ナッツはダイエットにおすすめってホント?効能・種類・やり方まで解説!
Woman.excite / 2020年8月2日 11時0分
栄養がたっぷりと含まれ、味もおいしい「ナッツ」。おやつやおつまみとして、楽しまれている方も多いと思いますが、ナッツをがダイエットや美容にも良い食べ物であるというイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
でも、ナッツがダイエットにおすすめであるという話は、本当なのでしょうか?
そこで今回の記事では、ナッツが持っている効能、いろんな種類のナッツの栄養素について、またナッツを使ってダイエットをする方法やその注意点について解説します。
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■ナッツはダイエットに効果アリ?栄養と効能
まずは、ナッツが持つ栄養とその効能についてご紹介します。この効能をみてみると、やっぱりナッツはダイエットに効果がある食べ物のひとつであるといえそうです。
・ナッツのカロリー
ナッツの栄養と効能をご紹介する前に、気になるナッツのカロリーからご説明します。
ナッツというと「少し脂っぽくて、カロリーが高い」という印象を持っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
気になるカロリーは、ナッツの種類によって異なるものの、一日に食べるナッツ量の目安である25gで考えると、アーモンドで150kcal程度です。25gはだいたい片手の手のひらに軽く一杯分の量になります。炊いた白米をご飯茶碗に軽くよそうと約240kcalですので、ナッツは、カロリーが低い食材であるとはいえません。
しかしナッツが持っているこの脂肪分は、身体に必要なとても良質な脂肪なんです。食べる量の目安をしっかりと守れば、カロリーの摂取しすぎを防ぐことができますし、ナッツが持っている栄養素もしっかりと摂ることができ、ダイエットや健康に良い効果が見込めます。
・『食物繊維』豊富で便秘解消
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ではここからは、ナッツが持っている、ダイエットや美容に嬉しい栄養素と効能についてご紹介します。
まずは、意外にもナッツに多く含まれる「食物繊維」から。その食物繊維の量は、なんとゴボウの2倍ともいわれています。また、ナッツに含まれるのは、不溶性の食物繊維なので、体内で消化される途中の腸で水分を吸って膨らみ、腸の動きを促してくれる作用があります。
便秘に悩まれている方には、特におすすめの食材といえますね。便秘も体重増加の原因のひとつですので、便秘が解消されるだけでもダイエットに効果があるといえます。
またこの豊富な食物繊維のおかげで、少量のナッツでも、食べると満腹感が得られ、腹持ちがいいというメリットもあります。定期的にナッツを食べることは、食事や間食の量を減らすことにつながり、結果的にダイエットにも良い効果があるんです。
・『n-3系不飽和脂肪酸』で美肌効果
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お次は、特にクルミに多く含まれる脂肪「n-3系不飽和脂肪酸」について。この脂肪酸は、健康に重要な栄養素であるにもかかわらず、体内では合成されないため、食事で補う必要がある「必須脂肪酸」のひとつです。
この脂肪酸をクルミを通して適度に摂取すると、中性脂肪の低下や血液をさらさらにする効果があるといわれています。
血液の流れが滞るとむくみやすかったり、顔色が悪くなったりする原因にもなりますので、クルミを食べることで、美容に大切な美肌効果も期待できます。
・『ビタミンB群』で代謝促進
髪や皮膚などの細胞再生に関わるビタミンB2など、ビタミンB群が摂取できるのもナッツの魅力です。ビタミンB群は代謝を促進するため、肌の健康維持にも役立つといわれています。
そのほか、代謝促進の効果のひとつとして身体の脂肪が燃焼しやすくなることも挙げられます。このような栄養素を持つナッツは、やはりダイエットに良い食材のひとつであるといえますね。
■ナッツダイエットに効果のある種類と栄養
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そんな私たちの健康に嬉しい栄養素が含まれるナッツですが、ナッツの種類によって含まれている栄養や効果は異なります。ここでは、それぞれのナッツが持つ栄養について解説していきます。
・クルミ
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まずは人気のナッツ「クルミ」から。クルミにはn-3系脂肪酸の一種であるαリノレン酸が多いことが特徴。この栄養素は血管をしなやかにする効果があり、生活習慣病の予防効果が期待できます。
日本人はn-3系脂肪酸が不足しがちな食生活をおくっているといわれているため、積極的にとると健康に良いナッツです。
そのほか、クルミに含まれるトリプトファンからセロトニンが合成されるため、疲れた心を癒す効果もありますし、クルミの薄皮部分には多くのポリフェノールが含まれているので、抗酸化作用も期待できます。脂肪分が高いナッツなので、1日に10粒程度が食べる量の目安です。
・アーモンド
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お次は、ナッツの王様といわれる「アーモンド」。食物繊維やビタミンEなどが豊富に含まれ、ナッツのなかでも特に栄養が高いといわれています。便秘解消や美肌効果が期待できます
ビタミンB2も含まれているため、肪燃焼効果もあり、ダイエットの効果が特に期待できるナッツ。1日の摂取目安は、25粒程度です。
・カシューナッツ
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やわらかい食感で、お子さんにも人気の「カシューナッツ」。鉄分と亜鉛が含まれているため、貧血の予防に効果があります。ビタミンB1も含まれており、疲労回復に必要な栄養も摂取できます。
こちらも1日の摂取量の目安は10粒程度。カシューナッツは、ほかのナッツに比べて糖質が多く含まれるので、ダイエットしているときには食べ過ぎに注意が必要です。
・マカダミアナッツ
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ハワイのお土産としても人気の「マカダミアナッツ」。
血液をさらさらにする効果があるとされるオレイン酸・パルミトレイン酸が含まれていて、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐ効果もあります。
・タイガーナッツ
この「タイガーナッツ」というナッツは、あまり聞き慣れないかもしれません。
名前にナッツとついているものの、実はナッツではなく「カヤツリグサ」という植物の茎にできる塊の部分をさします。
「タイガーナッツ」は、特に食物繊維が豊富。もともと多いとされるアーモンドの3倍も食物繊維が含まれているそう。そのほかビタミンEも豊富で、美肌効果も期待できます。味はナッツに似ていて香ばしく、食べやすいのだそう。しかもカロリーは、ナッツと比べて低いため、まさにスーパーフードといえます。
古代エジプトから食べられてきた歴史ある食材で、含まれる栄養素の豊富さから、最近、海外セレブの間で注目されている食材です。
・ピーナッツ
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お次はピーナッツ。実はこちらもナッツではなくマメの一種です。
ピーナッツには、必須脂肪酸であるリノール酸が含まれていて、生活習慣病の予防効果が期待できます。ピーナッツの薄皮にもアントシアニンなどの栄養素が含まれるため、可能であれば皮付きで食べる方が、より多くの栄養を得られますよ。
ピーナッツは、お値段がお手頃なことも嬉しいですね。ただピーナッツには、塩味がついているものが多く、食べすぎると塩分過多になるためよく選んで買うようにしましょう。
・ヒマワリの種
ミックスナッツなどで見かける「ヒマワリの種」。日本では、ハムスターのごはんというイメージが強いかもしれませんが、実は抗酸化作用が期待できるビタミンEや、貧血予防に繋がる鉄分が豊富に含まれています。
日本ではヒマワリの種だけが売っているのはあまり見かけませんが、アメリカでは長く愛されている食べ物です。
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・カボチャの種
お次はカボチャの種。あまり意識的に食べる食材ではないかもしれませんが、漢方として使われるほど、栄養素が豊富なんです。
リノール酸やαリノレン酸といった良質な脂肪分や、鉄やカルシウムなど多くのミネラルが含まれています。ダイエットや美肌効果、そして貧血予防などの効果が期待できます。
・大豆
最後は大豆。大豆もナッツではなく、マメの一種ですね。ナッツと比較して食物繊維とたんぱく質が多く含まれていることが特徴。お肉に含まれるくらい多くのたんぱく質を大豆から得られることから、「畑の肉」とも呼ばれています。
有名な栄養素であるイソフラボンが豊富で、女性には嬉しい食材といえます。
■ナッツダイエットはどうやるの?
ここまで、ナッツに含まれる栄養素についてご紹介しました。ナッツには、ダイエットや美容のみならず、健康を維持するために大切な栄養素がたっぷりと含まれていることがわかりましたね。
お次はナッツを用いて効果的にダイエットを行う方法についてご紹介します。
・ナッツダイエットで食べる目安量
ナッツの種類によって1日に食べる目安の量は異なりますが、ミックスナッツの場合、1日に25g程度が目安。だいたい片手の手のひらに軽くのせられるくらいの量です。アーモンドだと、25粒程度がちょうど良い量です。
あまり多く食べすぎると、ナッツに豊富に含まれる脂肪分のせいでカロリーオーバーになってしまい、ダイエットには逆効果になってしまいます。しっかりとこの目安を守って食べるようにしましょう。
・アーモンドとクルミを7割
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ダイエットに良いとされている食物繊維や栄養素は、特にアーモンドとクルミに豊富。
ナッツを食べるときは、その総量の70%はアーモンドとクルミをとるようにしましょう。あとの3割には、お好みのナッツを加えてさまざまな栄養素が幅広くとれるようにすると良いですね。
・ミックスナッツがおすすめ
特に好きなナッツがある方や、摂取したい栄養素が決まっている場合には、一種類のナッツを食べるのもいいですが、おすすめなのはミックスナッツを食べること。
いろんなナッツが含まれているため、栄養の偏りなくいろんなナッツが持つ栄養素を一度にバランスよく食べることできます。
ミックスナッツを選ぶときには、その総量の70%はアーモンドとクルミで占められているようなものを選ぶと、特にダイエットに良い栄養をとることができますよ。
・無塩で素焼きのものを選ぶ
ダイエットを目的にナッツをお店で買うときは、「無塩」で「素焼き」のナッツを選ぶことが大切です。
塩が入っているナッツはおつまみにはぴったりですが、この塩が高血圧などの原因になり得るのです。せっかく血液さらさら効果がのぞめるナッツを食べているのに、塩も一緒にとってしまうとその効果が減ってしまいますので、気をつけたいですね。
またフライにしたナッツも、ときどきスーパーで目にします。もともとナッツはカロリーが高めの食材ですので、油で揚げてしまうとそのカロリーも大幅にアップしてしまいます。ダイエットの効果を期待してナッツを買うときには、素焼きのものを選ぶようにしましょう。
・間食に置き換える
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ナッツダイエットをはじめても、いきなりナッツをご飯に置き換えるのはしんどい…。そんな方におすすめな方法が、いつもの間食をナッツに置き換えることです。
ナッツは高い脂肪分と食物繊維が入っているので、少量を食べただけでもお腹が満たされます。腹持ちも良いため、いつも食べている間食のお菓子や甘いジュースの代わりとして、ナッツがぴったりなんです。
小麦粉や砂糖がたっぷりと入ったおやつに比べて、ナッツの方が血糖値の上昇がゆるやかになり、脂肪が蓄えられることが少なくなりますよ。
現在はコンビニ・スーパーなどでも個包装になったミックスナッツや、ジッパー付きのナッツが販売されていますので、出かけるときにバッグに入れたり、会社のデスクに常備してもいいですね。
・朝ナッツダイエットもおすすめ
あとは、朝食の一部をナッツに置き換える、もしくはナッツを朝ごはんとして食べる方法もおすすめ。腹持ちが良いため、間食を減らす効果が期待できます。
ナッツだけを食べるのはしんどいという方には、ヨーグルトにナッツを入れて朝食として食べるとおいしいです。
■ナッツダイエットの注意点
ナッツダイエットは手軽に始めることができますが、いくつか注意すべき点もありますので、ご紹介します。
・ナッツの食べすぎ
まずはナッツの食べすぎはNGです。栄養素が豊富でダイエットにも健康にも良いナッツですが、多く食べるとカロリーオーバーで、逆に太ってしまう原因になります。
1日25gという目安量をしっかりと守って、食べるようにしましょう。
・夜は避ける
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気軽に食べられるので、ついつい小腹がすくとナッツに手を出してしまう気持ちもわかりますが、夜ごはん後や寝る前にナッツを食べることは避けましましょう。
というのも、夕方から夜の時間帯は、脂肪細胞に脂肪を貯めこもうとするたんぱく質が活発になる期間。くわえて、私たちの活動量も落ちる時間帯ですよね。このときにカロリーが高いナッツを食べると、脂肪として溜め込まれやすくなってしまうので、ダイエットには逆効果になってしまうんです。
ナッツは、朝ごはんや間食の代わりとして、日中に食べることをおすすめします。
・しっかり噛んで食べる
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ナッツは、しっかりと噛んで食べることで、体内での栄養吸収率が上がります。大きいまま飲み込むと、消化器官に負担がかかり、逆に便秘や下痢などになってしまう可能性もあります。よく噛んでから食べるように心がけましょう。
またナッツをよく噛むことでより、満腹感を得やすくなり、間食の量やごはんの量を減らすのが簡単になります。同じ量のナッツを食べるにしても、そのメリットを最大限得るためには、よく噛んでナッツを食べることが大切なんです。
■ナッツを効果的に食べて健康に
以上、ナッツに含まれる栄養素やその効能、ナッツダイエットを行う方法やその注意点についてご紹介しました。ナッツには、ダイエット・美容のみならず、日々の食事ではなかなか摂取することができないさまざまな栄養素が含まれています。
適切な量のナッツを効果的に摂取することで、より健康で理想的な体型の身体を目指したいたいですね。
(AYA)
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