過度なダイエットを経験した私が「子どものダイエット」について考えること【3姉妹DAYS Vol.32】
Woman.excite / 2022年3月17日 12時0分
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過度なダイエットを経験した私が「子どものダイエット」について考えること【3姉妹DAYS Vol.32】
こんにちは! あん子です。
今回は子どものダイエットについて、私の実体験をもとに話をしたいと思います。
■ダイエットにのめり込んでいった学生時代
学生時代の私は、身長156センチに対して体重が31キロでした。
そのことを長女に話すと
「そうそう!
食後に青のりついてないかしら~ なんてつい使っちゃうやつ~…
って、私ヒューマンっ!!」
と反射的にノリツッコミしてしまいました。
すみません。話を戻します…。
今思えば、多分、私は拒食症だったんだと思います。
ダイエットを意識するようになったのは小学校の高学年になったころから。
何がきっかけか? と聞かれたらよく覚えていないのですが
次第にハマっていったんだと思います。
当時、私は体重が40キロをこえてしまうと、ものすごく太っていることだと思っていました。
この考え自体、おかしいんですけど、当時はそんなこと全く思わなかったんです。
から揚げ、ハンバーガーにトンカツなど、「おいしい~!」と思う食事なのに…、すぐに口内炎ができ、その当時お肉の臭みが苦手で食べたいとも思いませんでした。
食事の量は、家族の中で一番少なかったと思います。
学生時代、両親や友だちは、単純に「好き嫌いが多い子」「少食な子」だと思っていたと思います。
毎日夜走ったり腹筋をしたり、運動もたくさんしていました。
さらに父親の家系が痩せ型の家系だったので「父親に似たのだろう」というのもあり、両親は体型のことで何も言わなかったのだと思います。
■ランチへ行ったときに気づいた危険
社会人になりひとり暮らしを始めてからは、一日にチョコレートをひとかけら食べるだけ…そんな生活になっていました。
ある日、会社の同僚とランチにカレーを食べに行ったときのこと。
カレーを見たら、気持ちが悪い…。
ご飯をほとんど食べない日々が続いていたせいか、自分の体が食事を拒否しているようでした。
ふと、このまま食べ物を受けつけなければ、どうなってしまうんだろう…と思いました。
そういえば、なんだかここ最近ボーっとするし、フラフラ宙に浮いた感覚もする。寝ているときも骨が当たって痛い。そんな状態なのにお腹は全く空かない。
このときはじめて、死の恐怖を感じました。
そしてもうひとつ。
高校時代の友人に久しぶりに会ったとき、彼女が想像を絶するくらい痩せてしまっていて、その姿を客観的に見たことで、自分も同じように危険な状態なのではないのかと気がついたのです。
それからお粥などから食べ始め、少しずつ食事をとるようにしていきました。
友だちも実家に帰ったことで以前の体重に戻ることができたみたいです。
そこまでを娘に話し、こう伝えました。
「成長期の子ども時代に無理にダイエットしたら、身長も伸びなくなるし、便通はおきないし月経が止まったりするリスクがあるんだ。行き過ぎたダイエットは命に関わるケースもあるんだよ。
お母さんの学生時代の話を反面教師として考えてほしいな。人生の最期に、あぁ…たくさん美味しいものを食べた人生だったなと思いたいと、今のお母さんは思うよ」。
そう伝えると娘は一瞬フリーズしていましたが、
「身長伸ばしたいから、過度なダイエットはしないよ」
と言ってくれたことに安心しました。
拒食症は誰がなってもおかしくない病気だと思うとともに、本人に痩せているという感覚がなく、他人から指摘されてもなかなか受け入れにくい難しい病気でもあると思います。
ダイエットをする前に、まずはそんな病気があるんだと知ることも大切なのではないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
(あん子)
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