夜間救急は高速道路のはるか先! 突然の娘の「腹痛」にてんやわんやした夜【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.16】
Woman.excite / 2020年12月26日 9時0分
夜間救急は高速道路のはるか先! 突然の娘の「腹痛」にてんやわんやした夜【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.16】
娘もすっかり小学校生活になじみ、コロナ禍での自粛生活にも慣れつつあった、ある師走の夜…
お風呂から上がり、眠りに就こうとしていた時に、それは始まりました。
■お腹が痛いと泣き始める娘
おなかが痛いと言い始める娘。
はじめは、ちょっと悪いものでも食べたかな? と夫とも楽観していました。
しかし、徐々にその訴えは強くなり、終いには泣き始める娘。
これは…ただ事ではない。
二年前の12月に娘が扁桃腺切除のオペで入院していたことを、つい先日、夫と懐かしんで話していたばかりでした。
そしてオマケに
夫「俺、ちょうどこのくらいの頃に虫垂炎、やったんだよね」
ヤバイやん。
ヤバイやつやんそれ。
娘には、おなかを触ると痛いか、手を離した時に痛いか。
痛いのはどの辺か、右か左か、簡単なスクリーニングをしたものの、その返事は泣きわめきながらの「右の方が痛い」
あーヤバイやつだこれーーー!!
とりあえず、病院に連れて行かなければ…
しかし、千葉に引っ越してから初めての救急外来。
スマホで調べてみると、なかなか近くに見つからない…
ど、どうしよう。
#7119で聞けばいいの…?
東京でお世話になった、#7119(救急相談センター)にかけてみよう。
……つながらない…?
千葉県、#7119やってない―――――
まさかの新事実。
埼玉と茨城は対応しているのに、なぜか千葉、やってない…。
必死に調べた結果、類似番号である救急安心電話相談というものを発見。
かけてみたところ、いくつかの病院の名前が浮上。
しかし、どこも微妙に遠い。
一つは、高速に乗らなければ間に合わない。(基本的に24時間対応ではない)
でも、そんなことは言っていられない。
娘の危機だ。
ひとつひとつ電話をかけてみると、「今、外科の先生しかいない」「検査できない」「おなかを触るしかできない」
結果、高速に乗らなければ間に合わない、小一時間かかる病院しかないという結果に…。
どうしよう…。
夫は明日も仕事。息子もいる…。
私が…私がいくしかない。初めての、夜間の高速で。
しかし、
夫「みーちゃんの危機だ!俺もいく!!」
(↑明日も5時起き)
こうして、まさかの家族四人真夜中ドライブが決定。
ドライブが大好き、そして高速道路が大好きな息子は瞳を輝かせながら乗り込み、私も泣き続ける娘に上着と靴下をはかせ、なんとか乗り込みます。
途中、何度もトイレに行きたがる娘。
水様便ではないものの…これは…漏らすかもしれない。
この先しばらくはトイレに行けない、という最後のパーキングのトイレで息子のオムツを一枚もらい、それを破り、ナプキンのようにして娘のパンツに挟みました。
私「いつ漏らしても、ええで」
ここでも泣き続ける娘は、トイレでちょっと排便し、車に乗り込みました。
漏らしてもいい。娘が元気になれば、それだけでいい…。
■娘に笑顔が戻り始めて…!?
ずっとずっと娘の背中をさすり続け、助手席の息子はいつのまにか良い顔で爆睡。
すると…
娘「お月様、動いてるね」
会話もままならなかった娘が、窓の向こうの夜空を見上げ、話しはじめました。
私「お月様じゃなくて、雲が動いてるんだよ。」
空を見る余裕が、出てきた…?
私「みーちゃん、痛いの治ってきた?」
娘「うん」
私「今、どのくらい痛い?」
なんと、先ほどのトイレで悪い便が出たのか、娘の顔に笑顔が戻り始めました。
時はすでに小一時間たとうとしているところ。
まさに高速を降り、病院は目前というところでした。
夫「……帰るか…」
私「…うん…」
こうして、ドライブだけ楽しんで帰る結果となったわが家。
娘はそれからすっかり元気になり、帰るとすぐに眠りにつきました。
そして翌日…
恥ずかしそうに言う娘。
いいんだよ。
みーちゃんが元気なら、それでいいんだよ。
ひたすら学校の近さを最優先にした家探しをしてしまいましたが、救急病院の近さも考えるべきだったと、今は反省しています。
なんにせよ、今回は大事に至ることがなく、よかったです…。
日本中、世界中が大変だったこの一年も終わりを迎えようとしていますが、おかげさまで、わが家はなんだかんだ無事に、笑顔で過ごすことができました。
来年も、皆さまのおうちにひとつでも多くの笑顔がありますように!
(たんこ)
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