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分散登校に6月の入学式…「いつもと違う」が、娘にもたらした思わぬ効果【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.14】

Woman.excite / 2020年10月27日 9時0分

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分散登校に6月の入学式…「いつもと違う」が、娘にもたらした思わぬ効果【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.14】

娘の保育園卒園、そして小学校入学という一大イベントが連続するこの2020年は、わが家にとってもドキドキの一年…となるはずでした。

しかし、世界は新型肺炎で大混乱。

当たり前の日常がいかに尊いものであったか、思い知る日々になりました。

わが家は保育園の卒園前から、私が在宅仕事であることもあり、自主的に登園自粛をしていました。

保育園最後の時間を、大好きな先生やお友だちと過ごす残りわずかな時間…

ですが、同じ小学校へ上がるお友だちが多いのもあり、「また近いうちに会えるよね!」と前向きになることができました。

娘は娘で、家族でゆっくり過ごせる日々が新鮮だったのか、不満も漏らさずに毎日を楽しんでいました。

しかし、徐々に弟のうっとうしさに嫌気がさし始める娘…

■ドキドキの小学校入学! のはずが…

そんな日々が続く中、入学式が行われないまま、小学校の分散登校が始まりました。

娘の通う小学校では、1クラスが4グループに分けられ、週に一度登校する、というカタチの分散登校が行われることになりました。

1クラス40人ほどの生徒が10人程度におさまり、ゆったりとスペースを設けて授業を受けられる、というものです。

親子ともども、さまざまな不安がある中の初登校…

それは久々の、親子が離ればなれの時間。

慣れない場面の苦手な娘が泣いていないか、母は気が気でありませんでした。

慣れない場面の苦手な娘が泣いていないか、母は気が気でありませんでした

 
 

■分散登校がもたらした意外な効果とは!?
でしたが、帰ってきた娘はニコニコ。

同じ保育園だった男の子が、同じグループにもいたようでした。

今まで、入園や転園の際にはなかなか気持ちが切り替えられず、パニックで泣いてしまうことも多々あった娘。

ですが、今回は休校時間があったことで、娘なりに徐々に気持ちを切り替えられたようで…

宿題も少なめのゆっくりペースで、先生やクラスメイトとも、少しずつ慣れていくことができる、この分散登校が、娘にとってはちょうどいい慣らし期間になったようでした。

また、“そろそろ入学式だけど、まだ始まらない…”という時間が、娘のワクワクする気持ちを膨らませてくれた部分もあったのかもしれません。

こうして、週1ペースの分散登校を経て、6月には参加する保護者をひとりに限定した、入学式も無事に執り行われました。

■“いつもと違う”が良いきっかけになることも…
“いつもと違う”が良いきっかけになることも…

泣く泣くお留守番する夫。

(しかし、このお留守番がある事件を起こすことに…それはまた次回)

「慣れない場所で、きっとパニックになってしまう…」と先生に相談し、前もって学校に慣れる期間を設けていただくことになっていた入学式。

それも、わが家の場合は休校&分散登校期間があったことで必要なくなり、娘も落ち着いた様子で、笑顔のあふれる入学式になりました。

うちの娘の場合は、運よく“小学校入学のタイミング”で休校となったので、このような流れになりましたが、同じ特性を持った子でも、学校生活が突然途切れてしまった上級生の場合は、学校に行けない休校期間や、今までとは違うクラスの雰囲気に、不安になってしまったと思います。

登校再開と言われても、すぐには適応できないはずです。

いつもとは違う日常がくれた娘との時間は、わが家にとっては決してネガティブなものではありませんでしたが、まだ世界は、1年前とはまったく違う状況です。

当たり前を当たり前に過ごせる人間でも疲れてしまうのに、体力があり余る元気盛りの子どもたちや、その親御さんは、その何倍も疲れてしまっているはずです。

お友だちと思う存分にふれあい、話すことができる、穏やかな日常がどうかいち早く戻ってきますように、と祈るばかりです。
 
 
(たんこ)

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