり、同じ果物でも品種ごとに違う特徴を持ったものがいます。
例えばリンゴの旬は一般的には冬頃で『ふじ』という品種は4月くらいまでが旬となりますが、『夏明』という品種は冬ではなく8月ごろに旬を迎え、『世界一』という品種は1月ごろがピークとなっています。品種によって取れる時期や旬がバラバラだったりするので、一番おいしい時期に食べたいですね。

・切り方を工夫する


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普段皆様はケーキをお召し上がりになるでしょうか? スポンジケーキ台に生クリームやチョコがかかっていて、その上にウエハースや果物がのっていたりすると、さらに食欲をそそられますよね。

あのケーキに乗っている果物、どうやって切ったのか想像もつかないほどおしゃれでメルヘンな形に切られていますよね。飾り切りをすることで食欲が増進する効果もあるのです。果物というのは独特な形が多くて、それに合わせて切るのが基本です。ところどころに切り込みを入れるところから挑戦してみるといいでしょう。

■春におすすめ! おいしい果物レシピ


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おいしい果物が手に入ったら是非一度作ってみてほしいレシピをまとめました。春のウキウキな気分で作ってみてください!

・いちごのジャム


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材料 
イチゴ300g 砂糖60g レモン汁少々


  1. イチゴはへたをとって洗い、半分に切っておきます。
  2. 鍋にいちごと砂糖を加え中火にかけ、砂糖が溶けたら火を弱くしてレモン汁を入れます。

《ポイント》
イチゴ以外の果物でも作ることができます。保存するときは粗熱をとってから瓶などに詰めてください。三温糖を使うとさらに味がよくなります。


・夏みかんのゼリー


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材料4人分 夏みかん1個 グラニュー糖40g 粉ゼラチン5g ミント適量 水100cc 水(ゼラチン用)大さじ1


  1. 夏みかんを半分に切り、片方は種を除いて果汁をとり、もう片方は1房ずつ分けて薄皮も向いておきます。
  2. ボウルにゼラチンと水を入れて混ぜ約10分置いておきます。
  3. そこに夏みかんのしぼり汁を混ぜたらグラニュー糖を加え、鍋に移し弱火にかけて10分混ぜます。
  4. グラニュー糖が溶けたら1.を入れ、鍋を氷水につけ粗熱をとりバットに移して、冷蔵庫で60分たったら器に盛りつけてミントを飾り完成です。

《ポイント》 ゼラチンを溶かすときは、ゆっくり丁寧に混ぜてください。

・マンゴースムージー


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材料4人分 マンゴー200g プレーンヨーグルト300g 牛乳100cc はちみつ80g ミントの葉適量

  1. マンゴー、ヨーグルト、牛乳、はちみつを混ぜてフードプロセッサにかけます。
  2. ミントの葉を飾って出来上がりです。

《ポイント》 とても簡単なメニューで、朝食などにも向いています。メロンなどほかのフルーツと混ぜてもおいしく召し上がれます。はちみつは混ざりにくいので、丁寧にフードプロセッサーにかけてみてください。
はちみつはお好みですが、多めに入れることをおすすめします。

・チェリーパイ


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材料6人分 冷凍パイシート2枚 さくらんぼ200g グラニュー糖50g レモン汁大さじ2 カスタードクリーム250g

  1. さくらんぼのタネをとり、グラニュー糖とレモン汁を混ぜて弱火にかけ、焦がさないように煮詰めてジャムを作ります
  2. 冷凍パイシートを麺棒で薄くのばし、型を抜いて180度に予熱したオーブンで20分加熱し、粗熱をとります。
  3. カスタードクリームを塗ってサクランボジャムをのせて粉糖を振って完成です。

《ポイント》 アルコールが平気な方は、さくらんぼジャムにダークラムを少々入れると風味が引き立ちます。オーブンの火加減に気を配ってください。慣れた方はカスタードクリームも自作してみましょう。

■春に楽しめる果物狩り!持ち物は?
・春に楽しめる果物狩りの種類


©https://www.pakutaso.com/



春は果物が多くとれる季節ですので、果物狩りには絶好のシーズンです。
ぶどう狩り、桃狩り、いちご狩りといった定番のものをはじめ、食べ放題にアップルパイが付いたツアーや、パフェづくりが体験できるツアー、バーベキューもセットになったツアーと、思う存分楽しむことができるものばかりとなっています。
参加する際には下準備を整えて、よく体調を管理してから元気に楽しみましょう。たまに童心に帰ると心が喜びますよ。

・持っていくと便利なグッズ


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いざ果物狩りにでかけようといっても、どんな服装で何を持っていけばいいか悩む人も多いでしょう。まず大事なのは、スプレーや蚊取り線香などの虫よけ対策と、日焼け止めや帽子などの紫外線対策です。

また、通気性の良さを重視した長袖と長ズボンを選び、果物の汁が飛び散ることも想定して汚れてもよい服にしましょう。
靴も同様で、現地がぬかるんでる可能性を考慮した靴が適しています。この装備では少々暑いと思われるので、冷却シートや冷却スプレーを一緒に持っていくといいでしょう。

そのほかにもタオル、ウエットティッシュ、ビニール袋、水分補給用の水や栄養ドリンクなどを持っていくと存分に楽しめます。
けがをした時のために、ばんそうこうやビニールシート、氷入りクーラーボックスがあるとなお便利ですよ。InstagramやTwitterに写真を上げようと考えてる方は、携帯電話やスマートフォンも忘れずに持っていきましょう。

■見て・食べて、春を満喫しにでかけよう!


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春になるとさまざまな果物だけではなく人間やその他の動物も活発的に活動するようになります。
晴れた日に外に出るとうきうきとした気分になり、豊かな感情が芽生えて気分転換できることでしょう。その中でも果物狩りはぜいたくな気分を味わうことができ、春を満喫することができますよ。ぜひ、外に出てたくさんの春を見つけてみてください。
(AYA)

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