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コロナ禍「新しい生活様式」を無視するママ友、義父母、夫にイライラ

Woman.excite / 2021年3月31日 21時0分

コロナ禍「新しい生活様式」を無視するママ友、義父母、夫にイライラ

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©yamasan - stock.adobe.com


長引くコロナ禍で、生活が一変した方も多いでしょう。子育てをしながら新しい生活様式に合わせて行くのも大変だと思います。お母さんは小さいお子さんがいるからこそ、子どもや自分が感染しないように細心の注意を払って生活をしていると思います。

しかし、感染予防の新しい生活様式と言っても、どこまで取り入れていくかは人それぞれ。自分はここまで気をつけたいけれど、他の人からはやりすぎと思われることもあるでしょうし、その逆もあります。

コロナ感染予防の感覚が違う人たちと、どううまく付き合っていけばいいのか? 頭を悩ませている人も多いでしょう。

■神経質? 非常識? コロナ禍でわかったママ友とのズレ
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© tatsushi - stock.adobe.com


先日、コロナ禍でママ友とどう付き合えばいいか悩んでいるというご相談がありました。

子どもを連れて公園へ遊びに行こうと誘われたけれど、正直行くのは気が引ける。飲食は避けたいけれど、子どもたちにねだられたらどうしよう。その時、手を洗うタイミングは?など、悩むことが多いのでしょう。

ここで一つの指針となるのが、「コロナの感染予防にはある程度、正解がわかっている」ということです。どう行動すればコロナ感染リスクを最小限に抑えられるか正解がわかっているうえで、「自分とは違うママ友の感覚に、どこまで譲れるか」のラインを見極めることが大切です。

例えば、お茶を飲みに行かない? と誘われた時「え、この時期に?」と感覚の違いに唖然として距離を置こうと思うのか、「だったら夜にオンライン飲み会でもしようよ!」と別の提案をしてでも付き合いたいと思うのかが一つの見極めラインとなるでしょう。

その際、注意したいのは「多数決に流されないこと」。ママ友グループ4人のうち3人が公園OKとしたから自分も…というのは多数に合わせているだけなので、そのママ友たちと今後も付き合っていきたいからというわけではありません。





■教育・しつけの押し付けはママ友トラブルの元
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© buritora - stock.adobe.com


前述のママ友とどう付き合っていくかの判断基準は「正解があること」に関してのみ通用します。

コロナの感染予防なら、マスクはする、手指は消毒する、家族以外と飲食はしないなどある程度正解がはっきりしていますよね。その場合は、ママ友と多少感覚が違ってもお互い正解はわかっているので、それが原因でもめることは少ないでしょう。

しかし、教育やしつけなど「明快な正解がないもの」に関しては、相手に合わせたり、逆に相手を自分に従わせようとしたりすると関係がこじれてしまいがちです。

例えば、コロナ禍で習い事や塾が対面とオンラインの両方がある場合、感染予防が第一だからと子どもにオンラインで受講させていると、ママ友から「対面授業のほうが理解度が上がるから一緒に塾へ行かせよう」と言われたとします。しかし、どちらがより習得できるか、成績が上がるかは、その子どもによっても違いますし内容によっても変わります。また、何を重要視するのかそれぞれの価値観が違うだけで、その行動が正しい、正しくないと判断できるものではありません。

それぞれがポリシーを持って行動しており、たまたまコロナ禍でその違いが明らかになっただけです。この場合、価値観のすり合わせは難しくトラブルの火種となりかねないので、無理に合わせる必要はなく、相手にそれを求めるのも厳禁です。

価値観が合わないママ友の誘いでも、無下に断り続けるのは相手を傷つけてしまうし、「価値観が違う」と言うのも角が立ちます。その場合は、「子どもがちょっとおなかの調子が悪くて」「最近仕事が忙しくて疲れていて」など、子どもや自分、家族の体調などを理由にやんわり断ってもいいと思います。

逆に、自分から誘う場合は「もし気になるようなら言ってね。全然断ってもらっていいから」と相手を気づかう誘い方をしましょう。特に、まだ仲良くなり始めで相手の価値観がわからない場合は、そうやってどこからOKなママなのかを探るようにするといいですね。

■コロナ感染予防に無頓着な義父母、夫はどうする?
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© milatas - stock.adobe.com


価値観の違うママ友なら、少しずつ関係をフェードアウトしていくこともできますが、夫や義父母、実父母ではそうはいきませんね。

高齢者の場合、コロナに感染したら重症化しやすいからとすごく気をつけているタイプと、逆に無頓着で子どもや孫に無遠慮に会おうとするタイプと二極化しているように感じます。

後者の場合、コロナの感染予防に何が正しいかを伝えても「神経質すぎない?」「大丈夫、大丈夫」となかなか理解してもらえないことも多いでしょう。

それなら、嘘も方便で「子どもの園で濃厚接触者が出て、もしかしたらがあるかも…」「夫の会社に感染者が出たみたいですよ」などと、暗に「今会うと危険ですよ」と伝えて先手を打つのも一つの手です。

家庭内感染が多くを占めるコロナでは、夫の協力も不可欠です。しかし、リモートワーク可なのに夫が会社に行こうとする、外出時のコートや持ち物をリビングへ持ち込む、手洗い・うがいを習慣としてくれないなど、感染予防に無頓着な夫は多いようです。その場合、徹底的に妥協点を話し合ったほうがいいでしょう。

男性は職場のルールに影響されやすい傾向にあり、感染予防ルールが厳しいところなら家庭でも厳しく、適当なところなら家庭でも「ま、いっか」で終わらせてしまいます。もし、飲み会や集まりが好きな夫なら、「自分は賛成できない」というきっぱりとした意思表示を妻はすべきでしょう。

夫がなかなか行動に移してくれない、話し合いに応じてくれない場合は、感情にうったえるより目に見える形で示す方が伝わりやすい場合もあります。例えば、子どもの園や学校で指導があったと感染予防ルールをもうけてはいかがでしょうか。

このコロナ禍は、誰もが感染する可能性がある状況ですから不安に感じることも多いでしょうが、自分の判断を信じて行動するしかありません。そのため、人との付き合いの「許せる・許せないライン」と価値観を家族で共有しておく必要があります。





(佐藤栄子)

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