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【なすのいろんな冷凍方法】あまっても大丈夫!解凍から調理まで完全解説

Woman.excite / 2020年8月8日 11時0分

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夏の定番野菜といえばなす!
なすは生でも食べられて、煮ても焼いても揚げてもおいしく、レシピも豊富な万能野菜ですよね。
家族みんな大好物で、食卓には欠かせないという方も多いのではないでしょうか。
そんなおいしいなすでも、使いきれなくて余ってしまった経験はありませんか?
「食べきれなかったなすはどうやって保存すればいいの?」
「なすは冷凍しても大丈夫?」
とお悩みの方もいらっしゃると思いますので、なすの正しい保存方法やアレンジ料理などをご紹介していきたいと思います。
これを参考にしていただければ、安いときにたくさん買っておくということもできるようになるので、節約にもつながるかもしれません…!


©https://www.photo-ac.com/



■なすはそのまま冷凍しても大丈夫?
そもそもなすは冷凍保存できるのでしょうか?
まずはそこから見ていきたいと思います。



Ⓒhttps://www.foto.ne.jp/



・なすは冷凍がおすすめ
あまり知られていませんが、なすは冷凍することができるんです!
なすの成分はほとんどが水分でできていますので、冷凍するとなすの水分が抜けて、皮の部分がしっかりと残った食感になります。
また、大きなメリットとしては冷凍すると野菜の繊維が切れて味が染み込みやすくなるんですよ!
調理時間も短縮できるので冷凍保存は実はとてもおすすめなんです。


・なすは乾燥と低温に弱い


Ⓒhttps://food-foto.jp/f_181.html




冷蔵庫でなすをそのまま保存しておくと、しわしわになったりブヨブヨしたりしてきませんか?
なすの弱点は「乾燥」と「低温」なんです。
なすの最適な温度は8度~12度で、湿度は90~95%だといわれているので家庭用の冷蔵庫だと低温障害が起きてしまうんです。
つまり、冷蔵庫にそのまま保存すると傷みやすく、すぐに腐敗が進んでしまうので注意が必要です。



・なすの冷蔵保存期間の目安



Ⓒhttps://food-foto.jp/f_181.html



前述したとおり、冷蔵庫だと低温障害が起きやすいため、できるだけ早く食べることをおすすめします。
そのままの状態でなすを冷蔵保存すると、2~3日で傷みや変色する恐れも。
なるべく鮮度を保たせたい場合は1本ずつラップに包んで保存袋にいれて野菜室に入れておきましょう。
こうすることで、冷蔵保存期間はだいたい10日ほど延ばすことができますよ!




・なすの冷凍保存期間の目安



Ⓒhttps://www.foto.ne.jp/




では、冷凍したなすの場合はどうなのでしょうか?
実はなすを冷凍保存すると約1ヶ月程度まで保存可能なんです!
おいしさを損なわずに保存期間も長いのはありがたいですよね。
ポイントは冷凍するときは冷凍した日付を保存袋に記入しておくこと。
そうすることで食べ忘れ防止にもつながります。


■なすを冷凍する前の注意点

なすを冷凍保存をするメリットはたくさんあるということはお分かりいただけたでしょうか?
しかし、それはきちんと適切な方法で保存してこそ効果があります。
次はなすを冷凍する前にしておくべきことをご紹介していきますね。

・アク抜きをする


Ⓒhttps://www.foto.ne.jp/



なすはカットすると、すぐに変色してしまいます。
これは切り口から空気に触れ、なすが酸化してしまうからなんです。
変色すると、その部分の身も皮も固くなってしまっておいしさが損なわれる原因になります。

そういった変色を防ぐためには「アク抜き」をしておく必要があります。
アク抜きの方法はなすをカットしたら、すぐに塩水に浸しておくだけ!
浸す時間は10分から30分程度でOK。
こういたひと手間がおいしさを保つポイントなんです。


・水けをふく



Ⓒhttps://www.foto.ne.jp/



よく冷凍するときに食材に霜がついてしまうことってありませんか?
霜は冷凍保存の大敵です!
霜がついた食材は冷凍焼けを起こしており、おいしさが激減してしまうので気をつけなければなりません。
なすのアク抜きが終わったら、必ずキッチンペーパーなどで水気をふき取ってから保存するようにしましょう。


・美味しいなすの選び方
どうせ食べるならやっぱりおいしい食材を選びたいもの。
おいしいなすを選び方には3つのポイントがあります。



Ⓒhttps://food-foto.jp/f_181.html



1.キズがない
まず、一番分かりやすいのはなすにキズがあるかどうかです。
なすにキズがあると、そこから乾燥して傷みの原因になってしまいます。
なす全体にキズがないかどうかを見て選びましょう。

2.ヘタがトゲトゲしている
次に見るところはなすのヘタの部分です。
触れるとトゲトゲして少し痛いと感じるくらいのものが新鮮な証拠です。


3.皮にハリがあり濃い紫色をしている。
3つ目は皮のハリや色味といった部分です。
新鮮ななすは皮にハリがあり、ツルツルとした光沢があります。
また、色も紫の色が濃ければ濃いほど栄養価が高い証拠です。
1本では判断しにくいと思いますので、複数のなすを見比べてみると違いが分かるはずですよ。


■なすは用途に合わせていろいろな保存の方法がある

なすは用途に合わせて冷凍保存の方法を変えておくと、作るときにグッと楽になります。
また、衛生面でも安心ですし、調理時間も短縮できてとってもおすすめ!
保存方法を用途ごとにまとめてみましたのでぜひご覧ください。

・丸ごと『保存袋』へ



Ⓒhttps://www.foto.ne.jp/



なすは丸ごと冷凍保存することができます。
その際、保存袋にいれて空気を抜いて冷凍庫に入れるようにしましょう。
ただ、丸ごと冷凍すると大きくて解凍には時間がかかります。
解凍した後に切るのもぶにゃっとしていて切りにくいのが難点。
そのため、丸ごとのなすはそのまま加熱し、煮物やおひたしにするのがおすすめです。
冷凍すると、なすの繊維が切れて味が中まで染みるのでおいしさはばっちりです。


・カットして『保存袋』へ



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次になすをあらかじめカットして冷凍保存する方法です。
こちらは幅広く調理に活用できるのでとってお便利ですよ!
自分が作りたい料理のサイズに切っておけば、解凍せずに冷凍のまま調理することができます。
なすをメインにするかサブにするかによって、カットするサイズを変えて保存しておけば使いやすいのでおすすめです。


・電子レンジで温めてから『保存袋』へ



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次は、なすをあらかじめ加熱しておいてから冷凍する方法です。
先に加熱をしておくと、生よりもなすのおいしさをキープしたまま保存することができます。
1番手間がかからないのは電子レンジを使うことです。
耐熱皿にまんべんなくカットしたなすを敷いてラップをかけて5~7分ほどチンをするだけ。
後は粗熱をしっかりとってから保存袋にいれて冷凍にいれておけばOKです。
こちらも料理しやすいサイズにカットしておくと便利ですよ!


・焼いてから『保存袋』へ


©https://www.photo-ac.com/



少し手間をかけるなら、なすを焼いてから保存袋に入れて冷凍保存するのも良いですよ。
作り方はなすをアルミホイルで包み、グリルやオーブントースターで弱火で20~30分ほど焼きます。
焼きあがったなすは氷水で冷やして皮を剥き、粗熱をとって保存袋へいれれば完了です。
焼きなすは調理後に食べても、冷凍して解凍してから食べてもおいしさはほとんど変わりません。
なので、たくさん作っておいて、残りは冷凍するのがおすすめ!
解凍すればそれだけで1品できますし、アレンジも自由自在ですよ。


・揚げてから『保存袋』へ


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最後は揚げてから冷凍保存する方法です。
なすをカットし、アク抜きしてから高温の油で手早く揚げていきます。
こうすることでベチャベチャならず、食感がしっかり残ります。
揚げた後は粗熱をとって、空気を抜いてから保存袋にいれましょう。
調理するときは凍ったまま入れるだけでいいので楽ちんですよ。


■冷凍したなすの解凍方法

冷凍したなすはどのように解凍すればよいのでしょうか?
主な方法が2つありますのでご紹介したいと思います!

・自然解凍


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1つ目の方法は自然解凍です。
こちらは加熱調理した冷凍なすにおすすめの方法です。
冷凍した揚げなすに麺つゆをひたして冷蔵解凍したらそれだけで揚げびたしが作れちゃいます。
また、調理した冷凍なすをお弁当にいれておくのも良いですよ!
昼ごろには解凍されていてそのまま食べられるのでとっても便利ですよ。


・電子レンジを使用する


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2つ目の方法は電子レンジでの解凍です。
電子レンジに平らに並べて30秒くらい加熱してください。
このままだと半解凍状態ですが、調理する段階で熱が通るので安心してくださいね。


■冷凍なすのおすすめアレンジ料理

最後に冷凍なすを使ったおすすめのアレンジを3つご紹介したいと思います。


・お肉と一緒に炒める



Ⓒhttps://food-foto.jp/f_181.html



なすは油を吸いやすい食材です。
そのためお肉との相性がバツグンで、肉のうまみを吸ったなすは絶品!
ただ、油を吸いすぎてなすがべちゃべちゃになってしまうのは避けたいところ。
生のなすは油を吸いやすいので注意が必要ですが、冷凍なすはその心配がなく、ヘルシーに食べられるのが魅力ですね。

・煮物にする



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冷凍したなすは繊維が切れていて味が染み込みやすいのが特徴です。
なので煮物やおひたしにするのもおすすめです。
煮物だと冷凍なすでも生のなすと変わらない味と食感が楽しめます。
トロトロで味が染み込んだなすはとてもおいしいのでぜひ試してみてださいね。

・スープや味噌汁に入れる



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冷凍なすは凍ったまま調理できるのが大きなメリットです。
インスタントのスープや味噌汁に冷凍なすを入れてお湯を注げば、あっという間になす入りの汁物ができます。
インスタントの汁物だけでは味気ないなというときや、忙しい朝など、簡単に野菜をプラスできるのは嬉しいですよね。
なすのサイズが大きくお湯だけで解凍ができない場合は、少しだけなすをレンジで加熱してからお湯を注ぐと良いですよ。



■冷凍なすを有効活用しよう


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いかがだったでしょうか?
なすは冷凍保存すると、料理の時短にもなりますし、長持ちさせることができ、家計にもプラスになるメリットがたくさんあることがおわかりいただけたと思います!
そしてなによりおいしさが損なわれないことが大事ですよね。
お家にあるなすが使いきれないときには、ぜひ参考にしていただければと思います。
お好きななすのレシピに合わせて冷凍保存をして、いつでもおいしいなす料理を作ってみてくださいね。
(AYA)

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